PandoraPartyProject

ギルドスレッド

未来超仰天実験室

Arcanum

●あらすじ
キミ達はそれぞれの理由でローレットを訪れた。
キミ達はそれぞれの事情で時間を持て余している。
キミ達はそれぞれの思惑でもってカード遊びに興じるだろう。

●今回のカードの特徴
それは高価そうに見える。
それは色付き硝子のように薄く透通っているが、裏の模様を見透かせない。
それは『語り手』の敗北を検知すると曇ってしまう。
それは『聞き手』の敗北を検知すると淡く輝く。
それは誰かが勝利すると、全てのカードが勝者の手元で束になる。

●ルールへのリンク
https://rev1.reversion.jp/guild/818/thread/14878

●特別ルール:カード指定
自PCが引くカードを、乱数に頼らずPL自ら指定してよい。
これは各PLごとにゲーム中1回まで使用できる。

あとは所詮ゲームなので「泣きの1回」を要求したり、フランクに。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
【順番決定】

以上がこのゲームのルールだ。
要するに「面白い話で相手を引き込めば勝ち」「話に引き込まれゲームを忘れたら負け」。
そういうゲームだ。難しくはない。
(こなれたように説明を終えて、テーブルの上にカードの束を置いた。
 『真実』のカードたちはすでに魔術を起動され、『語り手』の言葉を待つように、濡れるようにその表面を揺らめかせている。)


で、質問や確認はあるかい?
このゲームに賭けを持ち込むなら今のうちに頼むよ。
6
【順番決定】

ナルホド……トニカク「オレのすごいところ」ヲ言エバ良イノカ! 簡単ダナ!

トコロデ……ナンデ「プリンや筋肉のカード」ガ無イノダ?
(カードを確認しながら、“素晴らしいもの”を語るならば有って当然では無いのだろうか、とでも言いたげに首を傾げている)
53
知らんよ。
このカード作った奴はインドア派で甘味に興味なかったんじゃね?
知らんけど。
【順番決定】

へぇー、面白そうなゲームだな。カードを取り出したから、てっきりババ抜きでも始めんのかと思ったけど、不思議なカードもあるもんだな。
それにしても何でできてんだろこれ。硝子か?

(「旅人」の視点からは、奇妙にも見えるそのカードの質感を試そうと揺らめく表面に指を伸ばす)
84
それもわからないね。
そういう魔法が仕掛けられてる、のだろうけども。
あいにくそっちはボクの専門じゃあないんだ。
もうちょっと出来がいいカードだとよりパーティ向けの凝った演出をしてくれるらしい。
【順番決定】

拙者はてっきり、花札でも興じるのかとばかり。
しかし、不思議な札に御座るな……硝子っぽいのに、透けて見えぬとは。
磨り硝子の様なもので御座るかね?

(不躾に色んな角度から山札を見る浪人)
(例えるなら、田舎から上ってきたばかりのおのぼりさんの様)
9
どうなんだろうね。
実のところ貰いものだからそれほど詳しくないんだ。
この見た目ひとつで相手の興味も引けて、話題作りにもなるから便利だな程度にしか見てないが…… ここら辺の背景はボクが「そういう札」でも引いたときに話そうか。


折角だから引いてみたらどうだい。
先行が有利なゲームでもあるし、今回は慣れてるボクは最後でいいよ。
(ミヅハがカードに触れている様を眺め、そう促す)
お、いいのか?
じゃあ俺から時計回り、俺→プリン→幻介→セレマの順でいこうぜ。

さーて、どんなカードが出るか……
27
(テーブルに置かれたのは獅子を踏みつける人物が描かれたカード)

なんだこれ?……んー、征服、かな。
難しいな。なんかあったっけこういう系のエピソード……
征服、と言えば年頃の少年であれば誰もが一度は考える、やりたくなるものだな。
ゲーム、遊具、場所、いろんなものを「これは俺のものだ!」なんて意地張って喧嘩して。

