店内に入ると喫茶店のようなオシャレな空間が広がる

暗い色の茶色い机、それに合う椅子やソファーがある。

ショーケースに色んな甘いものが並んでいる。
買ってそこで食べたり、飲んだりすることもできる。
持ち帰ることも可能。

誰も来ない。仕方ないね。
(余ったチョコケーキをもっきゅもっきゅしながら)

宣伝ありましたので来てみましたよ。
こんにちは。

こんにちはーっ、宣伝聞いてお邪魔しま……
あっ、速武さんの方が早かったですね！

こんばんは、ポーさん。
えぇ、お菓子を作る身として洋菓子は学ぶべきものが多いのです。
…今のところ、和菓子しか作れないので。

いらっしゃーい！
お菓子作りって楽しいよ！
瞬兄は京菓子作れんの？

おー、いらっしゃーい！
麗姉が作った甘いものは全部美味しいよ！
おすすめおすすめ！

速武さん、和菓子作れるんですか！凄いですっ。
わたしは逆に、洋菓子しか作ったことがないです。

あっ、闇魔さんと……闇魔さん！
ここのお菓子は闇魔さんが作ったものなんですね？
……ややこしいことになってしまいます……（うむむ、と唸り）

えぇ、京菓子も和菓子の一種ですから作れますよ。＞麗さん

では…チョコケーキを一切れとチョコチップクッキーを一袋お願いします。＞闇魔さん

麗さんと闇魔さんで呼び分けるといいですよ。
麗さんが推奨していました。＞ポーさん

おぉー！京菓子っていいもんね！生菓子！！
>瞬

僕ら2人でお菓子作ってるんだよー
>ノースポール

はいはーい！
(ケーキの箱に潰れないようにチョコケーキ1切れとチョコチップクッキーを別々に用意して袋の中にケーキ箱、その上にクッキーを乗っけて瞬に渡して)
>瞬

僕も僕で料理スキル持ってるからねー狂戦士だけど

はい、ありがとうございます。(代金を渡しつつ)
(表示されてませんが)私も料理スキル持ちです。

では、また来ますね。(退店)

なるほど、麗さんと闇魔さんですね？
……どちらも麗さんと闇魔さん、という……！
えっと、よく街角でお会いする方が麗さん、で良いのでしょうか？

あっ、わたしもケーキをひとつ！
ふふ、お二人で作るなんて、仲が良いのですね♪
お二人のオススメのは、どれになりますか？
ここでいただいて行きたいと思っておりますっ♪

またのー
>瞬

んー、ガトーショコラかなぁ…
>ノースポール

まいどありー！
>瞬

桜ケーキ！
桜の季節だからね！
>ノースポール

速武さん、またですよっ！（手を振り）

まさかの別々のオススメ！でも確かにそうなりますよね……！
ならば。２つともくださーい♪（わくわくそわそわ）

はーい！
(しばらくしてからガトーショコラと桜ケーキを目の前に置いて)

わーい！ありがとうございますっ♪
（いただきます！と手を合わせ、至福の笑みを浮かべながら食べ始める）

そういえば、ケーキ屋さんを始めたキッカケとかってあるんですか？

んー？
僕らがケーキとか甘いもの作るの得意だから！

とっても単純な理由でした！
でも、得意なことで仕事ができるのは、いいことですね♪
（ガトーショコラをたいらげ、桜ケーキにフォークを伸ばす）
シャイネン・ナハトも忙しいんですか？

あー、ケーキ売り、ケーキ作りの手伝いならお願いされるから忙しいっちゃ忙しいかね

やっぱりそうなのですねっ。
今年のシャイネン・ナハトは、こちらにも立ち寄らせていただきますね。
（会話の合間に桜ケーキもたいらげ）
ふぅ、どちらも美味しかったです！ご馳走様でした♪
それでは、失礼しますね！
（代金を支払い、お店を出る）

はーい！
またねー！

(扉をノックして)し...失礼します....。

いらっしゃー！ノックしなくていいのにー
(くるっとメイド服で振り向いて)

そうそう、ここは店なんだからさ
(ショーケースのところからニッと笑い)

あ...、麗さん.....その...すみません...。

え.....？っと、そちらの方は......、麗さん......？

まぁ人それぞれだね
こっちは兄か弟かはわかんないけど麗兄だよ
僕はこいつのことを雑兄って呼んでるけどね

お、お兄さん...ですか.......。.......あ、ありがとうございます...。

まぁ、お兄さんでもありお兄さんでもない
そんなもんさ
でも双子だと思ってくれた方がいいかもね？
(ニッと笑って)

はい。よ、よろしくお願いします…！！

こいつ、性格悪いから気をつけてね

麗姉だって性格悪いのにねぇ？
まぁ、いいけど

え、嘘ですよ...、だって...、え、笑顔が素敵ですからっ！

（試しに笑ってみる）

（試しにこっちも麗と同じように笑ってみる）

え、えぇっと....、お二人共...その、そ、そっくり...ですよね、とっても似てると..思います...。

そりゃあ、そうじゃん

性別が違うドッペルゲンガーだもん

ど、ドッペルゲンガーって確か...会ったら殺されちゃうとか....あ、すみませんっ！

僕らは別人と認識してるから大丈夫！

あ、そうなんですね。....良かった...。

そうじゃないと色々とね…？
めんどうだから…

面倒...なんですか....？
あ、お二人の仲が良くなれないってことですか...？...ん？

少なくとも僕はこいつのことが嫌い。

僕は好きなのになー
まぁいいけど

い...、いいんです...か...。

わかってて言ってるからねこいつ。

そ...そうなんですね...。

まぁ、気にしないのがいいさね
(飴細工で薔薇を作りながら)