PandoraPartyProject

ギルドスレッド

現在地と地平線

現在地はひとまず砂漠

生まれ故郷とはまた別の、しかし一見するとまったく同じで、だけどヤズィードから見ればいくつも違う。

そんな砂の密集地での出来事。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
くっ、なんてこと!おお神よ、これも試練なのですか。それとも先日、教会の棚に隠してあった誰かのおやつを失敬した罰なのでしょうか。私、そろそろ虫以外の物が食べたいのですけど!

……燃料の油なら、少しなら此処に。後は鉄板代わりに使える盾くらいしか持ってませんわよ(あからさまに残念そうな表情を浮かべつつ、後ろの方を指差す。昨日も火を起こしたのだろうか。焚き火跡の周りに、油が入っているのであろう筒と、焦げた盾が置いてあった)
まぁ、これだけありゃまあできるかな……?さっき捕まえてたカブトムシくれ。オレの虫と司祭さんの虫でダブル虫の油和えにしよう。(自分のゴミムシダマシの袋を取り出す)
うう、ようやく虫以外の物が食べられると思いましたのに(うなだれつつ、先程隠した虫入りの袋を手渡す)
…………なんですの、このゴキブリみたいな虫(ゴミダマムシの袋を覗き込んで、酷く嫌そうな表情を浮かべた)
まあ山を探せばなんかしらいるかもしれないけど、今はひとまずそれどころじゃないってコトで勘弁してくれ。……(袋を覗く)あーーー、これカブトムシ……か?どっちみちこの土だと味は良くないかもなぁ。司祭さんその辺で水みかけなかった?雨降ってた筈なんだよ。
(簡単!ムシムシクッキングが始まる)(虫の頭部と羽を毟っていく)(火を越せるように設置した土台の上に盾を設置して、そこに虫をぶちまける)(油をしくのを忘れてたので上からぶっかける)(なんとかして火をつけて焼く)(ひたすら焼く)
(ナイフの柄ですりつぶしていく)はい出来上がり。これがホントのムシ焼き、なんつってな!
(味は居酒屋スレッドの会話の流れで決定します)
何か人の声がすると思ってきてみれば……こんな所に生活者が居るとは思わなかった。
(調理台にされてる盾を見つめている)
ギャー!なに、この山レジャー地なの!?なんでこんな人がいんだよ!(虫料理を掲げながら)
私はたまたま通りかかっただけだよ。レジャーを楽しむのは良いが、そちらの華奢な彼女には少々過酷すぎやしないかね。(掲げられた虫料理を見あげて)…それは何かの儀式かね?随分黒いな…
お水?それなら、このまま進んだ先に湧き水が湧いていてよ。
少し濁っていましたから、濾過しないと使い物にならないと思いますけど。
何でしたら、虫を調理してくれたお礼に汲んで来てあげて…も……(クラムケッチャと目が合う)

(クラムケッチャに飛びつくかのような勢いで、走り寄る)
ねえねえ、貴女、この辺の子?お家が近くにあるの?
私達、ラクダに逃げられて道に迷ってしまって、食料が残り少ないの。
もし良かったら、少し分けて頂けなくって?
お代は……ええと、少しなら持ち合わせが。それが駄目なら、そう、祈りを捧げるくらいなら!
それでも駄目なら、この虫を調理するのが趣味の不審者っぽい人を
オマケに付けてもよろしくってよ!(必死)
残念だが食料になる物は持っていない。私も配達の途中でね…(必死な様相に気圧されながら申し訳なさそうに眉が下がる)
とりあえず少し落ち着いて、そうだな、自分の為に祈り深呼吸したまえ…どうどう。大変な状況なのは良くわかったから。君達がその黒いのを食べている間、荷物に何か役立つ物があるか少し見てみよう。
飲み水なら少し譲ってもいいのだが、それでは腹は膨れないだろうしな。(背中のリュックを下ろし、その場に両膝を付いて中を探る)
湧き水ァ!?そんなの、おま、絶対もっとマシな野生動物いるじゃねーか!なにもこんな見たことない虫に頼らなくたって(カブトムシ的なやつをかじる)あ、そこのあんたも貴重な飲み水渡さなくた、って、……(全身が痺れる)
くう……ようやく助けてくれそうな人に巡り会えたというのに、食料をお持ちでないなんてっ。
結局、このよく分からない昆虫を食べないといけないなんて!(カブトムシ的なやつをかじる)

