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【RP】■■■■しないと出られない部屋

肝心な所が掠れて読めない。
どうすんだこれ。

貴方は、すぐ隣りにいる人物と顔を見合わせることだろう。

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……あの……(何のヒントにもならない石版を見る)
……その……(隣りにいる『きみ』を見る)
……どうしよっか……。

(そう、我々はさるお貴族様から依頼を受けてこの遺跡に馳せ参じたのだが。色々あってこのザマだ。本当にどうしよ。)
…落ち着いて考えよう。
こういう時、焦って何かやらかすのが一番危険だ。

まずは室内をよく調べてみよう。
何か、手がかりになりそうな痕跡が残っているかもしれない。
そう、例えば、キッチンがあれば料理を備えるものかもしれないし、これみよがしにトレーニング機器が置かれていれば、記録を叩き出せというやつかもしれない。

俺はまずこちらから調べてみよう。
これは…クローゼットだろうか…?
あ、ああ。そうだな……。
(彼の言うとおり、泣けど喚けど状況は変わるまい。意を決して、クローゼットに手を掛けて……)

いや、なんでクローゼットがこんなとこに……?

(しかし他にヒントらしいヒントはない。意を決して……開く!)

……これは……衣装が色々入ってるな……。
いや、クローゼットだから当然なんだけどさあ……。
(クローゼットを覗き込み)
セーラー服…ナース…ミニチャイナドレス…メイド服のバリエーション数が凄いな。
(あれこれ引っ張り出しては眺め、戻しつつ)

…しかし多彩すぎてどれが正解なのかさっぱりわからん。
全てに共通して言えることは、女性ものの衣類しか入っていないということだが…妙だな…?

(怪訝そうに、部屋名の記された石版の方を見やり)

『女装しないと出られない部屋』
…文字数が合わない。
それに条件が緩すぎる。
全く別の条件か、何か細かい付帯条件がついているのか…?
(石版とクローゼット。改めて、そこを交互に見る)

……そうだな。擦れて消えてしまった範囲と……他の文字の大きさから見比べるに。
ここを出る条件……『■■■■しないと出られない部屋』……このホニャララの中身は、精々1、2単語であると思われる。

……めちゃくちゃ小さい字で条件が詰め込まれてる可能性は……いっぺん置いとこう。

(自分達が閉じ込められているこの状況は穏やかではないが、何か一つしくじったとて即座に命を落とすとも思えない。仮に間違えても他の可能性を試す時間は相応にあるように思われた)

最大限シンプルに考えるなら『コスプレ』。
も少し穿って見るなら……。

……なんか、あそこの壁。黒い穴のように見える部分。
あれ、よく見たらレンズ、嵌ってないか?

(大地が指さした先には、僅かに室内の明かりを跳ね返す、小窓のようなきらめきがある)

……あそこに何かの機械が仕込まれていて、それを利用するのかもしれないが……。

(小声で)
……あれ……プリクラ……???
プリ…クラ…?
(聞きなれぬ言葉だが、崩れないバベルが外見を補足する。なるほど、とひとつ頷き)

つまり…着替えるのみならず、写真をとれ、と…?

わからん、この部屋を用意した者の意図が全くわからん…
そうすることでそいつにどんな益があるというんだ。
まあ、遺跡だからな…過去の存在が何を考えていたかなど、現代の人類がわかるはずが…

(ふと感じた違和感。じっと、プリクラ?と石板、クローゼットへと順に視線を走らせる。
何往復かして、唐突に、気づいてしまったような顔になり)

…古代の…プリクラ…?
もしやこれは遺跡と設置者は別なのでは…?
コスプレ+プリクラ……略してコスプリだかプレクラだかわっかんねぇけど……そういう組み合わせで脱出条件を満たす可能性もあるってことか……。

確かに……遺跡にしては……妙に設備が……再現性東京じみてるというか……。
(アーマデルの発言に思わずハッと顔を上げて)

待てよ、依頼人はここを確か『つい最近見つかったばかりの遺跡』と言っていたが……。
この遺跡は実は『つい最近発見された』……のではなく、『つい最近作られたばかり』逆説的に言えば、最近まで『見つからなかった』。

……もっと正確に言うなら、『何者かが元々あったこの場所にそれっぽく手を加えた』……とも考えられやしないか……?

