PandoraPartyProject

ギルドスレッド

現在地と地平線

現在地ははたまた街の宿屋

古い樫のテーブルにランプを置いて。

砂漠よりずっとずっと賑わっている街の宿屋の夜に、借りた部屋へ戻りたがらない幾人たち。

ヤズィードもこの時、その一員だった。

飲めや食べやで気持ちもふくれ、出会った誰かに自分の旅の話を聞かせている。

だってあの砂漠を歩いて抜けたのだ。マジで水が尽きるかと思った。

というわけで、そんな与太話がつきものの、宿屋の酒場の与太話。

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(ジョッキいっぱいの水をちびちび飲んでいる)機械のおじさまはともかく、司祭様も随分サバイバル慣れしているのね。それで、その虫料理はどんな味がしたのかしら?
私も気になるっ!美味しい虫は大好きだし、行商の旅のおやつにもいいしね!(魚のヒレのような耳をパタパタとさせ、メモ取りの準備を)
こっちでは一般的なの? その……虫を常食するのが。
一般的なの……?(不安になる) ああ、味な。いや俺としてはベストを尽くしたんだよ。尽くしたんだけど、いかんせんそこの司祭さんが捕まえてたカブトムシ(仮)が軽微な毒を持ってたらしくてな。エライ目にあったわけだ。
私の故郷ではよく食べたけどなぁ。深緑の山奥の山奥だけど。小麦を刈った後の畑にいるイナゴとか、川にいるザザムシとか。スズメバチの幼虫も美味しいんだけど、幻想や海洋のお貴族様やお金持ちに高値で売れるから村ではあんまり食べられないの。(注:タンパク源の乏しい村です)カブトムシって毒、あったっけ……?砂漠のカブトムシはまた違うのかな?
Σちょっと、私の食生活におかしなイメージを持たせないで下さいまし!
ヤズィードは分かりませんけど、私は普段そんなもの食べませんわよ!
あれは非常事態だったので!生きるために!仕方なく!

