PandoraPartyProject

ギルドスレッド

青の家

【RP】春待つ日向

森にも春が近づいている。
春が来たら何をしようか?
花畑に向かうのも、のんびり日向ぼっこだって!
ああ、ああ。待ち遠しい。
幸せ色の森の奥、光溢れる草原でのんびりと。



時間帯:朝~昼
場所:森の奥の草原

誰でも歓迎なRPスレッド。
基本的なルールやマナーは同じです。

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……ふぁ、ふ。
お日様の光はぽかぽかで、とっても眠くなっちゃうの。
だめだめ、折角遊びに来たんだもん。
ゆっくりしていきたいな。

(小さくあくびをする少女が一人。
 レジャーシートにお弁当箱をもって、ゆっくりピクニックをしているようだ)
確か、この辺りと聞いたんだが……ん、あれは……アイラだ。
(森の木の陰からアイラさんの姿を見つけ、そわそわとする)

……声を掛けても大丈夫だろうか。
1人でリラックスしているところなら、邪魔をしては悪いか……?
(木の陰から顔を出したり引っ込めたりしながら、ぶつぶつと呟いている)
……。も、もしかして迷っちゃったかなぁ。
でも、ネージュくんなら。ボクの匂い、覚えててくれるはず。
もう少し待ってみましょう。

(そわそわとしているところに何やら物音ひとつ。
 恐る恐る振り向いた先には、見慣れた白)
(安心したのか笑みを浮かべて、小さくそちらに手を振った)

ネージュくん? です、よね?
……こんにちは。
……!
(バレていたのか。かなり恥ずかしいな……)

……こんにちは、アイラ。ああ、俺だよ。
隠れていてすまない。邪魔をしてはいけないような気がしてな……。
(ちょっぴり恥ずかしそうに、小さく手を振りながらゆっくりとアイラさんの元へ近付く)

何だか眠そうにしていたが……昼寝中だったか?
気持ちいい天気だもんな。
ふふ、よかった。兎さんだったらどうしようかと思っていたの、なんて。

(こっちへどうぞ、なんて手招きひとつ。
 あたたかい陽だまりの中に佇む少女は、大きなレジャーシートを広げると徐に座りだした)

ん、とね。少しだけ、うとうとしていました。
もうすぐ春だから……少しずつ、あったかくなってきて。
だから、つい。今は眠くはないのだけれど。
兎か……?
(アイラさんが兎を抱っこしている様子を思い浮かべ)
それはそれで、可愛いらしくて和むと思うな。この森なら本当にいそうだ。

(手招きされるままに、広げられたレジャーシートにゆっくりと腰を下ろす)

ああ、春が近付いてきているな。
花も咲き始めているようだし、虫や鳥も活発になってきている。
俺も、今日みたいに温かい日は、日向ぼっこして寝たりもするし。

……そうだ。アイラ、小腹は空いているだろうか?
お菓子を持ってきたんだが……。
(肩から提げていた鞄の中をごそごそと漁り、お菓子を探す)
……えへへ、そうかな? ちょっと、照れちゃう。
ふふふ、実は、ね。兎さんはほんとうにいるんですよ。
今日は皆、どこかで日向ぼっこでもしているのかも。それこそ、ボクらみたいに。

ふふ、ぽかぽかですもんね。ボクもお昼寝は好きだなぁ。
……おかし?
わぁ、ほんと? ネージュくんさえよければ、頂けると嬉しいです。
(わくわくした様子でネージュくんのほうを見て)
そうか、兎は本当にいるのか。住み心地の良さそうな森だからな、納得だ。
本当だな。俺達みたいに、今日はいろんな生き物が日向ぼっこをしてそうだ……。
(目を閉じ、様々な動物が日向ぼっこをする様子を想像する。平和で幸せな光景に、自然と笑みを浮かべる)

ああ、前に作ると約束したからな。
味見をしながら作ったから、大丈夫だとは思うが……。
(淡い若草色の布を広げると、透明な瓶が姿を現す。瓶の中には桜色のクッキーが入っている)
苺のシロップを混ぜて作ったんだ。ほんのりと苺の味がすると思う。た、食べてみてくれるか?
(アイラさんも食べやすいように、と瓶の蓋に何枚か乗せて差し出す。少し緊張しているのか、視線はクッキーに落としたままで)
ふふ、良かった。
ネージュくんもこの森を気に入ってくれると、嬉しいな。
(笑みを浮かべたのにつられて、くすっと笑って)