そんな頃は俺にもあったんだよな……
俺の場合は、場所だ。
これはまだこっちの世界に呼ばれるずっと前の話。

俺の家の側には山があったんだ。もちろん小さな山だ。住んでいた土地は練達に似た所で、その小さな山が俺の遊び場だったんだ。
物心ついたときから歩き回ってたもんだから、まぁ詳しかったさ。家族や友達にも自慢してたくらいだしな?
だからある日俺はこう思った。『俺はこの山を征服したぞ!』ってな。

その次の瞬間木の根に躓いた俺は崖を転がり落ちたのさ。
「足元を掬われる」とはまさにこのことだ。幸い大きな怪我こそなかったが、転がり落ちたのはいつもは入らない獣道の先。
どんな山でも人が入れる場所ってのぱ限られてるもんだ。それなのに俺は知ったかぶって鼻高々に自慢してた……その事に初めて気が付いた──っていうちょっと恥ずかしいエピソードだな。
ま、ちょっと難しいカードだったから趣旨からはズレちまったかも知れねーけど。俺にとって『征服』『征服した』なんてのは躓く5秒前って意味だ、って話だな。驕れるものも久しからず、なんてよく言ったもんだ。

んでこっからどうするんだ?真実を語ったつもりなんだが……カードが光ったりするのか?
(カードを持ち上げ、変わった様子がないかじろじろ見つめている)
変化がないってことは大丈夫ってことだよ。
キミは『語り手』として嘘偽りなく『真実』を語り終えた。
征服のカードはキミ自身が為した『真実』として持ち札となる。

で、ここからは『真実』に対して質問を投げかける番だ。
キミは『聞き手』の投げかける質問に対して、嘘偽りない回答をしてもいい。
ゲーム全体を通して4回の質問を『聞き手』から引き出せばキミの勝ちだ。
特に聞きたいことがなければ質問を投げかけなくてもいいから、他人を引き込む話選びや、あえて詳細に語らないことで質問を呼び込むセンスが必要だ。
まあ特に何を賭けてるわけでもないから気楽にいこう。
……しっかし、白枠ね。引いたのがボクじゃなくてよかった。
苦手なんだよなそれ。
しかし、その話を聞くと……明日の我が身、といった心境になるで御座るな。

油断した所をばっさりと斬られる様な……教訓としては申し分無い経験だったのでは御座らぬか?
そのお陰で、今もミヅハ殿は「もし」を考えて転ばぬ先の杖として行動しているのではないか、と思うので御座る。
オレハ杖ガ無クテモ平気ダゾ! ダッテオレガ転ンダラ、道ノ方ガ砕ケルカラナ!

トコロデ、気ニナル所ガアレバ質問シテ良イノダナ!?
ソレナラ、「そんな頃が俺にも会った、とは……今はもう成長したからそういう事は無い」ト言ウ事カ?
(純粋な興味の目を向けている。幼少期の存在しないロボットとして新鮮な価値観であるようだ)
『征服』なんて普通はあんまり意識しないもんな。王サマとかならもっと面白い話も聞けるんだろうけど、俺はこのくらいだなぁ。

あはは、そんな大層なもんじゃねーよ。まあ教訓といえば確かにそうだな、あれはいい経験だったぜ。
道が砕ける……?(胡乱な目を向けかけ、ふと先ほどの自己紹介を思い出す)
あー、レガシーゼロって言ってたっけ。体が丈夫だとそういうこともあるんだな。へぇ……

あ、質問だな。悪い悪い。
『そうだ』、あの経験から……まあ学習したというか成長したというか……そんな感じだな。うん!
プリンは──っていうかレガシーゼロは成長とかはしないのか?
(産まれた時からそうなのだろうか?と問いかけているようだ)
そう思えてるのであれば、それはお主の血となり肉となっている証であろう。
その時は痛い目を見たと思うやもしれぬが、後々になってこうして「良い経験」と思える様になったのなら、尚更な。

(ふ、と笑みを見せる横顔は、侍というより……人生の先達、教師という様な面持ちであった)
ま、まあ俺の恥ずかしい思い出はこれくらいにして、次だ次!

