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樹上の村

【RP】小さな祝宴【1:1】(シラス君と)

「これでよし、と!」

ツリーハウスの食卓に並べられたのは、大小いくつかの料理。
普段は自分だけだから、と使っていないスペースのほうが多いこの食卓も、客が来る時は大忙しだ。
ファルカウを取り戻したことでどうにか再開した『フローラリア』から頂いたケーキも並べ、準備は万全。

「後はシラス君を待つだけ、だね!」

ハッキリと時間を約束したわけじゃないので、どうにもソワソワと窓から外を伺ってしまう。
そろそろ来る頃だろうか……ファミリアーには、見つけたら戻ってくるようにと伝えてあるのだけれど……

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思いもよらず放たれた大きな声に、少し驚いてしまう
きっととても心配をかけさせるだろうなと思っていたけれど、そこまで言ってもらえるのは、純粋に嬉しかった。

「……ありがとう。
 大丈夫だよ、諦めてなんかはいないから。
 だって、そんなの全然私らしくないでしょう?
 ヒーローなら何があっても諦めない。魔女なら呪いなんてきっと解いてみせる」

だから安心してよ、ともう一度笑いかける。
自分勝手な気もするが、隠し事を吐き出して安心したのか、今度は自然に笑えた気がする。

「それに、何より忘れたくないもの。
 大きなことも、小さなことも。どれも大切な花だから。
 おまけに、そんな状態じゃ兄さんにだって何も語れない。そんなの絶対イヤ」

だから大丈夫、絶対に諦めない、と言葉を続ける。
方法なんて全然わからない。でも、きっとできるさと言われれば、そうだろうという気持ちもある。
何にせよ、迷って立ち止まっているのが一番らしくないのだ。私も、シラス君も。

「あ、でもこのことは秘密にしておいてね。
 やっぱり、あんまり心配はさせたくないから」

師匠とフランさん、それから未散君には同じように伝えてあるけれど、と付け足して。

「それにしても、攫われるのは困っちゃうなあ。
 こう見えても私、それなりに忙しいからさ!」

と冗談めかす。いつまでも重苦しい空気でいるわけにもいかない。
なんたって、一応は祝勝会なのだから!

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