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ギルドスレッド

幻想空想の庭園

庭園 その11

庭園にある居住区エリアの庭。
多種多様な植物が生えている幻想的なエリア。
お昼頃に迷い込んでしまった女の子が1人。

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ティア・マヤ・ラグレン(p3p000593)
月待 真那(p3p008312)

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「暫く辛抱してね」
(そのままお姫様抱っこしたまま飛行して。)
(落ち着いてきたのか少し元気に)
「お姉さん飛べるんね、羽も凄く綺麗だし!」
「私の村では見たことないよこんな羽!凄い凄い!」
(同じブルーブラッドだと勘違いしているようだ
「私は旅人だからね。
飛行スキルを取ってるから飛べるよ」
(そのままギルドの方へと向かい。)
「はぇー、どうりであんまり見かけん羽してる訳やね..。私何処まで走ってきたんやろ..」
(少し考えこむが
「あっ!あそこがそうなんかな?」
(ギルドが見え笑顔でそこを指差す
「というか自己紹介もしてなかったね。
私はティア・マヤ・ラグレン。
そうだね、庭園が見える場所が私のギルドだよ」
(指差された方向を見て頷き、ゆっくりと降り始めて。)
「そういえば..!
私は月待真那です、よろしくティアさん!
...って、ティアさんがここ管理してるん?凄いなぁ..」
(驚きつつもそのまま大人しく身体を預け
「真那だね、よろしくね。
まあ勝手にここに住んでるからね。
降ろすよ?」
(地面へと降りてからゆっくりと降ろそうと。)
「うん、ありがとう!」(地面に降り立ちティアに礼をする)
「それにしても自然がいっぱいあって奇麗なところだね、
手入れも行き届いてるし私好きだなぁ、この場所・・・・あぅ」
(再び大きくお腹が鳴り、苦笑いしつつ振り返る)
 
「どういたしまして。
軽く食べれるもの用意するからまずは部屋に入ろっか?」
(降ろしたのを確認し居住区の扉を開けて中に入ろうと。)
「ほんと助かるわぁ、このご恩は・・
えっとまだ考え付かんけど・・ありがとう!!」(深々と頭を下げティアの後についていく
「そこまで気にしなくていいよ。
困ってる人いたら放って置けないし」
(部屋に入るとシンプルで質素な部屋が。
そのまま冷蔵庫のある方へと移動して。)
「・・・・!なっ、なんか手伝えることあるかな?」
(待ちきれない様子でティアのそばへ駆け寄る
「お客様だしゆっくり休んでて?
急に倒れられても困るし」
(その気持ちは嬉しいけど、と付け足しながら
冷蔵庫から前々から作り置きしていたシチューの鍋を取り出して。)
「そう?悪いなぁ・・
じゃあお言葉に甘えさせてもらいます・・」
(鍋に目を輝かせつつ、そそくさと机に備えられた椅子に座る
「嫌いな物とか食べれない物とかあったりする?」
(鍋に火をかけて温めながらその間にお茶を用意して。)
「ないない!なんでも食べれるよ!!えへへ!!」
(ニコニコと返答して、そういえばと切り出す。)

「ここって色々な人がいるのかな?
さっきも誰かと一緒だったよね、
運んでもらっちゃったけど大丈夫だった?」
(少し不安げに
「良かった、それなら大丈夫かな」
(鍋が温まったのを確認して器にシチューをよそい。)

「ここには私1人で住んでるよ?」
(器とお茶を入れたカップをトレイに乗せて運びながら。)
「あれれ・・確かに誰かとお話ししてたような気がするんだけどなぁ・・
でも会った時はティアさんしかいなかったし・・うーん?」
(少し首をかしげるがシチューの匂いに疑問は吹き飛んだ

「わぁ!いいにおいやー!!」
(トレイを受け取ろうと立ち上がりティアに駆け寄る
「多分神様かな?」
『十中八九そうだろう』
「テーブルまで運ぶから落ち着いて?」
(駆け寄ってきた真那にどうどう、と声をかけつつ。)
「はぁーん!2日ぶりのご飯やー!
ほんまティアさんに会えんかったらあのまま倒れてたよー!!」
(もはや声は届いていない様子だが、どうどうされるがまま着席はする
「ご飯はちゃんと毎日食べようね?」
(テーブルにトレイを置いて。)
「うん、食べます。・・・食べていい?」
(待てをされた犬のようにそわそわしつつ
「では・・・いただきます!!!
・・・・・・・・・
はぅ・・おいひぃ・・」
(と、一口食べて恍惚とした表情を見せるが

「・・・・!!!」
(すぐにすごい勢いでシチューをたいらげていく
「そんなに慌てなくてもまだあるからゆっくり食べていいよ?」
(勢いよく食べる様子を見ながら。)
(返事をしようとするが手が止められず食べ終わり)
「美味しかったあああああ!!ご馳走様でした!!
・・・あ、あの・・おかわりもらってもいい・・?」
「まだ全然あるからいいよ。
結構食べる方なのかな?」
(空になった器を手に取ろうと。)
「恥ずかしんやけど・・・食べる方かもしれない・・」
(と、頭を下げつつ器を渡す
「でもおかげ様で大分落ち着いたよ、ありがとう!」(尻尾ふりふり
「作る側としてはその方が嬉しいけどね。
ん、どういたしましてだよ」
(器にまたシチューをよそい、テーブルへと置いて。)
「そういえばティアさんはずっと一人でここにいるん?」
(礼を言いつつ器を受け取り、食べながら素朴な疑問を投げかける)
「そうだね、ここに召喚されてからずっと此処に住んでるよ」
(お茶をもう1つ用意しながら。)
「そっかー・・・」
(ティアが座るであろう場所を奇麗にしつつ、一呼吸置いて

「じゃあさ、今度私が獲物取ってくるから一緒にお料理しようよ!
・・ティアの作った美味しいご飯が食べたいだけなんだけどね」
(シチューに手を戻し、美味しい美味しいと再び食べ始める
「それは別に構わないんだけど、出来るだけ庭園は汚さないでね?」
(普通に材料を買うのではなく狩りなのかと思い少し心配の様子。)
「うん!私の村の近くで獲ってくるしちゃんと『食材』を持ってくるよ!
えへへ、楽しみだなぁ!」
(と、言っている間にシチューを完食する
「ご馳走様でした!あーホントに美味しかったぁ!」
「まぁ、それならいいんだけど。
はい、お粗末様でした。
とりあえずお腹は満たされたかな?」
「大満足!こんなに美味しいご飯は久しぶりやったよ~!
うーん早くお礼もしたいし、村までひとっ走りしようかな!」
(大きな伸びをした後、食器を片付けようと席を立つ
「太陽追っかけてたらここに着いたし
お月さん追っかけたらいいんちゃうかな!」
(何故か自信満々
「えっ!いいの?ありがとうティアー!!」
(すっかり懐いてしまった様子でティアにすり寄ろうとする
「真那は意外と甘えん坊さん?」
(すり寄ってきた真那の頭を撫でようと。)
「そんなことなぁーい・・よぉ・・ふぁぁ・・むにゃ・・」
(撫でてもらってねむねむ
「もしかしなくても眠い?」
(頭を優しく撫でながら。)
「うんー・・もうちょっとここいてもいいー・・?」
(もう目は閉じている
「いいよ、なんだったらベッド使う?」
(撫でつつ。)
「・・・・・スヤスヤ」
(眠ってしまったようだ・・
「もう寝ちゃったね」
『2日も食べてなかったのなら仕方ないだろう』
「それもそっか、よいしょっと……」
(真那を起こさない様にお姫様抱っこしようと。)
「・・・・・」
(ティアに抱えられ幸せそうな寝顔
「無警戒だなぁ」
(お姫様抱っこしたまま寝室へと移動しゆっくりとベッドに降ろそうと。)
「スヤスヤ‥‥-」
(お腹一杯ふかふかベッドで深い眠りへ・・

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