プリン、アンタの番だぜ。ほどほどに面白い話を頼む。まだ1週してねーからな!
オレハマッチョ☆プリン!
産マレタ時カラズットオレダ!
(ふんす、と胸を張って自己を象徴する)
デモ、友達ノレガシーゼロニハ色々変ワッタリシテルヤツモイルゾ!腕ヲドンドン新シイノニ変エタリトカ!
(コレハソイツカラ貰ッタ古イ腕ダ!と言って綺麗な女性の左腕?をチャカチャカと振っている)

オット! オレノ番カ!
任セロ! コノマッチョ☆プリンナラ、幾ラデモ凄イ話ヲシテヤル!
16
(ウオオオオ!と雄叫びと共に山札から一枚のカードをひったくる)
(乱暴だったせいで残りのカードが何枚かビシャア、と散らばった)
穴二、ネズミ……ナルホド!『発見』カ!
──発見といえば、探し物を見つけた事も言うのだろうがコレは青・知性を暗示するカード。つまり新たな気付きの類いを話すのが相応しいのだろう

──故に彼、マッチョ☆プリンはある新たな『出会い』……「ライス」について語る事にした
〜回想シーン〜
──まず、彼にとって自分は一番の存在である。自分こそが一番であり、プリンやマッチョはそんな自分を現す言葉であり象徴だ

──故に、食べ物といえばプリンが一番であるし、最も強いものはマッチョ。そう認識している
──だが。その認識を少し、改める出来事があったのだった……
──その日、彼は豊穣を歩いていた。甘いものに反応する己のギフトに従って、なんとなしに散歩をしていたのだった。
──そこで、あるもの……いや、者を目にした
──マッチョだ。ご飯頭のマッチョが稲刈りをしている。
──見事に鍛え上げられた肉体を、ふんどし一丁で惜しむ事なくさらけ出し。その場の誰よりも速く上手く、せっせと稲を回収している

──そのご飯マッチョ-名をらいす♨︎ばるくと言うらしい-は彼の視線に気付き、声をかけてきた。ご飯に興味があるのか、と
──この時点では、その問いに対する答えは「無い」というのが真実だったのだろう。当然だ。彼にとって食べ物といえばプリンであり、プリンこそが食べ物だ。他のものを入れる余地など無かった。
──だが、見事なマッチョであるらいすが見るからに入れ込んでいる食べ物……故に、彼は問うた。「ゴハントハ、美味シイノカ」、と。
──そこからは怒涛の勢いだった。らんすからものすごい勢いでご飯の魅力を語られ、彼のお城-この土地の殿さまであったらしい-に連れて行かれ、ライス定食なるものをごちそうされた

──はじめこそ、確かに悪くはないがプリン程ではないと思いながら食していたが、ふと思い立った。
──自分はプリンとマッチョ。二つの凄いものを掛け合わせる事で己の名とした。そこにライスを加えたら……?
──その考えは当たりだった。プリンと一緒にライスを食べると、新たなハーモニーを生み出したのだ。プリンの口溶け、ライスのつぶつぶ食感。二つの混ざり合う甘み。
──その後、「プリンとライスどっちが主食なのか」で少しばかりらんすと揉めたが、意気投合し違いに新たな道を開いて、彼は帰ったのだった
──プリンとマッチョ。そしてその二つを併せ持つ自分こそが一番。その考えは今でも変わってはいない。だが彼はライスと出会って気づいたのだ。
──世の中は、決して「一番」と「それ以外」だけで別れているわけではない。一番に迫るもの、一番と合わさってより高みに上り詰めるもの……そういうものが溢れているのだと
──故にこれは、「自身がやり遂げた」「発見」の話しである
〜以上回想終わり〜