嗚呼、でも有難う親切な方。お水はまだ余裕があるから、お気遣いだけ有難く頂戴しておくわね(カブトムシ的なやつをかじる)
あと、そこの甲殻類みたいな方、この方を少しは見習って下さいまし!(カブトムシ的なやつをかじる)
それは、私だって野生動物の一つくらい見ましたわよ!でも、近接武器しか持っていない私に野生動物を捕まえるなん、て、……(全身がしびれる)
(急に静かになったのでリュックを漁っていた手を止めて二人を見る)……………まあ、なんだ。言い残す事はあるかね?(リュックの中を探るのを再開しながら)
おや、事件現場。
賊が出るとは聞いておりましたが、出た後の光景に遭遇するとは思いませんで。
(声のした方を見て)……あ、賊というのは私か。誤解だよ。この二人が自分の意思でカブトムシ的なやつを食べてこうなったんだ。
ああ、あった(リュックから小さな木の実が入った瓶を取り出す)
おや、それは失礼。では安心ですね。
てっきり予期せぬトラブルに巻き込まれたのかと胸躍らせるところだったのですけれど。
(帽子を被り直すと、痺れた様子をしげしげと見つめて)
虫食とは、また懐かしく珍しい。
これが山岳に住む者の現地文化……お仕事がてら観光に寄った甲斐があったというものです。
君達、観光名所扱いされてるぞ(Remoraに倣って痺れた様子を見)…まあ、なんだ。予期せぬトラブルの真っ最中ではあるな…。

(瓶の蓋を開けると桃に似た甘い香りが立つ)
小さいがとても美味い実だよ。ただし激しい腹痛に見舞われ1日厠で過ごすことになる。
…その前に炭も経口摂取してみるかね?(焚火跡から拾って実と一緒に痺れてる二人の手に乗せ)
あとは脱水症状に備えて水(コートの中から水筒を2つ取り出す)
ガビビビビビビ(怪しげな実を押しのけて水だけ受け取る) ガビバババババ(動く手だけで身にまとった布の間から瓶を取り出して飲む)
あ゛ーーー、こんな直接的な神経毒、普通じゃねえぞ。満足に立てるのにもうちょいかかるな。そっちの2人のどっちかでいいから、この薬そこの司祭さんに飲ませてやってくれ。……ん?2人?(人が増えてるのに気づく)
まあ、やっぱり予期せぬトラブル!
ようやく旅らしくなってまいりました。
(鞄を下ろすと、嬉しそうに薬を受け取り)

恩を売れるお願いでしたら謹んでお受け致しましょう。
この薬が毒でないという前提に立てば、
ご一緒にビスケットは如何ですか?
恩とセットでお得になっておりますよ。
マジで、くれんの?うわ超良い人!貰う貰う。今の食生活だと加工品ならなんでも美味く食べる自信があるよ、俺は。(寝たままビスケットを貰おうとする)
食料を譲ってくれる人に出会えるとは幸運だ。まさに、命の恩人というやつだろう。そちらの痺れてる彼女は特に切迫してたようだからね。無事にトラブルを解決できそうで安心したよ(リュックを背負う)
まあ、困った時に支え合うのは当然ですもの。
ええ、どうぞどうぞ。ビスケット程度しかなくて申し訳ありませんが……。
(ビスケットを配りながら)
ただ、ひょっとすると喉が渇いてしまわれるかもしれませんね。
折角のご好意だ、有り難く受け取っておくよ(貰ったビスケットを大事そうにコートの中へしまう)水はまだ余裕があるので結構だ、お金をそれ程持ってないのでな…。
ところでビスケットの君、仕事のついでに立ち寄ったと言ったが、この近くに街があるのかね?
ちょっとおおおおお!お薬!私、まだお薬頂いていませんわよ!
手足の痺れが徐々に身体の中心まで伝わってきて、中々にヤバイ感じなのですけれどっ!
私、まだ神の御下へ旅立つには早いと思うのですけれどっ!
この際お水でもカブトムシのジュースでも文句言いませんから早くお薬をガビビビビビビ(神経毒が伝わって静になる)
できれば……ビスケットも…………(それだけ言い残して完全に沈黙した)
街ですか? そうですね、山頂までとは言いませんが上へと登れば見えてくるかと。

おやおやおや、申し訳ありません。
そしてお水のお買い上げありがとうございます♪
早速、ビスケットより先にお薬をお水で流し込みますね。
(沈黙した口に薬と、コップ一杯の水を流しこむ)

嚥下できる体力が残ってると良いのですけれど。
ガフッ、ごほっごほっ!(流し込まれた水でむせる。一応、薬は飲んだ模様)
ああ、噎せてますけど吐き出してませんし。
ちゃんと飲めましたね。よかったよかった。

ハイ、此方ビスケットです。
(まだ少し痺れが残っているのか、プルプルと震える手でビスケットを受け取る)
どうもありがとう!
わざわざお薬を飲ませてくれた上に、ビスケットまでくれるなんて、親切なのね。
どうか、優しい貴女の行く先に神の祝福がありますように……。

ところで、さっき飲ませてくれたお水は、幾ら払えばいいのかしら?
(震える手で荷物から財布を取り出す)
街か!(マジかみたいなイントネーションで)っていうかビスケットちゃん、もしかしてそっから来たのか?みたところ身なりもそんなに汚れちゃいないようだし。ちなみに俺ァ持ち合わせがないんで、街までいったらなんとか見繕って払えるんだがなー案内がなーいないからなー。(チラッチラッ)
(とびっきりの笑顔で、水とは思えない価格を告げて)
うふふ、ご心配なさらないでください。
手持ちがないのなら分割払いという方法もございます。
ええ、ええ。全く問題ございません。
回収できるまでお付き合いいたしますので。

それと申し遅れましたが、私はRemoraと申します。
ビスケットちゃんではございません。
街から飛行種の力を借りて近くまで降りてまいりまして……
(瞬時に目の色を変えて)
ほう、そちらの方も街まで。いけば。お支払いが?
聞き間違いかな…何かすごい金額が聞こえた気がするんだが…(ヴァレーリヤに向かって合掌)
それに案内のお礼も上乗せだな…

ふたりとも無事に危機を乗り越えた様だし、私は上へ行ってみる事にしよう。情報をありがとうRemora。
えっ……
(金額を聞いて、目を丸くして固まる)

……ごめんなさいねRemora。どうやら、まだ耳に毒が残っていて、聞き間違えてしまったみたい。
いくら砂漠とは言え、お水1杯が、相場の千倍近くするわけないものね。
もう一度、お値段を言って下さる?
(財布を持つ手が、カタカタと小さく震えていた)
おや、まだお加減がよろしくないようで。
なんとおいたわしいことでありましょうか。
そうですね、街へ行けば診療費も要り用でしょうし……ここはひとつ大幅におまけして。

0をひとつ減らしましょうか。
困った時は支え合いですものね。これだったらきっと楽にお支払いいただけることでしょう。
(悪徳商法そのままに、最大限の譲歩を謳い)
(ゆっくりと、優しく語りかける口調で)
まあ街にいけばなんかしら日銭も稼げるだろ。砂漠と山よりは現代的な労働を求めてるやつらも多いだろうしな。そっちの嬢ちゃんは登るみたいだし、俺ぁビスケットちゃんにくっついてくことに決めたぜ。司祭さんはどうする?ここで解散するか?(切り替えが早いので早速荷物を纏めはじめる)
砂漠。ディープシーのボクにはツライでs・・・・(新しく入りました。そして遭難)
0をひとつ減らすとは太っ腹だな…それにしても百倍だが……。そうだ、司祭の君、良い物をやろう。(コートの中から手のひらサイズのサボテンの鉢植えを取り出す)これは無料だから安心したまえ。街へ着いたら売って金にしてもいいぞ。気休めにもならないかもしれないがね。
それから私はクラムケッチャ・フェノーウィという。またどこかで会える時まで、みな達者で。