そもそもこの世界全体を見渡しても、虫を常食するような文化は……えっ、食べるんですの?
色々な種族がいるのだもの。きっと色々なものを常食しているに違いないわ。……よく見たら司祭様、機械の手をしているのね? おじさまと同じ種族かしら。機械の種族の方が普段何を食べているのかも気になるわね。
今、現在進行形でマトモなもん食べてるにもかかわらずあらぬ期待を……。大好物は肉だよ、肉。そっちの司祭さんは原子力食べた結果そんなパワータイプに育ったのかもしれんけど。あの時砂漠に3人のオールドワンが雁首揃えて、全員間違いなくマトモなモンが食いたいと思ってた筈だもの。
無念です!しかして期待せよ!司祭様の食生活に!肉は素敵ですね、元気が出ます!畑の肉は大豆、果たして砂漠の肉とは!私はせめて爬虫類だと嬉しい!
ちょっと、イメージ!私のイメージ!
教会で静かに祈りを捧げていそうな、そう、例えるならば野に咲く花のように慎ましくも美しい私のイメージを、勝手にヘドロの中にダイブさせないで下さいまし!
期待されても、昆虫も原子力も常食しませんわよっ!
野に咲く花って、踏まれても起き上がるよね……ヴァリューシャおねーさん、ガッツ、ある方?(さっきまでは聖女めいたキラキラした印象を持っていた。さっきまでは)砂漠の肉っていうと……サボテンかなぁ
サボテンはモノによっちゃ、悪くするとラリるぞ。気をつけろ。ほんの小さな出来事に愛は傷つくからそっちも気をつけろ。やっぱ水だよ水、大事なのは。あの時ケッチャ……もう1人知り合ったやつなんだけどさ。ケッチャが水を持ってなかったら湧き水に辿り着く前に、痺れが抜けずのたれ死んてたかもわからん。
ウッ、ウッ。申し訳御座いません……野に咲く美しい花を原子力により恐ろしい物へと変貌させてしまうところでした。私の、いえ、私たち人類の業でもって……!
泣いたらスッキリしましたァ!水は大事ですね!無ければ君の涙も拭えやしない!先に癒そう脱水症状!サボテンの果肉も虫さんのお肉も危険!花沢覚えました!砂漠危険しかない!
おっ!サボテンって食えるんすか!
おいしい?おいしいんすか?サボテンおいしい?
肉の味する?
いやあ、食えないことはないけど野生のサボテンは食わない方がいいし美味しくないよ。やっぱサボテン食うとなると水分補給目的なんだが、下痢起こしたりラリったりでロクなことにならん。この世で安全に肉の味がするのは肉だけだと思った方がいいぜ。お嬢ちゃんサイコロステーキ食べる?(織子に皿を差し出すのを店主がジロリと眺めてる)
へー、サボテンって水の下位互換なんすね。
やったー!植物じゃない本物の肉ー!いいんすかカニの旦那!あざーす!(むしゃこらむしゃこら)
水分補給できる上に幸せな夢を見られるなら寧ろ水の上位互換とも言えるのでは。例えばそう、砂漠に颯爽と現れて薬をくれる心優しいディープシーさんの夢、とか……
薬はくれなかったけどビスケットはくれたな。砂漠ぬけた山でビスケット食ったらすげー喉乾くんだよね。これ砂漠豆知識の最上級編。ね、店長も役に立ったでしょ。このサイコロステーキぶんはツケね。
おっとビスケットで御座いましたか!只より高い物は無いと申しますが、果たしてそれがディープシーさんの狙いだったのでしょうか!お水の価値がますます高まります!
(私も欲しいですの清らかな顔)しかし素敵なお話ですねー!砂漠のど真ん中で四人もの方々が行き逢い助け合うとは!縁結びのパワースポットであったのでしょうか!
私、あの時は本当に死ぬかと思いましてよ……(思い出してゲッソリ)
カブトムシとも強い縁で結ばれた場所という事実に目を瞑れば、縁結びのパワースポットというのも間違いではないかもしれませんわねっ!
砂漠って食べられるタイプのカブトムシいるんすね。
そもそも、なんで徒歩で砂漠を踏破してたんすか?
食べておいしいのは、腐葉土をいっぱい食べて育ったカブトムシって聞くけど。砂漠に腐葉土はないよね。何食べてたんだろ。レンタルラクダとか無かったのー?(縁結び、パワースポット、カブトムシとメモを取りつつ)
それは勿論!私、ヤズィードみたいに徒歩で砂漠を越えようとするような変態オールドワンではなくってよ!
最初はラクダを借りて旅していたのだけれど、うう……その先は、聞くも涙、語るも涙の物語……
実はオアシスでお水を汲む時に、ラクダをロープで木に繋ぐのをうっかり忘れたばっかりに、ラクダに逃げられてしまって……

そういえば、他の2人はどうやって彼処まで着たのだったかしら?(記憶を探るように思い返す)
……あんまり素敵な話じゃなくなってきたなー。砂漠は世知辛いのじゃー……何ですかねー、レンタルバギーでもあったのでしょうか。ホワット・ア・ラブリーデイ。
徒歩以外の移動が好きじゃないんだよー、基本的に。(お嬢ちゃんずにサイコロステーキをすべて与える)
それに沙漠があったら挑戦してみたくなるだろ!?それが男ってもんよ。そこに砂漠からあるからじゃない、ここに俺がいるからだ!(店主の鋭い視線に背中を向ける)砂漠つっても、出会ったのは山だったからな。砂漠を深追いした時に、まあ場所にもよりけりだが山を探すのはたまにあるんだ。雨がふってたり川があったりするからな。大概はたどり着く前にくたばるんだけど。
(自分の分のステーキを素早く確保しようとする)
つまり赤髪のお姉さんはめっちゃうっかりしてたんすね!
カニの旦那、冒険心あふれてるっすねー。
山で虫を貪った後にどうなったんすか?死んだ?
キャホー!おじさまだいすk……ちょ、えっ、早っ……!
ンンー!私は!明らか!年上なので!譲りました!(明らか小さいステーキが残るお皿)