ソノ後、オレハ新タナルモード……コノ「マッチョ☆ライス☆プリン」二目覚メタノダ!
アトライス♨︎バルクカラ「稲ふんどし」貰ッタ!
(バァーン!とご飯衣装を披露する)
(カードには特に変化がない)
ツッコミどころをこれでもかと並べ立てて、相手の心的動揺を誘って勝利するっていう発想はすげぇよ。危うくツッコミかけたわ。
なにより真実なんだこれ。真実なんだ。
そうかぁ。世界広いなぁ。そりゃ発見もあるわぁ。
(一向に変化の起きないカードを見る)
(セレマの顔を見る)
(再びカードを見る)

……へー、混沌の世界ってすごいんだな。(現代人特有の寛容さでなんとか持ちこたえたが、内容は半分も理解出来ていない)
まあ、うん。一番があるなら二番三番があるのは当然だけど……今までその発想には至らなかった視野の狭さが、新たな出会いで広がった。ってとこか?
或いは、「それ以外」の良さを知った、とか。
だったら、なるほど……確かに発見って言えるな。
ツッコミドコロ……?
ソンナトコロアッタカ?
(?マークを出して傾げている)
ソウ、今マデノオレハプリンヤマッチョバカリ見過ギタ……故ニ!
コレカラノオレハ! ソレ以外ノモノデモプリン足リ得ルカヲ測ル、ニュービー☆マッチョトナルノダッ!
……なんと言うか。
これも所謂一つの『和洋折衷』という奴なので御座るかねぇ?

そういえば、プリンに醤油を掛けるとウニの味がするという話を聞いたで御座るが……もしかして、ご飯に掛けたら……。

いや、よそう。仮に当たりだったとしたら世界のバランスが崩れかねぬ……。
おい滅多なこと言うなよ。
マッチョライスプリンウィズソイソースとか目の前に現れたら耐えられる自信ねえよ。
丁度材料ガ有ッタカラ作ッテキタゾ!
ゲームヲシナガラ、皆デユックリ食ベヨウ!
(実質ウニ丼が人数分用意される)
耐えられねえつっただろうがなんで用意した????????
(ガツガツガツガツ!)
(雑草でも何でも食う悪食、流し込む様に平らげる)

馳走になった、まぁ中々悪くなかったで御座るよ。

(ぱん、と手を合わせ)
さて……次は拙者の手番で御座ったか。

正直、プリン殿の話の後だと重圧がすごく凄いので御座るが……ま、なる様になるで御座るかね。

(何の気無しに、徐に一枚捲り)
8
(手にしたカードに描かれているのは、建造途中の城……ただしそれは西洋風のものではなく、和風……此処で言うなら、豊穣風の城である)

ふむ……『創造』で御座るかね、これは。
何かあったで御座るかな……?

(ううむ、と思い出す様に顎へ手をやり)
……そういえば、思い出話である必要も無いので御座ったな。

これは拙者の目標……と言っていいので御座るかね?

拙者には一つ年上の姉上がおってな、物心ついた時から出稼ぎに出ていた父上に代わって家長の様な存在だったので御座るが。

拙者の流派『咲々宮一刀流』の、師とも言える方なので御座る……拙者、未だに一度も勝てた試しが無くてな。
というのも、姉上は一本気で正義感が強いので御座るが、男勝りで気性も荒くてな……いつもしごかれていたせいか、頭が上がらないので御座る。
そのせいか、女性を相手にすると中々強気に出れぬ様になってしまったので御座るが……何とかして、その性格を克服して姉上に勝ちたいというのが目標で御座るかね。

とはいえ、未だに道は険しく先行きも見えぬので御座るがな……ははは。
んー……………………

これは、あれか。
そういう技術の研鑽並びに、新しい技術を作っていきたいという部分が『創造』か?
イイ食べップリダ! 嬉シイゾ幻介!

幻介ヨリモ強イ姉カ……キット凄クマッチョデ漢ラシイ二違イナイ……!
(マッチョ☆プリンの脳内にむきむき☆ないすバルクな女装幻介が浮かび上がる)

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM