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憲兵団『月影』

それははたまた気まぐれに。(1:1のお話場所)

それははたまた気まぐれか。
暑い暑い夏の日に

「…いや、室内にクーラーつけるべきだよねぇ、これ。」

気づいてしまった、いや、もっと早く気付くべきだった
……正直、室内より外のひさしの下の方が涼しい。


それならば外で冷たいミントティーでも出してティータイムしようじゃないかと
半ばやけくそ気味にテラスでお茶を出すことにしたわけである

そんなこんなで始まる
これは、暑い暑い夏のある日の物語


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記憶にしかいなくても、存在は消えたわけではないのでしょうー…?
目指しても、構わないのではー…?(踏み込みすぎたかな、と言ってから口を抑えて)

(話を聞いて、時々頷き)
…大した事ない、なんて、そんな事ないですのー
嫌だったでしょうー、諦めていても、完全に諦めきれない時もあったのではー…?
私も、古郷では嫌われていましたからー…全て分かる、とまでは言えませんけどもー…
(寂しいのは分かる、と手を伸ばして撫でようと)

そんな所ですわねー…
自分ー…(目をぱちくりと瞬かせて、それから微笑み)
治癒の技術や術なら信じておりますわねー
確かにあるものですからー…!

もう今はその魔法もなくなってしまいましたがー(くすくすと笑う)
えぇ、私よりもずっと大人ですのー、最近知り合った友人なのですけどもー…
…甘えてくださっても構いませんのー、なんてー(おどけて言って)

ふふ、ありがとうございますですのー(少し照れて、誤魔化すようにミントティーを飲む)
…という事は薬草もー…?かなり、豊富そうですわねー…
もう少し涼しくなってくれてもいいと思うのですけどもー…(ふぅ、と小さくため息を吐く)

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