PandoraPartyProject

ギルドスレッド

宵闇の森

【個室】舞の小屋 宵闇の魔女の家

コンコンコンと魔女の小屋の玄関扉についたノッカーが鳴らされました。
「あら何かしら、お客様?」

玄関扉を開けて、宵闇の魔女、夜剣 舞が顔を出してお客様を出迎えます。来訪者と宵闇の魔女は、幾らか言葉を交わしたり、交流を行います。
そして最後に、宵闇の魔女は云いました。

「ここは宵闇の魔女の家。ーーつまりは、私の小屋よ。よく来たわね。」

そうして、そうして、もしかしたら、こう言葉を続けるかもしれません。

「何のおもてなしもできないけれど、少しだけ……せっかくですもの。うちに上がって行きますか?」

ここは宵闇の魔女の家。ちょっと彼女、夜剣 舞との交流を、楽しんでいきませんか?

***《ここでできること》***

あなた(PC)は【宵闇の魔女】夜剣 舞の小屋を訪れたお客様になって、私(PC)、【宵闇の魔女】夜剣 舞と交流するRP(ロールプレイング)ができるわ。

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(コンコンとノックを鳴らす)
姉さーん。遊びに来たよー。開けて~!
(キィィ――ときしむ音をさせて開く木造扉。にゅっと細い腕が伸びて、真の手をつかんで引きずり込む。
鈴が鳴るように可憐な女性の声が静かで理智的な響きを伴う声音で云った)

入って。
うおっ!?! (驚いて声をあげ、姉の上に倒れ込まないようにたたらを踏む。)
おっとっと。……訪ねて早々、いきなり引きずり込むなんて、大胆だね、姉さん。
だって、あなたと会うのも秋のゼシュテル芋掘り以来。――久しぶりなんですもの! これくらい良いでしょう? (再会が嬉しくて真に抱きつく)
(ぎゅっと抱きしめ返す)
俺も姉さんに会いたかったよ。
今日はね、いつも通り、姉さんの食料品や生活必要物資を手にいれてきたよ。姉さんに似合いそうな綺麗なお洋服や可愛いアクセサリーもあるんだ。お試しに着けてみてよ。ね? お願いしますよ。頼むからさぁ。
あなた、またなの!?
私にそういう贈り物は要らないって、云ったわよね???
(小首を傾げる、とろける様な極上の笑み。ただし、愛情深く優しい瞳の奥には狂気が見えかくれしている)
だって、俺が見たいんだ。ダメ、……かなぁ?
あなた、それ、やめなさい。
私以外にその顔を見せちゃダメよ。――いいえ、見せないで。あなた、今、他人様に見せられないくらい、綺麗で凄みがあるこわい笑顔をしているわよ。
えっ!? ウソッ!?! (自分の顔をぺたぺたと手でさわり、戻れ戻れと念じて顔を弄る)

だって姉さんが悲しいことを言うからさ~! (うりゅっと涙を目ににじませる)
バカ、真。
(あまりの変わり身に笑って、腰に手を当て、弟を叱咤する)
お姉ちゃんはね? あなたの散財癖を知っているから、あなたを心配して云っているのよ!
私に何か贈り物を持ってくるくらいならば、あなたは自分にお金をかけなさい。ああ、ほら、また、こんなところに土汚れやマントの裏に継ぎはぎしてっ! モノを大事にするのは良いけれど、いい加減、この服も限界でしょう? そろそろ新しい衣服に新調したら?
(ムッとして)
バカなのは、どっちだよ! バカッて云った方がバカなんだよ、姉さん阿呆なんじゃない?
この服はまだ着られるんだ!! だから良いんだ!! まだ着るんだ!! この継ぎだって、自分では上手にできたと思っているんだ。だから、良いんだよ! この服はお気に入りの一着なんだからっ!! ゴスロリや黒服ばっかり好んで着る姉さんには、この服の良さはわかるまい。(フフン)
(カチーンときた)
ええ、ええ、わからないわよ。姉さんの服の良さをあなたがわからないように、私もあなたのアンティーク趣味と可愛さと綺麗さへのこだわりがわからないわ! なぜ、そんなに、綺麗で可愛いにこだわるのよ。あなた、カッコいいんだから、もっとカッコよく攻める格好をしたら良いじゃない!??

