PandoraPartyProject

ギルドスレッド

キャリー喫茶店

【個別RP】デキる店員の教育方法

▼喫茶店の臨時店員として、意外な活躍を見せたサーシャ。
 それならば、ともう少し何か任せてみようと店員教育をすることになったが、一つ問題があった。
 さて、こいつにはどこからどこまで教えれば良いんだろう?

※パーセル・ポストマンとサーシャ・O・エンフィールドの個別スレ

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
その服装なら肌に油が跳ねて大惨事、みてえなことにならなさそうで何よりだ。ほらよ、嬢ちゃんの分のエプロンだ。(ウインクまでしてきたサーシャへ素っ気なく、棚にあったエプロンを取ってほらよと山なりに投げる。怒っているといよりも、色々考えても「らしい」言葉が出て来なかったような気配だ)
淡白なのです!
(もっとこう、何か無いのかと目線で訴えかけながらエプロンをキャッチして)
えっと、それで、今日は何からすれば良いのです?
悪いが俺からは似合ってるぐらいしか出てこねえぞ。ドキッとだかなんだかはアンタの良い男だか客だかにやってやれ。
(頭を掻きながら、ぺらりとサーシャへ教育工程が書かれた紙を渡す)
大体この辺書かれてることをやるんだが……アンタ大体できてるんだよな、見様見真似っつっても。
それならいっそ、その辺は全部省いてできねえことできるようにした方が良いと思ったんだ。
とりあえずパッと思いつく候補がドリンク類と軽食なんだが……。
(どっちが良い? と視線で問う)
むぅ…そんなんじゃ女の子にモテないですよ。
(受け取った紙に目を走らせ)
うん、確かに出来なくは無いですけど…マナーとかはよくわかんないですよ?
(ドリンクか軽食か選べという視線にキッチンを見やり)
ドリンク…かな。あれの使い方が分からないのですよ。
(そう言って指差すのは珈琲の焙煎機等の機械類)
マナーっつっても、うちは喫茶だからそう大したことはしねえよ。コップの中に指突っ込むなとか、客に出す時には大きな音立てて皿を置くなとか精々がそんなもんだぞ。
(まあそこは追々教えりゃ良いか、と手元にあったコーヒーを啜る)
(そして指された方を見て、あー、と声を上げた)
……言われてみりゃ練達の機械なんて、サーシャの嬢ちゃんじゃそうそう触ることなんてねえもんな。
(毎日使っているものだから、すっかりと日常品のつもりになっていた)
焙煎機はドリンクっつーよりもその前の段階、仕込みに近い。
ドリンク作るってなると、どっちかって言えばドリッパーとかコーヒーミルだとか……。いや、ミルは客の空いてる時ぐらいにしか使えねえんだけどさ。
(と言いながらコーヒーサーバーやらドリッパー、コーヒーミルをキッチンから持ってきてはテーブルに並べる)
アバウトなのですね。
(そんなものかと少しだけ肩の力が抜けて、並べられた道具を不思議そうな目で見つめ)
それに、私は珈琲ってマスターさんの入れてくれたカフェラテくらいしか飲まないですから。サッパリなのですよ。
へぇ、これで簡単にコーヒーが作れちゃうのですね。分量だとか決まってるのです?
そこらへん、細かいところを突っ込まれたいんなら料亭だとかホテルだとかのもっと上等なところに行くこったな。酒の注ぎ方からドアの開け方まで丁寧丁寧に教えて貰えるぜ。
(ま、サーシャの嬢ちゃんには難しいだろうが、と意地悪そうに肩を竦める)
