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自由図書館
えっ……?(見えざる姿に反し、確かにそこに在る声に、一瞬認識を狂わされそうになる、が)
(男の声が、気配が幻覚などでは無いことは、愛馬の視線が、軟土に刻まれている靴跡が教えてくれる。その足音が自分達の眼の前で止まったらしい、ことを判断すると。)
ああ、えっと、まあ、確かにここの人間、だなあ。(こくん、と首を動かして)
一応、ここの管理人。……ああ、えっと、俺のことは『大地』で言い(一先ず彼の声音などに敵意は感じられない、と判断して、柔らかい声音で、彼の問いに答える)
マ、正確にハ、『今ここに住んでいるニンゲン』、だけどナ。(なんて、まるで『人が変わったかのように』いたずら気ににへらと笑っても見せる)……ああそうダ。別ニ、『赤羽』って呼んでくれても良いゼ。
……ついでニ、こいつはスーホ、ダ。
……『スーホの白い馬』、って話から、名前をとったんだけど。……まあ、おとなしいやつだよ。
俺とかが本を読んでるのを、なんか、いつもまじまじと見てたりする。……だから、こいつも、本を読みたいのかなあ、と。
(言いながら、彼の太い首筋を撫でていく)
(男の声が、気配が幻覚などでは無いことは、愛馬の視線が、軟土に刻まれている靴跡が教えてくれる。その足音が自分達の眼の前で止まったらしい、ことを判断すると。)
ああ、えっと、まあ、確かにここの人間、だなあ。(こくん、と首を動かして)
一応、ここの管理人。……ああ、えっと、俺のことは『大地』で言い(一先ず彼の声音などに敵意は感じられない、と判断して、柔らかい声音で、彼の問いに答える)
マ、正確にハ、『今ここに住んでいるニンゲン』、だけどナ。(なんて、まるで『人が変わったかのように』いたずら気ににへらと笑っても見せる)……ああそうダ。別ニ、『赤羽』って呼んでくれても良いゼ。
……ついでニ、こいつはスーホ、ダ。
……『スーホの白い馬』、って話から、名前をとったんだけど。……まあ、おとなしいやつだよ。
俺とかが本を読んでるのを、なんか、いつもまじまじと見てたりする。……だから、こいつも、本を読みたいのかなあ、と。
(言いながら、彼の太い首筋を撫でていく)
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大人しく、美しい、真っ白な馬だ。
その側には、未だ出番のない幌馬車が控えている。
そしてそこでも、司書志望がひとり、本の頁を捲っている。