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自由図書館

【1:1RPスレ】晴耕雨読

……とはよく言うけれど。
俺は雨の日も風の日も晴れの日でも、いつだって本を読んでいたい。

絵本でも良い。小説でもいい。科学読本や、地理の本だってとても興味深い。

自分がそれをする暇などはとても無いけれど、ガーデニングの教本などでも、挿絵を食い入るように見つめてしまうのだ。

……そうして司書の心の赴くままに多種多様な本を集めたのが、この自由図書館だ。
なるだけジャンルに偏りはないよう、取り揃えたつもりなのだけれど……今日ここに来る客も、ここの本に喜んでくれるだろうか?


(ゆっくり置きレス方式で。時期が来たらそっと終了予定)

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(カーペットを踏み歩く音に気づき、そっと顔を上げる。本の内容を確かめている間に、いつの間にか客人が来ていたらしい。まずは遠目にその姿を確認する)

(白狼の耳尻尾に、ウェーブがかった長髪。小柄な女性……少なくとも、常連の利用客にそのような特徴を併せ持つ人物は居なかったはずだ。しかも何やら、しょんぼり、ウロウロしている……?)

(図書館という場所柄、ここの常連は静謐なる空間を好む者も多く、平素であれば司書たる青年も、それを乱さぬように務めるのだが……あのように明らかに困っている風であれば話は別だ。そっと席を立ち、その人の立つ『地理』のコーナーへ歩みを進め)

(相手は女性で、しかも自分より年下らしい。ならば威圧感を与えないように、柔らかい声音で)

……こんにちは。何かお探し、だろうか?

(狼の獣種の少女に、首から『自由図書館司書 大地』の名札を下げた青年が、こう問いかけてくることだろう)

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