ハルツァーレク領内のとある喫茶店。珈琲の香る店内に入ればショーケースに並ぶ色鮮やかなスイーツが目をひく。

そんな店に朝一から野郎だけで茶をしばく３人がいたりいなかったりした。

だって気づいたら生クリームしか残ってないんだもん！
っていうか俺の名前ってどれ混ぜても無理じゃん！

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【１】
【カルテット】

カインとルチアーノに続いて声をかけるね。
こういうの初めてだけどもう勢いだけでいくぜ。

仲間が苺を差し出す隣で素早く折り畳みの丸テーブルを展開。
テーブルクロスをふわりとたなびかせてセット。
トッピングと食器を並べていく。

「どーもー、ボクらは貴女にフィーリングベターな春をコミットする苺狩り三銃士。
この南風に吹かれながらスイートエンドな夢を見てみませんか？」

……キマった、色んな意味で。
やっちまった感がすごいけどもう引けない。
このノリで喋り倒す。

ナンパ成功したら野郎３人でハイタッチ！
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（248/300）

辛辣なリアクションへの反応を盛れたらいいかな。
仲間がダウンしたら「メ、メディーック！！」って叫ぶとか。
カインニキの援護を期待するような目で振り返るとか。