あなたが私に自分好みの服を勧めるんだったら、私もあなたに自分好みのカッコよくて素敵な服を勧めるわ! (スチャッ。引き出しから事前に弟へ買っておいた服一式を詰めた、紙袋を取り出して、弟に見せる)

つべこべ言わず、着て。あなたにぜったい似合うから!!
なっ!?!?!! ? !!
(口をパクパク開いて何かを云おうとするけれど、姉の勢いに負ける。顔を紅潮させて、こちらも鞄から紙袋を取り出して姉の眼前につきつける)

それなら、お前もこれ、着ろよ!!!!
姉さんにぜったい似合うと思って購入したんだ!! ぜったいに綺麗で素敵だと思うから!!! 俺の姉さんは世界一素敵で可愛くて綺麗なんだよ!?!! 綺麗で素敵でいてほしいの!!! わかって!! つか、わかれ!!?!
いつも通り、この服のカラーは、姉さんの好きな黒!!! 黒を基調としたカラーコーディネートのお洋服だ!! 面倒くさがらずに、アクセサリーまでつけろよな!?!!
つか、アクセサリーをつけるのに、手間取るんだったら、俺につけさせろ!! 否、むしろ、つけさせてください、お願いします!!!!
気軽に貢いで気かざれる身内の最高の推しに、今回も俺に貢がれてくれよ!!! 我が愛しの推し!! 最愛の御姉様!!!!
あら、ありがと!! でも、忘れないで。
あなたも私の推しだって、云うことをね!!!

あれは保育園に通っていた最後の夏の頃だったわ。

あなたは私の前に女装して現れた。私の服を着てね!
その可愛さと可憐さといったら、なかったわ。それからあなたはたびたび、私の服を着て、女装して、私と母を喜ばせたわ! だって、私達と『お揃い』を嬉しがる幼いあなたは、とても可愛くて……!!! フォルダがいくらあっても足りなかったと、お父さんが後で苦笑しながらぼやいてたの!! それくらい、可愛いかったの!!

昔はね?

私のことも、『ネェネ、ネェネ』って後ろをついてきて、そりゃもうっ、一緒にどこでもいきたくなるくらい、可愛くって、そ・れ・が!!!
成長してきたら、あの可愛さはどこへ!?!! 武術まで身に付けちゃって、あの可愛さはどこへ!!?! もう、最っっっ高じゃない!!!
推しにするしかないでしょう!!?!

それが、気軽に着飾れる弟なのよ!?!!

もう、……カッコよくするしかないわよね……ふふふ。(頬に手を当てて笑う。自分にと弟が持参した紙袋を受けとる代わりに、自分も紙袋を弟に押し付ける)

とりあえず、ソレはうちにあっても邪魔なだけだから、引き取りなさい!
ぜったいにあなたにあげたいの。
(姉が自分に見繕ってくれたのだろう、お衣装が入った紙袋を受けとる)

なんだか釈然としないな~。結局、姉さんも俺と一緒じゃないか。(唇をつーんと尖らせてすねる)

食料品とか、片付けていくよ。
あら、ここで着て見せてくれないの?
お姉ちゃん、楽しみにしてるのに。(期待を込めた眼差し。自分よりも背が高い弟を下から見上げて首を傾げると、長い黒髪と宝石をあしらったイヤリングが揺れる。
嫌だよ、恥ずかしい。
姉弟といえども、異性なんだから。
姉さんが俺が贈った服に着替えるなら、俺も着替えるケドね……
それじゃ、ファッションショーといきましょうか。……着てね?
(苦笑)
はいはい。
せっかくだから、カメラで写真も撮影しようよ。
さて、どちらに行きましょうか。
奇数で説得。偶数で戦闘。ほいっ!
7
あら、奇数! 女の子の説得に向かいましょう。医者として、不老長寿の魔女として、雪を降らす魔女さんに語り掛けに、参りましょうか。
(からかたからと糸車で糸を紡ぐ)
今年の蜘蛛の子様は、良い糸を紡いでくれたわ。本当に良質で惚れ惚れしちゃうわ。……良い輝き。染め粉の魔法は、どの色を仕入れて差し上げようかしら。この子に似合いのお伽噺を紡いで差し上げたいわね。
(からかたから、かたからから、足踏み糸紡ぎの歯車が回る)

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