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妖精廟

【メタ】設定書くスレ【団員用】

地元の設定とか思いついた事を勝手にメモしておいたりするスレ

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セティアの村の近くにある貧しい村の生まれ
3歳くらいの時に口減らしの為、森の中に捨てられる。
去っていく実の両親を追いかけて、道に迷い泣いている所を
コロ家の当主夫妻に拾われる。

夫妻はちょうど三年前ほど前に子供を亡くしていて
神の思し召しだと、ココルを実の子供の様に育てる事に決めた。
ココルも幼いながら夫妻の手を離したら自分は生きていけないと
本能的に感じ取り、その手に泣き縋った。

両親(夫妻)は子供が多く、年の離れた兄姉達はココルを可愛がった。
でも、今まで末っ子だった5歳年上の兄だけは少しだけ意地悪だった。
喧嘩も沢山した。
しかし、兄12歳、ココル7歳の頃に、ココルが大怪我をする喧嘩をしてから
態度が軟化し少し優しくなった。

親戚のレイス家と同じくコロ家は村の中でも発言力があった。
その養女が「羽無し」とあらば煩く言う大人も出てくる。
ココルはそれらを身に受け、自分の為に両親が悪く言われるのは申し訳ないと
誰よりも早く起きて朝練をして、誰よりも多く剣を振って
沢山たくさん修行をした。

修行をしない、それでいて自分より強い「妖精羽持ち」のセティアに
嫉妬を感じていた。
自分が喉から手が出るぐらい欲しくても、手に入らないものを持っているのに
それをまるで重要としていないセティアの態度に怒りさえ覚えた。

学び舎ではコロ家なのに「羽無し」と指を差され、いじめられていた。
煩く言う大人に感化された子供達の心無い言葉で傷ついた。
羽さえあれば……と泣いて眠る日々。

でも、そのどうしようもない辛い時間を救ってくれたのは
自分が嫉妬や怒りを覚えたセティアだった。
何も考えてなさそうな目で、声で。
煩く言う子供たちを黙らせて、自分の手を引いてくれた。

嫉妬は憧憬に。怒りは好意に。
セティアの事を一方的に敵視していたのは自分だけで
羽無しを一番気にしていたのは自分自身で
セティアも両親も兄姉だって全然気にしてないのに
感情が一気に溢れてわんわんと泣いて
それを見たセティアのドン引きした顔が面白くて
可笑しくて。笑ってしまった。

それからはセティアと遊ぶようになって
ひっ捕まえて修行させたり、外で遊んだり。
こんな日々がいつまでも続くのかなと思っていたら
セティアが特異運命座標になって、村の英雄になった。
置いていかれた様な気がして、寂しかった。

でも、しばらくして私も特異運命座標になれて
やっぱり今までと変わらない日々が、続いてる。

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