ギルドスレッド
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未来超仰天実験室
「ところで聖霊。願いを叶えるとはどういうことだい?」
―――「あなたは望むあらゆる願いを叶えるということです。」
「じゃあ、ボクが富を望めば叶えてくれるというのか。」
―――「それくらいはお安い御用ですよ。私がご用意しましょう。」
言うや否や、陣の中央は金貨で溢れ始めた。
奴が得意げな顔をするので(少なくともそう見えた)ボクは大げさに喜んでやった。
「これは素晴らしい。しかし富では人の心は買えない。
永久の伴侶の愛など、お前には用意できないだろう?」
―――「それくらいはお安い御用ですよ。私がおそばに居ましょう。」
言うや否や、そいつは美しい幻想種の姿を取った。
その時、足元の金貨がじゃらりと音を立てたことから、これは幻覚ではなく変身だと当てを付けた。
「これは素晴らしい。しかし美しいばかりで脆くてはすぐに失われてしまう。
私や己の身を守れるほど強くなければ、愛など無意味なのではないか?」
―――「それくらいはお安い御用ですよ。私の力をご覧ください。」
見る間にそいつの頭髪は炎のように燃え上がった。
陣を超えて天井を焦がし、ジリジリとした熱波がボクにまで伝わってきた。
やれ困った。こいつは実際に強い力を持った悪魔であるらしい。
いよいよもって陣から出せば、奴にいいように利用されるだけだろう。
さて、どうする?
―――「あなたは望むあらゆる願いを叶えるということです。」
「じゃあ、ボクが富を望めば叶えてくれるというのか。」
―――「それくらいはお安い御用ですよ。私がご用意しましょう。」
言うや否や、陣の中央は金貨で溢れ始めた。
奴が得意げな顔をするので(少なくともそう見えた)ボクは大げさに喜んでやった。
「これは素晴らしい。しかし富では人の心は買えない。
永久の伴侶の愛など、お前には用意できないだろう?」
―――「それくらいはお安い御用ですよ。私がおそばに居ましょう。」
言うや否や、そいつは美しい幻想種の姿を取った。
その時、足元の金貨がじゃらりと音を立てたことから、これは幻覚ではなく変身だと当てを付けた。
「これは素晴らしい。しかし美しいばかりで脆くてはすぐに失われてしまう。
私や己の身を守れるほど強くなければ、愛など無意味なのではないか?」
―――「それくらいはお安い御用ですよ。私の力をご覧ください。」
見る間にそいつの頭髪は炎のように燃え上がった。
陣を超えて天井を焦がし、ジリジリとした熱波がボクにまで伝わってきた。
やれ困った。こいつは実際に強い力を持った悪魔であるらしい。
いよいよもって陣から出せば、奴にいいように利用されるだけだろう。
さて、どうする?
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キミ達はそれぞれの理由でローレットを訪れた。
キミ達はそれぞれの事情で時間を持て余している。
キミ達はそれぞれの思惑でもってカード遊びに興じるだろう。
●今回のカードの特徴
それは高価そうに見える。
それは色付き硝子のように薄く透通っているが、裏の模様を見透かせない。
それは『語り手』の敗北を検知すると曇ってしまう。
それは『聞き手』の敗北を検知すると淡く輝く。
それは誰かが勝利すると、全てのカードが勝者の手元で束になる。
●ルールへのリンク
https://rev1.reversion.jp/guild/818/thread/14878
●特別ルール:カード指定
自PCが引くカードを、乱数に頼らずPL自ら指定してよい。
これは各PLごとにゲーム中1回まで使用できる。