ギルドスレッド
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街角の秘密基地
ううん、本当は秘密が漏れる口は少ない方が良いのだけれど、独りでいるのも飽きてきたところだし、丁度いいタイミングかも知れませんわね。
それで、何かお土産はあるのかしら?こんな絶好のサボりスポットですもの。
使用料はそれなりにお高くてよ?(お金のジェスチャーをしつつ、催促するような視線を向ける)
それで、何かお土産はあるのかしら?こんな絶好のサボりスポットですもの。
使用料はそれなりにお高くてよ?(お金のジェスチャーをしつつ、催促するような視線を向ける)
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上機嫌な鼻歌が響く。ポットからお湯が注がれるのに合わせて、ゆらゆらと赤毛が揺れる。
ティーストレーナが取り除かれ、カップの側にママレードジャムが置かれる。
「いやあ、お仕事をサボって飲む紅茶は最高ですわねー。……これで、お茶菓子があったらもっと良いのだけれど」
手土産を……もとい来客を期待して門の方へ目をやる。
彼女の望みが叶うかどうか、それは神のみぞ知る。