パカラッパカラッパカラッ、蹄が足音を鳴らす。
パカラッパカラッパカラッ、石畳を駆けていく。

清水洸汰の愛パカ、パカおが今日も、混沌のどこかを歩いていく。

まぁ確かに俺の世界は平和な所だし…良い所なのは間違いないはずさ。いつかみんなと一緒に訪れたりできたらいいんだけどなぁ。
確かにあの世界はやばかったな…外の世界もめっちゃすげぇことになってたし…（放り投げられた後の事を思い出しつつ）確かに良い思い出も多かったな、…サバイバルとか邪神回りとか普段じゃ味わえねぇようなこともしたし…（あれは大変の気持ちが強かったけど…新鮮だったのは確かだろう）

めっちゃ謎が多いよなぁ
あぁ、俺のアバターとジェックとで解析できたからどうにかしたらいい相手は確認できたが…、確かに気にしてたな、……清水博士、そういや何を研究してるんだっけ？
そもそも姉ヶ崎の奴にどうやって会えばいいのか、どう対処すりゃいいのか、が分からねぇからな…多分レイヤーっつぅか、アストラルレイヤーとか言うのが鍵だと思うが……（むむむと悩みつつ）
エイスたちの居るレイヤーに行く方法なぁ・・・罅入ったタイミングでバグったような言語が俺たち側に聞こえたんだし…その罅の中に入れば行けるか…？

あぁ、了解、其々一個でいいか？それとも複数いるか？
（支払う様子を横目で見つつ、クリームパンとフランスパンバーガーを其々袋に詰め、君へ手渡そうと）