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噴水前の歌広場

カタラァナのネタ帖/創作とは常に、ありえた誰かの体験である

ふるぼけた、なにかの皮製の手帳。
なかみはフィリング式。
歌を探しているとき、彼女は時折、それを開いて広場の隅の茂みに隠れている。

茂みの目の前にある小さな公園はぼんやりと広く、かといって外からは誰にも見えず、何とも独り言を言いやすそうなたたずまい。


ネタ帖です。
生い立ちとか、依頼の経験とか、感じている今の気持ちとか。
そういうものを適宜参考資料と一緒にはっつけておくと、気紛れにカタラァナが噴水の前で歌にしている可能性があります。

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誰もが納得する言葉は存在する。
オチのついてないお話には、聞き手がエンドマークをつけるしかないの。

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