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樹上の村

【RP】月明かりの下【1:1】(ヴィマラ君と)

月明かりに照らされた夜。
ツリーハウスはいつもと変わらずそこにあったが、家の主は少し浮ついた様子のよう。
まだ夜半に出歩くには少し肌寒い季節ながら、何かを待ちわびるように欄干からしきりに下を覗き込んでいた。

ちゃんと辿り着けるだろうか?迷ったりしないだろうか、という彼女の心配をよそに、ややあって一人の訪問客が現れた。

(ヴィマラ様との1:1のスレッドです。当事者以外の書き込みはご遠慮ください)

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お爺さんの言うこと、判る気がするな。
別れ方は色々だけど、一番はっきり覚えてるのは最後の姿で、焼き付いて離れないんだよね。
私も、兄さんと最後にお話した時の事は今でもはっきり思い出せるから……
まあ、兄さんは死んだわけじゃないけど。もー、ほんとどこ行ったんだか!
私もそれなりに頑張ってるんだから、そろそろ顔を見せても良いと思うんだけど!

(くすくすと笑ってからコーヒーを一口飲み。
 すっかり冷めてしまって苦くなった味を誤魔化すかのようにミルクを追加で入れる)

まあ、私の話は置いといて、ヴィマラ君はそれが良いと思う!
月並みな言葉かもしれないけどさ、ヴィマル君は、気落ちしたヴィマラ君なんて望んでないと思うしね。
何せ嫉妬しちゃうくらいなんだしさ、ずっと凹んでたら怒られちゃうかもしれないよ!

(月を見上げる笑顔を見て、少し安心したように微笑む)

それでも辛くなった時はいつでも話相手くらいにはなれるから。
私、明るくて楽しくて、心から笑ってるヴィマラ君が好きだからさ!
元気になるためだったらなんだってするよ!

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