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ああそうだナ、お前の言うとおり、『普通の幸せ』、って奴ハ、気ぃ抜いたらあっという間に掻っ攫われテ、ぶっ壊されちまうだろうヨ。何もできずに波間に飲まれテ、消えちまうんだろうサ。
だからこそ大地ハ、今の幸せを壊されねぇために強さを求めテ、戦ってるんだヨ。
……俺が戦うのはまた別の理由だガ。この器が強く育ってくれる分にハ、俺にとっても好都合サ。そのための助力は惜しまなイ。
……勿論戦わずに勝てりゃあそっちのが楽だがナ?
(一瞬にへら、と笑って)
……だかラ、お前が大地を脅かシ、狂わセ、壊そうとするなラ、俺も絶対にお前を許さねェ。
今俺の目の前にいるやつが赤の他人であレ、魂を分けた双子であレ。
俺達の邪魔をする奴ハ、皆敵ダ。
(そう言って、大海を睨みつけた。その姿に誰を重ねているのだろう、向ける瞳はひどく厳しい)
だからこそ大地ハ、今の幸せを壊されねぇために強さを求めテ、戦ってるんだヨ。
……俺が戦うのはまた別の理由だガ。この器が強く育ってくれる分にハ、俺にとっても好都合サ。そのための助力は惜しまなイ。
……勿論戦わずに勝てりゃあそっちのが楽だがナ?
(一瞬にへら、と笑って)
……だかラ、お前が大地を脅かシ、狂わセ、壊そうとするなラ、俺も絶対にお前を許さねェ。
今俺の目の前にいるやつが赤の他人であレ、魂を分けた双子であレ。
俺達の邪魔をする奴ハ、皆敵ダ。
(そう言って、大海を睨みつけた。その姿に誰を重ねているのだろう、向ける瞳はひどく厳しい)
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夏は終わったと、つぶさに空気が伝えてくる。
ああ、けれど。
この肌寒さは、きっと、秋のせいだけでは無いのだろう。