わぁ……! 桜色、とっても綺麗。
うん、頂きます。
(あむ、と一口小さく齧って。頬を綻ばせてもう一口……あっという間に口の中にクッキーが消えて)
……ん、あのね、あのね。とっても美味しい。
苺の味と、ほんのりバターの味もして、優しい味。
お菓子とか、ご飯とか。作った人の性格が出る、っていうけど……このクッキーは、ネージュくんみたいな、ほんわかした優しい味、だね?
(おいしいよ、と笑って)
まだ来たばかりだが……それでも十分、気に入っているさ。
あたたかくて澄んでいて、とても気持ちが良い。
故郷の森を思い出すな……。
(ふと、目を閉じ。故郷の春で過ごした日々を、淡く思い描く)

(アイラさんがクッキーを手に取り、食べる様子をちらりと見て)
……! お、美味しいか? そうか……よかった。
友達ができたのも初めてだが……こうして、手作りの物を振舞ったのも初めてだからな。
アイラに喜んでもらえて、本当によかった……。
(無意識に緊張していたのか、ふぅ、と息を吐き)
お、俺のような優しい味?
……ふふ、くすぐったい気持ちになるな。こちらこそ、ありがとう。
(アイラさんの笑顔に、こちらも優しく、自然に微笑み返し)
それなら良かった……!
ネージュくんは、渾沌生まれでしたよね。
故郷の森は……ここと似ていますか?
(薄く微笑み、首を傾けて)

えへへ。ネージュくんのはじめてのおともだちは、ボクだね。うれしい。
(満足気に笑って。嬉しいのが丸わかりだ)
どういたしまして。
甘いもの好きで、よく食べるから……ふふ、とっても美味しい。しあわせ。
(はらはらと蝶々が飛び出して。美味しそうにクッキーを食べ続ける)
そう、混沌生まれの混沌育ちだ。そうだな……。
(故郷の森を思い浮かべながら、ゆっくりと辺りを見回し)
……ああ、似ているな。自然に溢れていて、小動物の気配もする。
ここの方が少し、人が立ち入りやすい雰囲気がするな。何となく、だが。

(きっと今、変化を解いていたら大きな尻尾をぶんぶん振っていただろう)
ああ、そうだ。初めてで、大事な友達だ。
アイラが喜んでくれるなら、もっといっぱい作って来ればよかった……ん?
急に蝶々が……。この蝶々、クッキーを食べるのか?
アイラの使い魔、とかだろうか……?
(綺麗だな、と不思議そうに蝶々の様子を観察している)
ふふ、それなら良かった。
故郷に似ているというのはきっと、落ち着くものでしょうから。
……ふふ、そうかなぁ。きっとここにボクらが住んでいるからだと思う。
(嬉しそうに目を細めて)

えへへ……改めて言われると、くすぐったいなぁ。ボクにとっても、大切な友達です。
わぁ、ほんとう? 次遊ぶときがたのしみ。
(蝶を観察する様子にくすくすと笑いながら)
ふふ……この子達は、ボクのギフト。
ボクがおいしいなぁって思ったから、きっと出てきちゃったんだと思う。
そうだな……俺にとって故郷は、楽しい思い出の詰まった場所だったからな。落ち着くよ。
(辛い出来事もあったが、それでも、まだ。あの夜の出来事を思考の外に追いやり)
そうか、アイラのお陰だったんだな。納得したよ。
(うんうん、と頷きながら微笑み)

友達とは、嬉しい気持ちが連鎖するんだな……。俺も、くすぐったい気持ちになる。
(ぱちくりと目を瞬かせ、蝶から目が離せない)
アイラのギフトなのか、綺麗で凄いな。
美味しい気持ちになると出てくるのか?触れたり、するんだろうか……?
(トンボのように止まったりしてくれるだろうか、と人差し指を蝶に向けて差し出してみる)
ふふ、よかった。混沌に故郷があると、訪れやすそうで……いいね。
(きっとしあわせな記憶で満ちているのだろうと。目を細めて笑いかけ)
ボクらが住んでいるから、少しだけ人に慣れたのかなって。憶測だけどね。

わぁ……ふふ、そうだね。
嬉しいをおすそわけして……ボクも、うれしい。
(くすくすとその様子に笑って)
うん、そうだよ。
ボクのきもちが高まったり、届けたいけど口には出せなかったりするときに……そう、そうやって、触れてもらうの。
そうすると、ボクのこえが届くから。
(『ありがとう』と。響いた声は、少女の声音をしている)
(はっとした表情で、少し表情を曇らせ)
……そうか、アイラは旅人だもんな……。
やっぱり、元の世界に戻りたいと思うのか……?
(旅人が帰れたという話は聞いたことがないが、何か手伝えることがあれば手伝いたい、と思いながら)

友達ができると、こんなに胸が温かくなるなんて知らなかった。
教えてくれたアイラには、本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。ありがとう。
(嬉しい気持ちでいっぱいなのを表すように、やわらかく微笑み)
……!今、蝶に触れたら、アイラの声が聞こえた。
本当に不思議な蝶だな……。気持ちが溢れて蝶になるギフト、か。
アイラの蝶にはいつも、嬉しい気持ちを運んでいてもらいたいな。
(蝶に触れた手を眺めながら、ゆっくりと握ったり開いたり)
……。ボク、は。
あんまり……戻りたくないかも。
ここはとっても居心地がいいから、手放すなんてできない。
それに、向こうの世界に、未練なんてないから。
(困ったように笑みを浮かべて。そう、未練なんてないのだ。何も)

ふふ、こちらこそありがとう。ネージュくんのお友達になれて、よかった。
(微笑み返して。柔らかい声色が、幸せなのを伝えるように)
えへへ、そうなの。昔のボクは、あまりお話が好きじゃなかったから。
だから、ボクのたりないことばをたくさん、伝えてくれてるんだ。
これからも、うれしいきもちも、しあわせなきもちも……ぜんぶ、届けてくれると思うよ。
(目を細めて、その様子を見守って)
……そうか。 分かった。
それなら、アイラがこの世界で楽しく過ごせるように手伝わせてもらおう。
(アイラさんの様子に、少し引っかかりを覚えつつも。今はアイラさんの言葉を信じようと、微笑みを返し)
じゃあ……アイラはこの世界で、行ってみたい国や場所はあるか?

そうなのか?今はこんなに楽しく話してくれるから、意外だ。
アイラとの会話は、俺だけでなく沢山の人が幸せになれるものだと思う。
蝶も綺麗で凄いが……こうしてアイラと直接話すことができて、俺は嬉しいよ。
(自分の動きが見られているのに気づき、ふと。アイラさんに向かって、おずおずとピースサインを作る。嬉しい気持ちを表しているらしい)
えへへ、ありがとうネージュくん。
頼ってばっかりだけど……頼りに、してるね。
(えへへ、と頬を綻ばせて)
んー、行ってみたいところ……。
海は最近のお仕事で沢山行ったから、山かなあ。
(うーん、と首を傾け頭を悩ませて)

わ……ふふ、褒めすぎだよ。
でも、ありがとう。とってもうれしい。
……!! えへへ。
(同じように、小さくピースサイン。嬉しそうに目を細めた)
ああ。俺でよければ、いつでも頼ってくれ。
(力強く頷いてみせ)
そういえば……海洋で大きな戦いがあったんだったな。
山もいいな。沢山の草木に囲まれ、夜には満天の星空を眺めて……。
(首を傾けている様子をみて、ふふっと笑い)

……ふふ。 何だか、照れくさいな……。
(返してもらえたピースサインに、嬉しくて口元がにやけてしまうのを片手で隠す)

……と、長居してしまったかな。そろそろお暇させてもらうよ。
残りのクッキーも、よかったら貰ってくれるか?
蓋をしておけば、まだまだ美味しく食べられるはずだから。
(クッキーの瓶の蓋を閉め、おずおずとアイラさんに差し出し)
沢山遊びに行けるところがあるから、色んなところにいってみたい。
(こくこく、と頷いて)

……ふふ、そう?
ボクもなんだか……照れてきちゃう、かも。
(面映ゆそうに、口元をだらしなく歪めて)

……ぁ、そっか、もうそんな時間かぁ。
え、ほんと?
……うん! じゃあ、遠慮なく。
(両手で受け取って、嬉しそうに抱きしめて)

少しだけ近道できる通り道があるから、折角だからそっちを案内するね。
……いこう!
(クッキー瓶を抱きしめながらにっこりと微笑んで、手を差し出した)
(なかよしふたりの休日の物語は、これにて終演。
 けれど、またどこかで、ふたりの笑い声は響いていることだろう。
 なにせ、とびきりなかよしのふたりなのだから!)

【〆】

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