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雪鳥の落し物

【限定1:1】雪鳥と少女の誓い

『甘味処 こんとん』
とある旅人が故郷のカフェを再現したというお店。
屋根付きの縁側と、渋〜いお茶が人気だとか。
和菓子は勿論、普通にコーヒーやジュースも出てくる。

おやつ時を少し過ぎ、客足が落ち着いてきた頃。
店内の奥のテーブルには、白髪の少女が1人。
そわそわした様子で、誰かを待っているようだ。

* * *

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ノースポールとエーリカ・マルトリッツさんとの1:1スレ。
他の方の書き込みはご遠慮ください。
気まぐれゆるゆる運行。

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(訥々と雪鳥が語り始めれば、影はひととき口を噤んだ)
(”ニンゲン”と対話をすることは慣れなかった)
(けれど、影の人ならざる友人たちもまた、とってもお喋りが大好きだったから)
(雪鳥が語る合間、時折こくり、こくりと相槌を打ち)

…………あなたが、自分のことを許せないまま。
自ら命を絶ってしまうことがなくて、……よかった。

(『何故、私だけが?』『置いていかないで』『守れなかった』『彼らの、もとへ』)
(心の内に響く声は、彼女を永く苛んだのだろう。嗚呼、だって、ほら)
(グラスを持つゆびさきが。震える睫毛が、微かな呼気が)
(影の尖った耳が小刻みに揺れる。雪鳥の音をひとつとて聞き逃さぬよう、懸命に)

あなたが、ひとりぼっちにならなくて、よかった。
……一度はすべてを忘れてしまったのだとしても……そばにいてくれるひとがいて。
寄り添うことを許し合えるひとがいて、よかった。
今もまだ、痛みは残っているのかもしれないけれど、……受け入れることができたなら。
それは、とてもすごくて、尊くて……あなたにしか、できないこと。

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