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はぐるま王国

追想 - お茶会へ至る物語

生んでくれて、ありがとう。
わたしがついに伝えられなかった言葉を、あの子たちは伝えて。
名も知らぬ人形師は、命を絶った。
穏やかな表情で、「別の世界」へと、旅立っていった。

わからなかった。
どうして、彼がついには命を絶つに至ったのか。
わたしが言葉を伝えたことは、正しかったのか。

どうして胸の奥が、こんなに、空虚なのか。

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(小屋の中に生きたものの気配はなく)
(きりきりと、時折、歯車の噛み合うような音ばかりが響いておりました。)

(人形のお姫様は、眠るということも、夢を見るということも知りませんでした。)
(この世界に来てから初めて体験したそれは、生きる上で欠かせないことでしたけれど)
(この夜だけは。目を閉じても、クッションに埋もれても。どうしても、眠ることができなかったのです)

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