ふわぁ…今日は天気良いねぇ。お昼寝日和だ

（店の外のテラスに無造作に座り、あくびを一つ。
今日は朗らかな快晴で、陽光が優しい。）

あ、どーせなら新しいお茶っぱ出そうかな？
一人で飲むのはもったいない気はするけどさ

（手紙に同封された地図を傍らに。少女はその場を訪れた。
　仕事を共にした仲間からの手紙なのだ、不安どころか喜々とした様子で、その足取りは軽く。
　だから。少女は貴方の姿を目に映すと、笑顔を咲かせたのだーー）

……こんにちは、シキさん。
この度は、お招きいただき、ありがとうございます。

（ふいにかけられた声の方をみやった。
お、とへらり笑みを零して…ぽん、と自分の隣を叩く）

こんにちは、アイラ。
この間のお仕事ぶり？元気だったかい。
今ちょうど新しいお茶っぱを出そうと思っていたところだったんだ。よければ飲んでいっておくれよ

（新しいお茶っぱ。その言葉を聞くなり、氷蒼の瞳をきらきらと輝かせ。
　てくてく。嬉し気にその隣へ、ゆっくりと腰掛けて）

はい、勿論。シキさんもお変わりなさそうで、なにより。
お茶です、か？　勿論、喜んで。
こんなにも暖かい日ですから、お茶もきっと美味しいでしょうね。

（彼女は腰掛けるのを確認すれば、こちらは得物をその場に残して立ち上がった）

あはは、私はいつでも元気さ？依頼で怪我したりとかも…ありがたいことに今のところないしねぇ

そうそう！こちらには見慣れないお茶が多くてね。ついつい買いすぎちゃったのさ
エンガワ…だっけ？表でお茶をのんびりってのは何処かの嗜みらしーよ

（中へ引っ込むと、さほど立たないうちにポットとカップを２つ、トレーに乗せて戻ってくる。
得物の大剣を脇に退けると、トレーを置いてお茶を注いだ）

あぁ、お茶菓子もあればいいよな？何かあったかなぁ、何が好き？

エンガワ……？ よく分からない名前ですけど、お茶を飲めるのはいいですよね。

（ぽかぽかと陽の光に目を細めて）

……ん、ボクですか？
ボクはそうですね……甘めのが、好きです。
甘いお菓子が好きなんですが……。