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三日月曰く爛れよ混沌

某日某所。
我等『物語』は退屈なのでを流動させて在った。肉体言語や肉体膨張。数多の術を試したが、此れでは詰まらぬ壁以下だ。闘技場でも筆を揮い憑くし、地獄の如き世を歩むのだ。

「ああ。貴様は如何に思う。如何に望む。戦に心身を捧げる、貴様等『美少女』とは――」

美少女(種族)様との個別。
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なるほど、道理である。弁えねばならぬのは吾であったか。
(じっと、まさしく子犬のように体勢を引くしてはらわたをむさぼっていた。しかし、次なる催しに僅かに目を細める。
一撃にかける密度が違う、重さが違う。あれは「攻撃」だ。)
それを言えば皆、道半ばである。
イレギュラーズ同士の殺生は禁じられておる故、良い余興であった。
(意図的に削がせて傷ものになった左腕を盾のように差し出して受ける。肉薄する。
左腕は砕かれたか、絶たれたか、それは問題ではない。
この命は、その後、右から繰り出される加速し続ける拳――3連、それを全く同じ位置に抉りこむように叩きつける為に)

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