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ギルドスレッド

オーストレーム診療所

【雑談4】診療所内部

簡素なベッドが2つ。片方はアクセルが寝る用。

後は机と椅子と薬棚。無口な闇医者はそこにいる。

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あぁ…だからあの時心配は要らないって……。(呟きながら物置から箒と雑巾を取り)

よし、じゃあ掃除を始めるからアクセルは向こう行ってて。

机と椅子の足拭いて床とベッドの下のゴミ取ったら……シーツも外に干して……(ブツブツ呟きながら掃除を始める)
……!(何か手伝おうかと思っていた闇医者、すごすごと向こうへ行く。(・ω・`))

(書類の整理をしたら埃が舞いそうだし、もちろん調剤もできないので練達で書かれた本を読むことにした)
(掃除没頭中。
先にベッドのシーツを外へ干しに出し、箒で床とベッドの隙間を掃いた後、机と椅子の足を水に濡らした雑巾できっちり拭いていく。
終われば雑巾を洗い直して薬棚の中を置き順を乱さぬように気をつけながら拭いていく。
それらが終われば、)

アクセルー、ちょっとこっちきてー。
……。…!(本を読んでいたため、半テンポ遅れて椅子を立つ)

……呼んだか?
うん、ここの掃除終わったから。
あ、机の中身とかいろんな資料が入ってるところは手つけてないから後でちゃんと整理してね。
それとアクセルのベッドのシーツ外に干してあるから。帰る時取り込んどく。
いつかリフォームするつもりだから徹底的ってほどじゃないけど、まあ、こんな感じで!
わかった。(こくりと頷く)……掃除は、得意か?
まあ、一通りは?
あ、あんまりやらせようとするなよ……。掃除好きってわけじゃないし、今日は必要だったからやっただけなんだから……。
……そうか。(こころなしか少し残念そう)
…………。
本格的に患者さん来るようになったら掃き掃除くらいはするよ……。今日みたいな大掃除は手間だからってだけで……。
…………。
す、少しは自分でもやれよ……。ここ、一応アクセルの家でしょ……。
せめて布団干すとかくらいはさ…………。
わかっている、診察や治療に使うところは綺麗にしておかないといけないからな。(ちらっと生活スペースの方へ視線を送ったがすぐにまた元に戻し)
せめて寝るところもちゃんとやっておけって!
医者の不養生でアクセルが倒れたら患者さんが困るんだから!しっかりとした睡眠が取れるようにシーツや枕くらいは綺麗にしなよ。
ああ、私が倒れても……、……。(言葉を止めて黙り込む)
いや、倒れるなって!
患者さんもそうだけど自分の健康にももっと気を遣えって。
……いや、そうだな。気を付ける。此処には……私しかいない。(あの子は居ないのだった、と少し寂しい気分になりつつ)
それでよし!
でも風邪くらいなら俺だって看病出来るからいざという時は安心していいぞ。
……妹で慣れてるし。
……うん。
利口で手のかからない……俺よりずっといい子だった。今はどこで何をしてるのやら……。

アクセルは?
家族……とかいないの?
えー……なんかすごい意外…………。
そっか〜……アクセル結婚してたんだ……。
娘さんは何歳なの?
えーと14だから、ちょうど思春期真っ只中?
アクセルの娘さんならきっと……きっとすごく、しっかりした子なんだろうなぁ……。
(口の端を僅かに上げて)天才、だ。治療におけるセンスと執念は私を超える。後はもう少し人間と触れ合えれば言うことは無い。
アクセル、意外と親バカ……ん?
えっ、娘さんも医者……なの?
(頷いて)6つの頃にはもう私の執刀を手伝っていた。
六つの時って……えーと……小学生の時から!?
……それは……そっか……その歳でもう父親の仕事を手伝えてたんだ……。
いい子、なんだね。
……ああ。私が忙しくしているのを見て、わがままもろくに言わなかったような子だ。(少し気落ちした声で)
それは……アクセルのせいじゃないよ……。
アクセルは家族のために頑張って仕事してるんだし……。
誰も、悪くないよ……。
沢山の我慢をさせているのは事実だ。……今も、ひとりにさせてしまっている。きっとそれは、「親友が面倒を見ているから」というものでは済ませられない。
………………。
アクセルはいいお父さんだね。
その子も早く帰って来てって絶対思ってるよ。
だからさ、早く帰れるように……帰れる……ように…………。
ええと……あっ、そうだ!
服が!ようやく!届いたのでスポンサーさんのところへ挨拶に行きたい!
帰り方を探す前にまずはここでの生活環境を整えないと!
……きっと。…いい父親とは、……。(そこで言っても仕方のないことだと言葉を止め)

(服を見て、それから詩音の顔を見る)ああ、よく似合っている。妖精のようだ。(至って真顔)
妖精……妖精?
ぷふっ……随分、ファンシーな例えだね。ありがと。
さて、服が届いたからこれで色々やれに行ける。待たせてごめんね。
この世界がだいたいにおいてファンシーだ。今更だろう。思ったまでを言っただけだ。

いや、待ってはいない。……むしろ、少しここの留守を任せるかもしれない。
…………!
……そう。うん、大丈夫。留守は慣れてる。
いつから、出かけるんだ?
……そうか。
トカム、さんのことなら安心して。俺がちゃんと看病するから。
あともしもけが人が来てもちょっとなら俺も治療、できるからさ。
心配せずに、行ってきて大丈夫だぞ。
少し長めの依頼が入ってきた。1週間で終わるらしいが……なるべく、メモは残しておくから。困ったことがあれば、見るといい。
……えっ(素っ頓狂な声)
あっ、そ、そう……依頼か……。なるほど……。
わかった、メモには目を通しておく。依頼頑張ってきて。
無茶して怪我するなよ!
(なんで意外そうな声を上げたんだろう、と首を傾げて)

心配せずともいい。怪我をする様な依頼ではない……(若干複雑そうな声で)
それなら……いいんだけど……。
怪我をしない……安全な依頼で一週間も何しに行くんだ?
……一週間、生産性の無い生活をするらしい。(どことなく、途方にくれた様子で)
……?
よ、よくわからない依頼だな……。
まあ少しの休暇だと思ってゆっくりしてきなよ。
アクセル、いつ休んでるのかよくわかんないとこあるし。
……。……なにをすればいいかわからない。
何をすればいいのかって……休みの日みたいに過ごせばいいだろ。
お昼寝したり……だらだらしたりとか……。
…休みの日は……買い出しへ行ったり…カルテの整理をしたり……してたな…。

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