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泪雨

【花火】<濃々淡々・四葩>夏雲奇峰、宵ノ空【仮プレ】

<濃々淡々・四葩>夏雲奇峰、宵ノ空 // 染NM様

*・:..。o¢o。..:・*・:..。o¢o。..:・*・:..。o¢o。..:・*・:..。o¢o。..:・*

夏の終わりの花火、皆そろって見に行ける事、何よりも嬉しくてとても楽しみにしとりました
皆で浴衣着て、うちはいつかの紫陽花のショールも羽織りましょ
「ほら、お揃いやの♪」

お祭りやて、せっかくやし皆で見て回ろか…美味しい匂いもしてきたし、ふふ
綿あめに、お面…ヨーヨーと…それから、こないだのかき氷屋さんやわ
「綿あめもかき氷も両方とも白い雪みたいで、ネーヴェちゃんと、ボタンちゃんみたい。ふふ」
最後に立ち寄ったのは雑貨屋
「紫陽花の簪は…どない?ジルさんもおぐし長いしつけれると思うんよ」
皆それぞれにお揃いのものを選んで、思い思いに飾りつけ
手持ちの花火も今のうちに買うておきましょ

夕方になったら樹の所へ。ほんにええ眺め……お空が近いわ
今日はよろしゅうお願いします、桜のお姫さんたちにご挨拶
暗くなり始めた空へ、上がり始める花火
瞳の中にキラキラと、ひとつまたひとつと花が咲いて
「目に美しいのもやけど、響く音もたまりません」
噂に聞いた白い花火を見逃さない様にと、片時も目を離さずに

樹を降りて、最後は手持ち花火を
「花火て、精霊を供養するもんやて聞いた事があるの。あと亡うなった人…」
揺れる線香花火が落ちないように、儚く散る火花を見つめながら
「でもね、こやって一緒に生きている人と楽しい時間を過ごせるものでもあるんよ」
夏は終わってしまうけど、この先の季節も皆と楽しく過ごせますように

──心に咲いた花は消えませんように

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<濃々淡々・四葩>夏雲奇峰、宵ノ空 // 染NM様

*・:..。o¢o。..:・*・:..。o¢o。..:・*・:..。o¢o。..:・*・:..。o¢o。..:・*

夏の終わりの花火、皆そろって見に行ける事、何よりも嬉しくてとても楽しみにしとりました
皆で浴衣着て、うちはいつかの紫陽花のショールも羽織りましょ
「ほら、お揃いやの♪」

お祭りやて、せっかくやし皆で見て回ろか…美味しい匂いもしてきたし、ふふ
綿あめに、お面…ヨーヨーと…それから、こないだのかき氷屋さんやわ
「綿あめもかき氷も両方とも白い雪みたいで、ネーヴェちゃんと、ボタンちゃんみたい。ふふ」
最後に立ち寄ったのは雑貨屋
「この丸い紫陽花を模した可愛い鈴は…どない?」
これなら、ジルさんと絢くんにも
皆それぞれにお揃いのものを選んで、思い思いに飾りつけ
手持ちの花火も今のうちに買うておきましょ

夕方になったら樹の所へ。ほんにええ眺め……お空が近いわ
今日はよろしゅうお願いします、桜のお姫さんたちにご挨拶
暗くなり始めた空へ、上がり始める花火
瞳の中にキラキラと、ひとつまたひとつと花が咲いて
「目に美しいのもやけど、響く音もたまりません」
噂に聞いた白い花火を見逃さない様にと、片時も目を離さずに

樹を降りて、最後は手持ち花火を
「花火て、精霊を供養するもんやて聞いた事があるの。あと亡うなった人…」
揺れる線香花火が落ちないように、儚く散る火花を見つめながら
「でもね、こやって一緒に生きている人と楽しい時間を過ごせるものでもあるんよ」
夏は終わってしまうけど、この先の季節も皆と楽しく過ごせますように

心に咲いた花は消えませんように
(600/600)
こんばんは。またお邪魔させていただきますね。いつも場所を下さってありがとうございます。

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また皆さんとお出掛けできて嬉しいです
私は今年仕立てた浴衣に頂いた紫陽花のショールを羽織って
皆さんの色どりと合わせてもう花が咲いているよう
皆さんとてもお似合いです

花火前のお祭り
あっちこっち陽気と香りに誘われて足が弾みます
こちらのカキ氷とっても美味しいんですよジルーシャさん
白い雪はお揃いですねネーヴェさん
あ、あちらでお土産はいかがですか
「紫陽花は色んな色がありますから」
色違いでお揃い!ステキです
でも。でもこちらの簪もきっと蜻蛉さんに似合うと思うのです
こっそり買っていきましょう
もちろん桜の精霊さんにも

「お隣失礼しますね」
精霊さんにご挨拶して花火鑑賞へ
空に咲く花、何度聞いてもききなれない言葉ですが
「炎が花になるのは不思議です…」
目の前の大輪は言葉を失うくらい美しかったです

最後の花火は皆さんと
激しい火花に驚いたり、両手で持ってくるりくるりと
…危ないですか危ないですねごめんなさい
楽しくてつい!
終わりの花火はゆらりゆらりと静かです
線香花火の火が落ちて、いよいよ夏の終わりを告げるよう
元いた世界では四季ごとに私のような精霊がいましたが、巡りのなか私は決して夏の精霊さんに出会うことはありません
あらゆる可能性を内包するこちらの世界なら、と思いましたけどやっぱり…
「皆さんのおかげでとても楽しい時間が過ごせました」
花火や珊瑚、お祭りに蛍
決して出会うことのなかった夏に冬の精霊が通ったこと
ここに残せたでしょうか
折角なので、場所をお借りします、ね!

✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚

同じお祭りでも、一緒に来る人が違えば、気持ちもまた違います、ね
皆で相談した予定を絢様に伝えて、いざいかん
お買い物も、打ち上げ花火も、手持ち花火も楽しみです!

皆様と屋台を、回ります
かき氷は、もう頭痛くなったりしません。前回で塩梅は、わかりましたから
ふふ、ボタン様と、お揃いの、まっしろ!
お面だって、つけてみたり。似合ってますか?
雑貨屋は、何度来ても、わくわくしてしまって
皆様とお揃い、何がいいかしら
絢様にお揃いの話をしたことを、思い出したりしながら、色々見てみましょう

花火を見る前に桜の木へ
お久しぶり、ですね
桜の精霊様達に挨拶して、お祭りのお裾分け
ふわふわの綿飴、とても、とても美味しいです、よ!
一緒に食べながら、美しく咲く夜空の花を、見上げましょう
白い花火、見られるかしら?わたくしも見惚れて、見逃してしまうかも
皆、皆。幸せを探して、同じように、空を見上げているのでしょうか

花火が終わったら、手持ち花火で〆
ボタン様と、くるくるする花火に、目を丸くしたり
かと思えば、静かに燃ゆる線香花火に、思わずわたくしも、息を潜めてしまったり
今にも落ちてしまいそうな光を眺めます
わたくし、イレギュラーズになってから、楽しいことが沢山増えました
勿論、楽しいばかりではないけれど。でも、友人ができて、こうして遊びに出かけるなんて、なかったから
だから、より一層。この幸せと、楽しい時間を、噛み締めましょう
ロスタイムになっちゃってごめんなさい!
アタシもプレイングを載せさせて貰うわね。蜻蛉ちゃんは場所を使わせてくれてアリガト!

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桔梗の浴衣に袖を通して
帯の結び方にひと工夫…ジャーン、どうかしら♪
「やーん、皆とっても素敵! ホント、まるでお花が咲いているみたいね」

お祭りの屋台は見ているだけでも心が踊っちゃう
目がいくつあっても足りないわね
「フフ、じゃあボタンちゃんのおすすめの味を買ってみようかしら」
「ネーヴェちゃん、可愛いわー♪ ね、ね、こっちのお面もつけてみない?」
「見て見て蜻蛉ちゃん、あのわたあめ、猫の形なんですって!」
雑貨屋で買ったお揃いの紫陽花
帯に揺れる、りん、と一輪
祭りの喧騒の中でも、互いに呼び合うように音が咲いて

お祭りで買ったものはアタシが持つわ
折角素敵な浴衣を着ているんだもの、荷物で隠れちゃったらもったいないじゃない
…って、何よ絢、そんな目で見て
お花見の時はちょっと格好悪いところを見せちゃったけど、アタシだって男なんだから!

「ハァイ、久しぶりね。また会えて嬉しいわ♪」
夕暮れの空の下
樹の上に登って桜の精たちと花火を眺めましょ
白い花火…もしかしたら知らない間に見たのかもしれないわね
だってこうして皆ですごす時間が、もう充分幸せだもの

花火の余韻を抱いたまま樹を降りて、最後は皆で手持ち花火
「もう、ボタンちゃんったら、そんなに動いたら浴衣が崩れちゃうわよ!」
…なーんて、はしゃいでるのはアタシも同じ
夏の終わりは切ないけれど、今年は沢山思い出ができたもの
「来年もまた皆で見に来ましょうね♪」
弾ける火花に約束を乗せて
終わりよければ全てよし、んふふ。皆、お疲れさんでした。

また、次は季節が色づいた秋。もしくは、秋から冬へと季節が移り変わる頃。
機会を見計らって、お誘いさせていただくつもりです。

ほな、返却を楽しみに待ちましょ。
ここの相談場所は、消さずに残しつつ、下げさせて貰いますよって♪

快く付き合うてくれて、ありがとうございました。

【〆】

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