とある仕立て屋の近くの街の中。

混沌一美味しいと有名なホットサンド屋さんがあります。

……なるほどネ。
（彼の説明で合点がいった）

お前さんは元々スラム出だガ、そのスラムから『クソ悪魔』に拾われテ、その代わりにこウ、色々使われてル、ト。

……まァ、頭ではわかってようト、誰かの手がなきャ、這い上がるのだって難しかろうサ。
（実感込めて呟いた）

……おい泣くナ。そういうのはこウ、瀟洒で可憐なメイドがやってこそ映える仕草だゾ。
（きっとマジ泣きではないのだろうけど。そっと慰めるために肩を叩こうと、手を伸ばした）