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はぐるま王国
……まあ。これはこれは、御機嫌よう。
金色の蝶だなんて初めて見たから、少しびっくりしてしまったわ。
けれど、ええ。とっても綺麗ね?
(現れた少女を見上げて、すぐにお姫様の表情は柔らかな笑顔に変じました。)
(どこか辿々しいような言葉は、混沌に来たばかりの頃の自分を思い出すようで)
(こころのうちに、親近感のようなものを覚えもしたのでしょう。)
それから、初めまして、ね。わたし、はぐるま姫よ。
(スカートの両裾をつまんで、一礼。口調こそ、いささか気安いですけれど)
(場にふさわしい優雅な所作は、懸命に学んできた「礼儀作法」のひとつです。)
ねえ、あなた。もしかして、イレギュラーズの……わたし達の、仲間かしら?
金色の蝶だなんて初めて見たから、少しびっくりしてしまったわ。
けれど、ええ。とっても綺麗ね?
(現れた少女を見上げて、すぐにお姫様の表情は柔らかな笑顔に変じました。)
(どこか辿々しいような言葉は、混沌に来たばかりの頃の自分を思い出すようで)
(こころのうちに、親近感のようなものを覚えもしたのでしょう。)
それから、初めまして、ね。わたし、はぐるま姫よ。
(スカートの両裾をつまんで、一礼。口調こそ、いささか気安いですけれど)
(場にふさわしい優雅な所作は、懸命に学んできた「礼儀作法」のひとつです。)
ねえ、あなた。もしかして、イレギュラーズの……わたし達の、仲間かしら?
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イレギュラーズとして招待を受けたとある社交の場において賜った称号。
全長40cmほどの体躯を活かし、煌めく宝石の瞳によって生み出される上目遣いが
その場の貴族に受け、斯くなる称号を賜るに至ったのでした。
いつかの社交の場における詳細な振る舞いはさておいて。
依頼によっていくつか生まれた貴族の縁か、人形の姫君は
イレギュラーズという立場もあり、偶に幻想の小さな社交の場に招かれるようになっておりました。
並べられたテーブル上の料理を覗くにも苦労する小躯のお人形は
専属の人形師を付添人に、てくてくと社交界が人波の足元を歩き回ります。
「イレギュラーズ」という立場が、招待された最大の要因であるならば。
あるいは、今日この小さな社交の場において
見知った、あるいはまだ見ぬ誰かと出会うこともあるのでしょうか――。
【概要】
とある貴族の邸宅、小さな社交会場を舞台に
1対1でのRPを行うスレ。
先着一名。
知り合い、通りすがり、どなたでもご遠慮なく。
【期間】
合計30〜40レス程度を目安に。