豆の種類やら焙煎具合にもよるんで場合による……もっと言うと「好み」だ。最初は軽めに2杯前後入れときゃ問題ねえさ。ダメだったら多くしたり少なくしたりで再挑戦だ。
(言いながらサーバーの上にドリッパーを載せ、少量の湯を軽く掛け回してドリッパーとサーバーを温めてから、湯を捨てる。そしてコーヒーフィルターを被せて準備完了)
今回は豆は事前に挽いてあるヤツを使う。やってみるかい?
それは…遠慮しておくですよ。(意地悪そうな態度に言い返したかったが、失敗するであろうことが自分でも想像できてしまったので押し黙る。)
えっと、豆と焙煎は好みで、軽く二杯程度っと…(言われたことをメモに描いて)
道具を暖めるってのはお茶と同じなのですね。で、フィルターを乗せて……
い、いきなりです?でも、そうですね。やらないと覚えないですものね。(グッと拳を握って、やることを示すように頷く)
いきなりだ。アンタ、狩りの技術は自分で経験して身に付けたんだろう? それと同じことだ。
(復唱して学習を進めているのを見て、表情には出さないものの筋が良さそうだと内心で評価する。そういえば、以前ウサギ狩りに行った時も最低限の指導を受けた後はほぼ自力で狩りの技術を身に付けた、と言っていたから、要領が良いのだろう。だからこそ、実際にやらせてみるというのが効果的だと判断した)
そらよ、コーヒー粉とスプーンだ。ここらの調整は回数と慣れだから、初めっからうまくやろうとすんなよ。コーヒーは苦くて酸いものだからな。
(少し冗談めかして言いながら、サーシャへコーヒー粉の入った袋とスプーンを渡す)
…頑張るです!(袋とスプーンを受け取り)
えっと…軽め二杯前後…?(軽め?軽めってどのくらい?すり切りだと少なそう?山盛りだと苦そう……散々悩み最終的にちょっと少ないくらいの粉をフィルターに入れる)
このくらいでどうです?
そう、それぐらいだ。なんだ、ぷるぷる今にも震えちまいそうだったが、やってみりゃ上等じゃねえか。
(うっすらと口元に笑みを浮かべながら頷く)
んで、フィルターの上の粉が平らになるように均して。湯を少しずつ掛けて行く。
この辺温めた容器が冷めちまうから手早くやった方が良いんだが、まあ最初だからゆっくりやっとけ。客に出すもんじゃねえんだ、適当で良い。
えへへ、褒められたです。
(なるべく平らになるように均して、お湯を少しずつかけていく)
うーん、この少しずつってのはもどかしいですね……
ドバっとしちゃダメなのです?
ダメだ。
(端的に言って、少し考える素振りを見せて)
茂みに隠れて、弓の届く距離に少しずつ近付いてる獲物がいる。自分から距離を詰めたら逃げられる。それと同じだ。慣れねえ内から下手なことすっと、酷ぇ味ができあがるぜ。
それは確かに駄目なのです…!
(自分にとって痛いほど分かってしまう説明に、身長に少しずつ注いでいき)
…終わりましたですよ!!
(注ぎ終わりどうだと言わんばかりにパーセルを見る。やったことはとても簡単なことだが、初めてのことに楽しそうに笑っている)
だろう?(多少は効いたようだな、と少し満足気)
よーし、よくやった。
(快活に笑うサーシャに釣られるように、自分の口の端もまたわずかに釣り上がる)
これがアンタの淹れたコーヒーだ。飲んでみな。
(ドリッパーを手早く洗い場へどかせば、ふわりとカップから香しい匂いが店内に広がった)
ん~!いい香りですね!!
(カップから立ち昇る香りを堪能して…カップに口を付ける)
いただきますです…!

