ギルドスレッド
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樹上の村
「乾杯!しましょうしましょう!
といっても、ここにはジュースとお茶くらいしかないけれど!」
シラス君もいつもの調子を取り戻してくれただろうか。
やっぱり、いつまでも暗い調子でいるのは私たちには似合わない。
辛くったって、どんなに困難だったとしても、前に進んでいかなくちゃ。
「そうだね、ある意味冒険だ!
奇跡の代償を、返上する方法を探すための次なる冒険!
なら、今までと何も変わらないね!」
実際は、この記憶が消えていくことでいろいろな不都合は起きるだろう。
でも、きっと何があってもその心構えは変わらない。
未知を求めて、困ってる人を助けて、みんなの笑顔を守る。
それはきっと私の『魂』が覚えていてくれる。だから、心配しなくたって大丈夫だ。
「それにさ、呪いのひとつやふたつくらい掛かってたほうが、なんとなく『魔女』っぽくない?」
もともとひとつ、呪いのような病がある。
ならばこれでふたつめか。
ひとつめの呪いは、これがなければ今の私はなかった。
だからふたつめも、きっと大切な何かになるかもしれない。
おしゃべりもそこそこに、お互いのグラスにジュースを注いで。
さあ乾杯の準備は万端だ。
「それじゃあ、えーと……
新しい冒険の門出をお祝いして、かんぱーい!」
といっても、ここにはジュースとお茶くらいしかないけれど!」
シラス君もいつもの調子を取り戻してくれただろうか。
やっぱり、いつまでも暗い調子でいるのは私たちには似合わない。
辛くったって、どんなに困難だったとしても、前に進んでいかなくちゃ。
「そうだね、ある意味冒険だ!
奇跡の代償を、返上する方法を探すための次なる冒険!
なら、今までと何も変わらないね!」
実際は、この記憶が消えていくことでいろいろな不都合は起きるだろう。
でも、きっと何があってもその心構えは変わらない。
未知を求めて、困ってる人を助けて、みんなの笑顔を守る。
それはきっと私の『魂』が覚えていてくれる。だから、心配しなくたって大丈夫だ。
「それにさ、呪いのひとつやふたつくらい掛かってたほうが、なんとなく『魔女』っぽくない?」
もともとひとつ、呪いのような病がある。
ならばこれでふたつめか。
ひとつめの呪いは、これがなければ今の私はなかった。
だからふたつめも、きっと大切な何かになるかもしれない。
おしゃべりもそこそこに、お互いのグラスにジュースを注いで。
さあ乾杯の準備は万端だ。
「それじゃあ、えーと……
新しい冒険の門出をお祝いして、かんぱーい!」
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ツリーハウスの食卓に並べられたのは、大小いくつかの料理。
普段は自分だけだから、と使っていないスペースのほうが多いこの食卓も、客が来る時は大忙しだ。
ファルカウを取り戻したことでどうにか再開した『フローラリア』から頂いたケーキも並べ、準備は万全。
「後はシラス君を待つだけ、だね!」
ハッキリと時間を約束したわけじゃないので、どうにもソワソワと窓から外を伺ってしまう。
そろそろ来る頃だろうか……ファミリアーには、見つけたら戻ってくるようにと伝えてあるのだけれど……