(この場所に遺跡がある、それ自体は嘘ではないのかもしれない。だが、そこが『新発見』というのは全くの嘘で。ここを基礎に何者かが妙な仕掛けを作ったのではないか、と。我ながらトンチキな屁理屈である事は自覚しているが……)

……もし仮に、俺達の推測が……まああながち大外れでもなくて……それでこんな事をする人が居るとしたら。
黒幕は……俺達にここを調べるよう『直々に』言ってきた依頼人……あの貴族自身……???
(重々しく頷き)
ここが再現性東京で、夜妖絡み案件ならば、まだわかる。
だが、それはあたらしきもの。
遺跡と呼ばれる古きものとは相反するもの。

…そもそも、遺跡の専門家でもない俺たちが指名されてる時点で、違和感は無くもなかった。
心霊案件、せめて墳墓遺跡であれば納得もいく…そう思っていたが。

(墳墓遺跡どころか、下手すれば自分達の墓になりかねない。主に精神的な意味で。なんておそろしい…戦慄が走る)

貴族が代理人を通さず、一介のイレギュラーズを呼びつけて依頼する…その意味をもっとよく考えるべきだったな…。
コミカルな外見だったせいですっかり油断していた。
……うん……最初に外観見た時から気になっちゃいたけど……。
どう考えても……古墳とかピラミッドとか……高貴な身分の人を葬るにはちょっと……小さいし狭かったもんな……。

そもそも、こういう依頼を持ち込むのって、本来なら従者にでも任せれば良い気がするし……。

本当に遺跡マニアの伯爵とかだったら……護衛として俺達を雇って、自分で存分に中を調べるとか……まあ、本当に普通に調査する依頼だったなら……他に何か、やりようがあった気がするんだよなあ。
(はあ、と大きく溜息をついたのは大地で)

クソっそもそも何だよあの丸々卵型ボディのオッサンはよォ。
帰ったらグラグラ煮え立った鍋にでも打ち込んでプリッと丸く茹であげてやろうカ……?
(自分達以外この場にいないことをいい事に、めちゃくちゃ悪態をついたのは赤羽の方だ)
(溜息を一つ、気持ちに比すには少々控えめに。その眼差しには光が少なく、どこか遠くを見据えている)
所謂『ウサギ小屋ダンジョン』の類なのかな、と…好意的に解釈してしまったのが、運の尽きだったな…。

だが、これで俺達がやらねばならないことがひとつ判明したな。
帰ったらあのわがまま卵ボディのおっさんを味玉にせねばなるまい(使命感)

…その前にここを出る方法を特定しないとな…
片っ端から試すのはちょっと、精神的なダメージが、大きい…
あァ、あのオッサンにゃあ絶対に後悔させてやル。絶対にダ(決意)

……クローゼットの中身。あの機械。
如何にもあれが脱出条件に関わってるっぽいガ……あの依頼人の性質上、俺達の生命の危険は無いとは言絵。このままじゃ俺達が保たなイ。(無論、精神的な意味でだ)

ついては、一応、あの機械の正体から……改めて確かめたいと思うんだけど……いいかな?
(壁に埋め込まれた機械、そのレンズと思しき部分を指さした)
ああ、調査と解析は基本だ。

取り返しのつかない方法から試していくべきだな…
するといきなり叩き割るのはやはりまずいか。

…流石にびーーーーーーーーむがいきなり出たりはしないと思う、が…
(レンズつんつん)
んー……(黒くて暗くてわかりにくいが。小さく四角い窓の中には)
……やっぱこれ、カメラのレンズっぽいな。

……あれ、その脇にも細長い穴……あっ百円玉とか入れるようなやつだこれ。
多分ゴールドか何か入れたら機械起動するのかな……あの依頼人、ご丁寧に前金渡してきたし……。

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