(そして一口飲んだまま、固まった。)
………………おい、大丈夫か?
(まさか、と思って声を掛ける)
まあ、コーヒーだしな。
(苦いに決まってるだろう、何言ってんだこいつ、という顔で見る)
……ってああそうか、アンタ今までカフェラテばっかりだったからか。ありゃミルクで誤魔化されてるが、元はこれぐらい……いや、エスプレッソだからもっと苦いか?
スティーブンやニアライトは毎日これを飲んでいたですか……!
えぇ、カフェラテはマイルドなのでちょっと苦いかな?ってくらいだったですけど……これはただただ苦いのです。
(何か思い付いたようでちびちびと飲み続ける)
なるほどなのです。これが…これが大人の味というものなのですね!
ただただ苦いだけ……(むぅ、と彼にしては珍しく難しそうな顔でコーヒーを見つめる。コクや酸味などといった要素もあって旨いと彼は思っているのだが、なかなかサーシャには理解されないようだ)
まあ、まあ……そんなところだ。この味に慣れてきた頃にゃ、大人の仲間入りってな。
(そういえば自分とサーシャ、一体どちらの方が早く生まれたんだったか、と途中まで考えて頭を振る。生育環境の違いもあるのだ。あまり深く考えることはよした)
むっ…(何やら子供扱いをされたような気がする。いや実際まだ子供ではあるのだけど)
じゃ味の分かるマスターさんが味見してくださいですよ。
(そう言って半分ほど飲んだカップを両手でズイッと差し出して)
あん?(差し出されたカップを受け取り、左手で持って口を付ける)
香りは良い。次はもう少し粉を小匙半分多くして、湯ぅ注ぐ時間を掛けてやりゃ味がもっと良くなると思うが……(つまり、それはサーシャの苦手な味が強くなるということでもあり)……ま、嬢ちゃんの好きな味に近付けたいんなら、粉は匙半分から一杯ぐらい少なくして、湯は多めに注ぎゃ苦味も薄れるだろうさ。
(助言を終えると、カップを置いて。手近な布巾で口を付けた部分を拭った)
ふむ…小匙半分多めの注ぐ時間を伸ばすですね。(アドバイスをメモに書き足して)
私の好きな味は………家ででも探して見るですよ。(パタンとメモ閉じて、残ったコーヒをちびちびと飲み)
今は、お店で出せるコーヒーの淹れ方ですからね。
アンタの家にドリッパーとフィルターに粉、あるのかよ。揃えるのは手間だぞ。
(終わったなら、使った用品を洗い場へ置き)
それとも、依夜の嬢ちゃんみたく来る度に練習でもするかい?
…お茶か果実水しか無いです。(改めて道具を見下ろしゆっくりと首を振り)
練習ですか…まだ私は味が分からないですから入れる度に味見してもらうことになるですけど…良いです?
んなこったろうと思ったわ。(少しばかり呆れの入ったような吐息を漏らす)
そりゃあいい、自分で淹れたコーヒーを飲み続けるってのもつまらねえ話だ。嬢ちゃんのが飲めるんなら俺は嬉しい限りだね。
ま、もっとも泥水みたいなのを淹れられたら営業できずにぶっ倒れちまうかもしれねえけどな。(からかうように肩を竦める)
……パーセルって偶ーーーにッ ずるいですよね。
ふふっ、これよりも不味くなるってのは…無くは無いかもしれないですけど、きっと大丈夫ですよ。
だって大きな失敗をしないように貴方が見ててくれるのでしょう?
どこがズルいってんだよ。こういうのは約得って言うもんだ。(否定するように手をひらりと振る)
……こりゃ一本取られたな。(吐息して、がり、と頭を少し掻く)
ま、そういうこった。まだ俺も泥水すすって死にたくはないんでな。
(これは皆さん大変そうですね。でもまぁ見守るのも楽しいですから…いっか)
ふふん、言われっぱなしの私では無いのですよ。
ではでは、もう一杯淹れてみるです?それとも他のことを教わるですか?
んだよそのツラは。
(意味深長な表情をするサーシャを見て、眉根を寄せるが追及はしなかった)
そうだな、給仕も概ね問題なかったが……ああ、そうだ。アンタ軽食は作れるかい? サンドイッチとか。
なんでもありませんよっ(言っても雑に流されてしまうのは目に見えてるのでパチッと誤魔化しのウインクを一つ飛ばす。)
サンドイッチなら作れるですよ。偶に狩りに行く時にお弁当して作ったりするですから。
具材と形を教えて貰えるなら作って見せますです。
(そう自信有り気に胸を張ってみる)
(なんだそりゃ、と半目を向けるものの、それ以上は追及しなかった)
それだけ作れりゃ十分だ。一番スタンダードなのがBLTなんだが。
(冷蔵庫からごそごそとベーコン、レタス、トマトを出して、俎上に並べ)
こいつらを切ってパンで挟んで、そいつらを斜めに切って三角形にするだけ。簡単だろ?
よくエレミアが注文してるやつですね。どれが、どのくらいとかって決めてたりするのです?
(自分用なら好きな配分をすれば良いだろうが、商品となれば利益などもあるのだろうと考えて聞いてみた)
大体で良い。手本で作ってみるか。
(慣れた手付きでレタス、トマト、ベーコンの順に切っていく。厚さを定める時や切る時はよく見せるように遅く、包丁を拭いたり俎上の物を入れ替える時の手は素早かった)
こんなもんか。ま、あんまり極端に薄かったり分厚かったりってのだけ避けてくれりゃそれで良い。
そら、次は嬢ちゃんの番だ。
(言って、石鹸で洗って拭い終えた包丁を、柄を向けてサーシャへ差し出す)
へぇ……(差し出された包丁を受け取って刃を確認し、刃毀れの無い綺麗な仕上がりに感心したように声を零す。)

