PandoraPartyProject

ギルドスレッド

スレッドの一部のみを抽出して表示しています。

樹上の村

アレクシアの日記

「ブリキット盗賊団とナイフ」

ブリキット盗賊団なる輩から、ナイフを盗んでついでに盗賊団を壊滅させてこいという依頼をローレットで受けた。
このナイフが曲者で、どこぞの有名な大盗賊の魂を取り込んで作られたものだとかなんだとかいう。持ち主に強力な力を与える……らしい。
問題はデメリットの方で、これを奪われると所有者は死んでしまうという。
いわゆる呪いのアイテムみたいなものだが、あまりにもリスクが大きすぎる。
同じく依頼に同行したアニエル君は、自分の生命をチップにしてでも力を欲する者はいるだろうと言っていたが、私にはどうしてそこまでするのかはよくわからない。私にも、そこまでして力を欲するような時が来るのだろうか……

ともかく、このナイフがあるせいでこの一件は相手の命を奪わないわけにはいかなかった。
どこぞの『匿名の貴族様』はコレクターでこのナイフを求めているらしく、奪い取らないわけにはいかなかったからだ。

私には盗み取る技量がないので、戦って奪い取るしかなかった。
戦い自体は同行者のシエラ君を始めとして、味方がうまく敵を引きつけてくれたため、私自身に大きな怪我はなかった。正直殴られたらそう長くは保たないことは自覚しているので、仲間に恵まれたと思う。

しかし、他人の命を奪ったという感覚はどうにも忘れがたい。
目の前で人が動かなくなったのだ……なんというか……
…………………書き記すのも辛いのでやめておこう。

ともあれ、依頼自体はうまくいった。
願わくば、世が少しでも平和にならんことを。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
「魔術書『ボンボンの書』」

とある図書館の地下にある書庫でちょっとした事件が起きたんだって。
なんでも、中に入った貴族さんが、その書庫にあった魔導書に取り憑かれちゃったとか。
でも詳しく話を聞いてみると、その貴族さんの本の扱いが良くなかったとかで……正直ちょっと本に同情しちゃうよね。
まあそれでも、そのままだと貴族さんが危ないらしいからなんとかしてみる事になったよ!

とはいえ、その魔導書であるボンボンの書もそんなに悪い魔導書ってわけでもなさそうだったんだよね。
だから私達はできる限り話し合いで何とかしよう!って感じの方針にしたんだ!

魔導書さんの事を詳しく聞いてみると、どうにも寂しかったんじゃないかって思うんだよね。
ずーっと地下深くの書庫に押し込められて誰にも読まれることなく……って自分に置き換えてみたら当然だよね。
それが久しぶりに会った人がアレならまあ……ね。

というわけで、できる限り友好的な感じで接しつつ、魔導書さんを持ち上げていい気分になってもらおう!って感じで依頼をこなしたよ。
思った以上にうまくいったみたいで、すっかり機嫌は直してくれたみたい!
まあ、私としては持ち上げると言うより本音しか言ってないんだけれど。
本当に凄い魔導書ならもっといろいろお話を聞いてみたいしね。
だから、また読みにいけそうな雰囲気でお仕事を終えられてよかったな!

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM