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未来超仰天実験室

Arcanum

●あらすじ
キミ達はそれぞれの理由でローレットを訪れた。
キミ達はそれぞれの事情で時間を持て余している。
キミ達はそれぞれの思惑でもってカード遊びに興じるだろう。

●今回のカードの特徴
それは高価そうに見える。
それは色付き硝子のように薄く透通っているが、裏の模様を見透かせない。
それは『語り手』の敗北を検知すると曇ってしまう。
それは『聞き手』の敗北を検知すると淡く輝く。
それは誰かが勝利すると、全てのカードが勝者の手元で束になる。

●ルールへのリンク
https://rev1.reversion.jp/guild/818/thread/14878

●特別ルール:カード指定
自PCが引くカードを、乱数に頼らずPL自ら指定してよい。
これは各PLごとにゲーム中1回まで使用できる。

あとは所詮ゲームなので「泣きの1回」を要求したり、フランクに。

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俺の場合は、場所だ。
これはまだこっちの世界に呼ばれるずっと前の話。

俺の家の側には山があったんだ。もちろん小さな山だ。住んでいた土地は練達に似た所で、その小さな山が俺の遊び場だったんだ。
物心ついたときから歩き回ってたもんだから、まぁ詳しかったさ。家族や友達にも自慢してたくらいだしな?
だからある日俺はこう思った。『俺はこの山を征服したぞ!』ってな。

その次の瞬間木の根に躓いた俺は崖を転がり落ちたのさ。

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