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自由図書館
まあ……それは確かに。
(こくり、青年は肯く。この混沌において立身出世を夢見るものは、ローレットにも多くいる。
かの魔術師の塔に挑み、制覇した事実を得られれば、金銀財宝よりも価値のある宝となるだろう。誰にも奪えぬ装飾品と言ってもいいかもしれない)
ふぅン……マ、俺ぁ面白いもんが見られりゃア、それはそれで結構だガ。
てっぺんまで登れりゃア、結局それが一番面白ぇに決まってるしなァ?
……あそこに登る理由なんテ、結局は興味があるかラ。
その他の理由なんテ、後付ケ、補強、言い訳に過ぎまいと思っちゃいたガ。
こりゃあ少しは真面目になんねぇとなァ……。
(こくり、青年は肯く。この混沌において立身出世を夢見るものは、ローレットにも多くいる。
かの魔術師の塔に挑み、制覇した事実を得られれば、金銀財宝よりも価値のある宝となるだろう。誰にも奪えぬ装飾品と言ってもいいかもしれない)
ふぅン……マ、俺ぁ面白いもんが見られりゃア、それはそれで結構だガ。
てっぺんまで登れりゃア、結局それが一番面白ぇに決まってるしなァ?
……あそこに登る理由なんテ、結局は興味があるかラ。
その他の理由なんテ、後付ケ、補強、言い訳に過ぎまいと思っちゃいたガ。
こりゃあ少しは真面目になんねぇとなァ……。
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ポストに括り付けてあるベルが、配達員の手により鳴らされる。
その音に、自由図書館司書、赤羽・大地は心当たりがあった。
馴染みの書店に、新刊を宅配するように注文していたのだ。
心待ちにしていた一冊。それを大事に胸に抱き、図書館内へと戻ったなら。
……そこに来客があったのだ。