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自由図書館
(どうやら、赤羽の提案を相手は受け入れてはくれたらしい。逆に、セレマからの注意もまた尤もな内容だ。故に司書は静かに頷いて)
……ああ、勿論。一問一答、と言ったのはこちらだし。
『赤羽』若しくは『大地』。どちらからの質問か、発言する前になるだけ明確にするようにするよ。
代わりにセレマ、お前も質問の内容、『赤羽』か『大地』、どっちに聞きてぇかを名指ししろヨ?
二人同時に喋られても聞きにくいだロ。
別にそっちが負担じゃなきャ、『両方』に聞いてもいいけどナ。
……ああでも、例えば俺……『大地』に死霊術の事を聞かれても分からなくはないけど……そういうのとかは、より専門的なことを知ってる方……赤羽が口を挟むかもしれない。
えっと……(他に定めたほうがいい事はあるだろうか?)
……ああ、勿論。一問一答、と言ったのはこちらだし。
『赤羽』若しくは『大地』。どちらからの質問か、発言する前になるだけ明確にするようにするよ。
代わりにセレマ、お前も質問の内容、『赤羽』か『大地』、どっちに聞きてぇかを名指ししろヨ?
二人同時に喋られても聞きにくいだロ。
別にそっちが負担じゃなきャ、『両方』に聞いてもいいけどナ。
……ああでも、例えば俺……『大地』に死霊術の事を聞かれても分からなくはないけど……そういうのとかは、より専門的なことを知ってる方……赤羽が口を挟むかもしれない。
えっと……(他に定めたほうがいい事はあるだろうか?)
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ポストに括り付けてあるベルが、配達員の手により鳴らされる。
その音に、自由図書館司書、赤羽・大地は心当たりがあった。
馴染みの書店に、新刊を宅配するように注文していたのだ。
心待ちにしていた一冊。それを大事に胸に抱き、図書館内へと戻ったなら。
……そこに来客があったのだ。