PandoraPartyProject

ギルドスレッド

スレッドの一部のみを抽出して表示しています。

樹上の村

街角保管室

街角の更新ログ

何となく残しておくと面白いかも知れないと思ったので記録しておくことにする。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
2019/10/27(2/2)

「……我々ももう少しばかり踏ん張らねばならないな」

 最近は鉄帝でも色々面倒な事がある故にとマカールは思考する。
 鉄帝は混沌の中でも北に位置する国家であり、厳しい気候の中にある。その環境の中で培われた肉体の強靭さは世界的に有名であるが――同時に極寒であるからこそ伸びない経済の脆弱性は長年の問題でもある。
 貧富の差は必然としてスラム街を形成し……そして最近そのスラム街ではある『動き』があって。
「――こんな所にいたのか、マカール。『話し合い』に行くぞ」
「おおダニイール殿。なんと……もうそんな時間ですか」
 その時、マカールの前に表れたのは同じくクラースナヤ・ズヴェズダーの一員、ダニイールという人物だ。新聞を畳み、マカールは立ち上がって。
「今日もまたスラムの一角をなんとか説き伏せよう。
 場合によってはアナスタシアの小娘が出張ってくるかもしれんが……」
「『革命派』とのゴタゴタは、なんとも勘弁してほしいものですな。我々は本質的に同志・同胞であり、ただ些か……信義の違いがあるにすぎない。そもそもアナスタシア殿とも全く知らん仲ではないもので」
「無論分かってはいるが――それはあちらの出方次第だろうな」
 クラースナヤ・ズヴェズダーには二つの派閥がある。
 大多数を占め、帝国と上手く付き合いつつ可能な範囲で理想を実現しようとする『帝政派』――マカールやダニイールがこちらに属しており。もう一つは少数派で、帝政を転覆させて国の実権を握る事で理想を実現しようとする『革命派』と呼ばれる集団だ。
 彼らは今、スラムを中心にある活動に取り組んでいる真っ最中で――

「これも多くの貧しき民を救う為。この地域から一度、平和的に彼らには立ち退いてもらわねばな……」



 鉄帝国でクラースナヤ・ズヴェズダーという組織に動きがあるようです……?

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM