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樹上の村
さて、と……
(見送りを済ませると、テーブルに近づき本を手に取る)
……少しでも、ヴィマル君が何を想って読んでいたか、感じ取れると良いな。
きっと読むのに時間は掛かるだろうけれど……
(それでも、ゆっくりとでも知っていくことができればいいと願う。
確かに彼が生きていたんだということを、忘れないためにも……)
了
(見送りを済ませると、テーブルに近づき本を手に取る)
……少しでも、ヴィマル君が何を想って読んでいたか、感じ取れると良いな。
きっと読むのに時間は掛かるだろうけれど……
(それでも、ゆっくりとでも知っていくことができればいいと願う。
確かに彼が生きていたんだということを、忘れないためにも……)
了
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ツリーハウスはいつもと変わらずそこにあったが、家の主は少し浮ついた様子のよう。
まだ夜半に出歩くには少し肌寒い季節ながら、何かを待ちわびるように欄干からしきりに下を覗き込んでいた。
ちゃんと辿り着けるだろうか?迷ったりしないだろうか、という彼女の心配をよそに、ややあって一人の訪問客が現れた。
(ヴィマラ様との1:1のスレッドです。当事者以外の書き込みはご遠慮ください)