……と、なんだやはりここは観光地か…?なんだかよれよれしてるように見るが…大丈夫かね君。
わーい、90%OFFだなんてお買い得!有難うRemora!
これなら誰でも納得のお買い物ができΣそれでも、安めの宿なら2泊できるお値段なのだけれど!?
うう、この悪徳商人!でも助けてくれた恩義はあるし、街までの案内も欲しいし……(取られまいと警戒するように、お財布を身体に押し付ける)

(やがて意を決したように、Remoraに相場の20倍相当分のお金を差し出す)
……あのっ、今はこれだけお支払して、残りは後で、というのは駄目かしら?
お医者様に診てもらってどれくらいお金が掛かるか不安だから、手持ちは残しておきたいの。
残りは必ず、後でお支払い致しますわっ!
ええ、神様に誓って!これでも私、司祭ですもの!
。o(街に向かう途中で、こっそり逃げようっと。嘘を吐いてしまってごめんなさい。でも一応、相場の20倍は支払っているわけだから構いませんわよね?)

あっ、サボテン有難う。クラムケッチャね。
私はヴェレーリヤ=ダニーロヴナ=マヤコフスカヤ。貴方も次にお会いするときまで、どうかお元気で。
そういえば、そこの甲殻類の方、お名前を教えて頂いてもよろしくて?
一応、同じ釜のカブトムシを食べた仲だもの。そのくらいは聞いても構わないでしょう?
俺?俺ぁべつに自己紹介は……。まあいいか。ヤズィードでも甲殻類でも好きに呼んでくれ。そっちのひからびて死にかけてる嬢ちゃんも一緒に街に連れてったろう。

しかしけったいな山だ。ホントになんかおかしなモンでも眠ってて、人を誘い込んでるとかじゃねーだろうな。おーコワコワ。(言いながら準備を済ませる)
まあ、司祭様!
私を悪徳商人だなんて、まだ朦朧とされているご様子で。
ええ、お医者様に診ていただく元手がなくなっては元も子もございません。
分割払いでも結構ですよ。信頼の証として、お名前もしっかりと教えていただきましたもの。
(悪びれもなく耳ヒレを小刻みに動かしながら)

ふむ、去られるのがクラムケッチャ様で、ご案内するのがヤズィード様と。
犯人と早とちりしてすみませんでした。どうか旅のご無事を。
(一礼して、帽子のズレを直しながら)
……私達も直ぐに発ちますか?
いや、こちらも厄介払いが出来てよかった。(ヴァレーリヤに受け取って貰ったサボテンに微かに目を細める)旅の出会いも縁だよ、なあ、君。
ヴァレーリヤとヤズィードはこの先カブトムシを食す時は十分に気を付けたまえ。倒れてる間に賊に襲われれば成す術もないからな…この先はRemoraが居るから町までは安心だが。
なに、あの状況では犯人と思われてもしかたあるまいよ。事切れた場合は荷物を少々確認させてもらう心算だったしな。(悪びれもせず言いながら4人に軽く手を振って行く)
(二人が目を向けると、山の向こう側へと猛ダッシュしている司祭の後ろ姿が見えた)

うおーーーーー、私としたことが、悪徳商人の前で名乗ってしまうとは何たる失態!
これ以上は!何が何でも!びた一文も支払いませんわよおおおおお!!

(速さ → )
97
……あれだけ元気に走ることができれば、
もうお加減は大丈夫そうですねえ。

ええと、ヴェレーリヤ=ダニーロヴナ=マヤコフスカヤ様。
ふふっ、しっかりとメモに残しておきませんと。
(頭金として受け取った報酬を確かめながら、楽しそうに微笑んで)
なんか一周してすぐ捕まりに戻ってきそうなくらい速ぇな。じゃー行くか、そっちの干からびかけてる嬢ちゃんの分もつけといてくれビスケットちゃん。(迂闊)

(完)

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM