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街角の秘密基地

【雑談】ローレット・ルーレット

「うーん、どれにしようかしら……」

ローレットに設置された掲示板の前で、ヴァレーリヤは悩んでいた。
掲示板には、依頼の概要が記された書類が、掲示板を埋め尽くさんばかりに貼られている。
といっても、先日の天義のような大事件が発生しているわけではない。
内容は、農家の手伝いから邸宅の掃除、商人の護衛、街の近くまで迷いでてきた猛獣退治といったささやかなものだ。伝説の埋蔵金を探すなどという、夢とロマンだけで膨らんだ風船のような依頼もある。

「これから暑くなるから、できれば砂漠に行くのは避けたいですわよね」

場所は様々。

「かと言って、これは内容と報酬がちょっと……。ていうか、お金持ちの商人ならもっと報酬を出しなさいな!」

報酬も様々。
どのような依頼でも受けるのがイレギュラーズの理想の姿と言えようが、できれば報酬が高く、自分の好みにあった依頼にしたいのが人情というものだ。

「あーあ、どこかに良い依頼がないかなー」


■補足説明
・ローレットをテーマとした雑談スレッドです。依頼を受けに来たところかも知れませんし、依頼の結果を報告に来たり、その祝勝会に戻って来たりしたところかも知れません。
・絡むも絡まないも自由、ぽつっと呟くだけでも構いません。どなたでも参加OK!利用方法はご随意に。

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あら、私も少しはお役に立てそうですわね。
ふふ、それではお互いに助け合う魔術の勉強会ということで!
でも確かに考えてみれば、深緑って木々に覆われているから、ちょっとした日常の用途以外では炎の魔術を使えないのですわね。成る程、これが異文化コミュニケーション……
ザントマン騒ぎで深緑に里帰りしている間はあまり使う機会がないかも知れないけれど、炎の魔術、飛行魔術には負けるかも知れないけれど、覚えておくと結構便利ですわよ。
寒い場所で暖を取れるのは勿論、狩りの獲物をBBQにもできますの!(えへん、と胸を張り)

そうそう、そのバーバ・ヤガー!
ゼシュテル人なら、誰もが子供の頃にそれを聞いて震えて育つ童話の怪物!
一説には、ゼシュテル人から見て得体の知れない深緑人をモデルにして創作されたとも言われているけれど……(アレクシアをちらりと見る)
それは火種を撒きそうなのでさておき、そう、あの人、本当にできるまでやらせますのよ!一度なんて、本当に夜が明けるまでやらされましたもの。いいことアレクシア、あの人の前で、『〇〇ができるようになりたい』なんて、絶対に言ってはいけませんわよ!

あら、ありがとう!素敵なエスコート、期待していますわね王子様?
木々で囲われた美しい宮殿まで、どうか私を連れて行って下さいまし。
お酒の強さは……うーん、そうですわね。毎晩少しずつ飲めば強くはなると思うけれど、元がものすごく弱いとあまり変わらないとも聞きますの。
ちなみに、どのくらい飲んだら眠くなってしまいますの?このくらい?(小さめの樽のサイズを身振り手振りで示しつつ)

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