山のお話も気になりますが!皆さんお別れしてしまったのかも気になります!
LINEの交換とかなされなかったんですか!聞かないのは逆に失礼まであります!
私、砂漠は見たことがないのよね。お話の中の砂漠しか知らないのだけど、浪漫を感じるのはわからなくもないわね。徒歩で踏破しようとするのは馬……ちょっと理解出来ないけれど……。(レアステーキにナイフを入れる)
あっ、ちょっと私の分!
良いこと、そこのギザっ歯ガール!
人生の先輩を立てて、多めにお肉を残しておくのが常識というものでしてよっ!
( 織子が確保しようとしたステーキに、上からフォークを突き刺して止めようとする)
れんたるばぎー?
そういった話は出なかったけれど、Remoraというサメの子は、飛行種の力を借りて砂漠を越えて来たと言っていましたわねー。
あんまりお値段が高くなければ、今度、使ってみたいものでございますわ。楽しそうだし。
ところで、そこの同業っぽい貴女、今、「馬鹿」って言いかけませんでした?

えっ、らいん?
らいんはねー、そうですわねー、どうだったかしらねー?
(無知と思われたくない一心で、知ったような顔をしつつ、キョロキョロと知っている人を探す)
うおおー!
そこのギターのお姉さんはにこやかに譲ってくれたのに!
赤毛のお姉さんは慎みってやつを知らないんすか!?肉は食える時に食えるだけ食う!これが世界の掟っすよー!(お箸でステーキを引っ張る)
(引っ張られた挙句、ばいーんってチエちゃんのお皿に飛んでいく肉を眺める)
うおおー!ちょっと目を離した隙に私の皿にいきなりステェーキ!!!
そ、育った!?愛情を持って接したから!?
フガフガモグモグムシャムシャ(最後に愛は勝つので美味しく召し上がる)
……言ってないわよ。(馬肉ステーキもぐもぐ)
俺、死んだように見えるのかな……。いやその後はあれだよ。最終的に俺とビスケットちゃんで山を降りて、司祭さんも街までは来たんだっけか?そっから別れたんだっけ?何せ、いえば易しもまあまあ極限状態だったからな。あと今の俺もまあまあ極限状態だからな。(店主がコップをふく音が大きくなっていく様子を背中で受け止めながら)
お店に入ったら、ステーキが飛んでたです。(新しく入りました)
ビスケットちゃんて。記憶が曖昧ですねー、これも虫食の影響でしょうか!栄養不足かもしれません!宜しければどうぞ!あ、それともニンジャガールの方が食べ盛り!?でしょうか!?(小さい方のステーキをスススって)

ラインはさいこうにめっちゃはやいお手紙みたいな!そっかーないのですねー!ではこの世界みなさんは住所交換をされるのでしょうか?だ、大胆!
飛行種が居られるならステーキも飛ぶでしょうね!(そういえば私も入ってました)
ライン……電報のようなものかしら? それを交換? するのね……。(うんうんと頷く)
それだけではありません!なんと、絵も送れます!でも気持ちは、ラインなんかなくても伝えられる!そうでしょう店主さん!(満腹の豚の絵を見せありがとうの気持ちを)
へーーー、なんか手紙が頻繁にすぐ届くってちょい怖いな。どこに居ても気が休まりそうにないし……。で、街にいって働いて貸しを返す段階になるわけだが(話を続けようとしたところで店主が肩を叩く)えっ、なに。そろそろ下は閉めるって?あ、そう。だってよみんな。気づいたら殆ど客も俺たちだけだ。ガハハハ、いやー食べた食べた。続きの話は、またどっかで会ったらってことで……(肩に置かれた店主の手が離れない)
ほら、こんな可愛い子たちがそこにいるだけで店の評判もあがるだろ。この子たちは俺の話を聴いてるわけだから、これは俺の功績でもあるわけだ。わかった、じゃあ出世払いでどうだろう。いや今日には立ちたいんだよ。(このまま店主説得モードになり、更に話し込むのであった)(一旦シメ)

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