PandoraPartyProject

ギルドスレッド

待ち惚けの館

【来客RP】雨の日に

別に特別なことは何もない、いつもと変わらない日。
アルヴァから招いたのかは分からないが、何故かシキが家に来る日だった。
不運にも外は雨が降っていて、立地の悪いこの館をシキがちゃんと見つけれるか心配な彼は、窓から外を眺めている……。

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……どこかで待ち合わせて案内するべきだったか?
(散らかっていたものを全て自室に押し込み、物という物がなくなったリビングルーム。この場所は雨が降りやすいことを失念していた雑種犬は、心配そうに窓の外を眺めて呟いた)
(窓の外を眺めているとすれば、その姿が目に入るかもしれない。
うろうろと歩く小柄な女。遠目からでも紫髪が目立つ。)

ここらへんで…あってるかな?
いや、この辺り以外になさそうだしねぇ?
…雨、だなぁ

(レインコート代わりにしていたマント。そのフードの下から空を見上げる。
空はどんより雨空で、できれば早めに屋根の下に入りたいなと辺りを見渡す)
遅いな。でも入れ違いになるとマズいし……。
(少し心配そうな表情を浮かべるが、まだシキの姿は見えない。
考えた結果、心配が勝ったのか椅子に掛けていた上着を着て玄関の扉を開けた)

……ん?
(飛び上がろうとブリンクスターを起動させた時、垂れた耳がピクッと動く。
足音は聞こえるが、木々と雑草が生い茂ってシキの姿は見えない)

やれやれ、後で少し整地しないとマズいな……。
――シキ、いるか??
(小さな声で呟いた後、雨音の中でも聞こえる程度の声で足音の方へ呼びかけた)
…アルヴァ?

(声が聞こえた、気がする。きょろきょろと辺りを見渡してもアルヴァの姿は見えない。)

とりあえず声のした方に……。
…あ、アルヴァ?迎えにきてくれたの?

よかったぁ…

(声のした方に歩いていくと、すぐに見える見慣れた姿。
安心したような、ほっとしたような笑みを浮かべて、アルヴァに声をかけた)
ああ、この辺でシキの名前を呼ぶのは俺しか居ない。
悪かったな。シキがこの場所を知らないことを失念していた。
(軽く草を払いながらシキの方へ歩み寄ると、少し濡れた頭を右手でかきながら言う)

雨も強くなってきたし、もうすぐそこだからさっさと行こうぜ?
昔は貴族の隠れ家だったもんだから、近くまで来てもすごい分かりづらいだけなんだ。
(草木をちゃんと掃えば、それよりも大きな木々に囲まれた館が目に入るだろう。
傘すら持ってこなかった彼はあまり濡れたくもなかったのか、足を速めて館の方へ歩き出した)
気にしないでよ、私も先に詳しく場所を聞いておけばよかったねぇ
…ごめん、アルヴァまで濡れちゃった
(レインコート代わりにしていたマントを脱ぐと、ぽふりとアルヴァの肩に掛けようとして。
アルヴァが歩き出せば、その後ろからついていくだろう)

そうなんだ、隠れるには便利というやつだね
着いたら暖かいお茶を貰っても?
気にする必要は無い、犬は水と寒さに強いんだ。
(すぐそこだから大丈夫と手で制しながら、時々シキを確認しつつ館まで歩く。
足早に屋根の下に入ると、自分の髪をわしゃって水滴を落したり、尻尾を振って水を払ったり)

勿論だ、今日は冷えるし暖炉もすぐに用意する。
(そう言って玄関の方まで誘導し、大きめの扉を開いて待つ
三階建ての大きな屋敷だが、二階に位置する外壁には何故か扉が……彼専用の出入り口だろうか)

(扉の先はリビングと繋がっている玄関、ほぼ木製。
来客をもてなす場所でもあるのか、大きめの机に小さなキッチン。アルヴァが住んでいる場所にしてはそこそこお洒落に見えるかもしれない)

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