その瞳は総てを見通し得る。可能性を望み、実現の道を視る。故に『最善』の筋を識るも、魂が肉体に囚われた人の身なればそれら総て叶う事は能わず。見える物すらも掬えぬのならば、其れは恐らく地獄であろう。

人は皆此の世と言う一つ蓮華の上にて身を寄り合わす。なれば、なればこうして出会うも多生の縁ではなかろうか。縁が先か、振る袖が先なのか、それは些細な事である。

柔らかく、心を鎮める様な香りを持つ香油。安らぎと平穏は視野を広げ、可能性をも広げる。

嘗て鬼を斬った妖刀は何の因果か其の鬼へと渡る。 人から鬼へ、そして鬼から人へ堕ちたと自覚した時妖刀は唯の刀へと姿形を変えた。 然し其の閃きは、妖刀であった頃よりも業に満ちている。

屍山血河へ向かわんとする際に着込む戦装束。 死をも厭わぬその心は、只々斬る事のみを追い求める。 例えその一太刀一太刀が己を破滅へと追い遣る閃きだとしても。

此の身朽ち果てるまで刃を振るう

朱呑（しゅてん）童子と呼ばれた人の血を啜る悪鬼を斬り伏せた逸話を持つ大太刀。それ以来斬った相手の血を吸う赤い刃の妖刀と化した。柄頭に錫杖を模した装飾が施されており、抜刀しなければ刀には見えない。

服用する事で一時的に戦意を上昇させる薬。依存性は恐らく無い。

不吉な事から身を護ってくれる護符。赤い墨のような物で文字が書かれている。

何かを練り合わせて作られた丸薬。一時的に体力が増加する。脳天を突く様な凄まじい味がするので噛まずに飲み込むが吉。

虫等を練り合わせた丸薬。想像を絶する程不味いが一時的に筋力が増加する。

薬草等を練り合わせた丸薬。非常に苦いが集中力の増加と若干の滋養効果を得られる

悪路や雪上を安定して移動する為に１９本の爪が付いている鎖。靴に巻き付けて装着する為、従来のかんじきよりも動きを阻害しない。踏ん張りが効くようになるので軽妙な動きを補助する事にも用いられる。

丸みを帯びた石。極稀に宝石も混じっている。様々な装飾品に利用できる。

何かの肉。その辺に置いておくと獣が寄って来やすい。食べられるが食べない方が良い。

戦闘の際に動きを阻害されない様に設計された武僧用の僧服。

神聖な木を伐採して作った材木。罰当たりだが武具の材料として優秀。殴る為にも使える。

武器を鍛える為の金属。敵を殴る為にも使える。