(レタスは歯ごたえが残るようにザックリと切り、トマトは潰れないように慎重かつ素早く刃を入れる。最期にベーコンを切り出して。)
ざっとこんなものですかね。どうです?上手くできてますです?
(材料の見栄えは良いが、切った厚みはパーセルのものよりも少し厚めになっている)
(レタス、トマト、ベーコンの厚みを確認して)
上等だ。さすがは山で自活しているだけのことはある。軽食ぐらいならサーシャの嬢ちゃんに任せちまっても問題無さそうだな。
(切られた材料をパンに挟みながら、はたと思いついたようにサーシャの顔を見て)
……ちなみに鶏肉を使うこともあるんだが、大丈夫だよな?
ふふん♪これくらいなら朝飯前ですよ。
(誉められて嬉しそうに笑って)
うん?……あぁ、大丈夫ですよ。
別に梟を取って食おうって訳では無いのですよね?
私だって鳥を狩ることもありますし、共食いとかって気にしては無いですよ。
(サーシャを上から下まで見て)
まあ嬢ちゃんもどっちかってーと大部分の肉は人間だしな。大丈夫か。
(うん、と頷いた。この間狩ったウサギも鳥みたいな食感だったことだし、よく考えれば心配するようなことでもない)
これで一通り……ああいや、ラテアートもあったか。興味あるか?
えぇ、なので大抵のもの食べられますですよ。
ラテアートですか……興味が無いと言えば嘘になるのですけど
私絵を描いたりするのって凄く苦手なので…
それに、ラテアートは依夜が練習してますし、貴方の負担を減らすなら他のことを覚えた方が良さそうなのです。
ま、それもそうか。(サーバーから注いだコーヒーを飲んで一息つく)
絵心のねえサーシャの嬢ちゃんをイジメるのも気が引けるし、依夜の嬢ちゃんに任せておこう。

さて、それじゃあ……(どうするか、と時計を見ると、良い時間になっていた)
……飯の予定、あるか? 無いなら最初の賄いでも出してやれるが。
ふふ、良い心がけですね。私をからかうと後が怖いのですよっ!

んー?そうですね。折角街に来たのですから何か食べていこうと思ってるのですけど……私街のお店って此処以外あまり知らないのですよね。
それでこの店に通い続けてるんだから嬢ちゃんも大概奇特だな。
ま、それならそれで良いさ。飯食いに行くぞ。(エプロンを外すと帽子を被り、ポストマンバッグを肩に掛ける)
だって、このお店は凄く居心地が良いのです。
あら?エスコートしてくれるのです?
えへへ、楽しみです!(同じくエプロンを外して綺麗に畳むとトタトタと友人に近づいて)
エスコートってほど大仰なもんじゃねえけどな。
たまにゃ地に足着けて街を歩いてみるってのもいいだろ。
アンタの知らねえ店を紹介してやるよ、ちゃんとついて来な。
(からんころん。ドアベルを鳴らして店から出て。いつもよりもずっと遅い歩調で、二人で歩き出すのだった)

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM