PandoraPartyProject

ギルドスレッド

スレッドの一部のみを抽出して表示しています。

水面にて。

散歩道

家を持たぬ艶蕗は、暇な時はその辺りをそぞろ歩く。
書籍の類を持っている場合はその辺に適当に座って読む。
ともかく屋外に居る事が多い。

宿代をケチるため。大小様々な悪さをしているので一所に長居するのは少々のリスクを伴うため。そこかしこにいる地縛霊や浮遊霊の類との語らいを無聊の慰めとするため。及び現世の住人とは全く違う視点と立場を持つ彼らの知見を独自の情報網の糧とするため。一人でじっとしているとどうにも暗くなってしまうから。など、と、理由は色々とある。
何にせよ、艶蕗はよく散歩をしている。
昼夜を問わず。国も地方も問わず。水辺なら河童の姿で、それ以外はたいてい人の姿で。

行き会うこともあるだろう。


・RPスレッド
・基本的には艶蕗が一人で上述の様なあれこれをしているだけです。
・もしも気が向いたなら、行き会って話しかけてやって下さい。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
……。
(俯いて考えこむしぐさを見せる。
頭の中では目まぐるしく聖職者それどころか宗教関係者の名前まで掘り返されているが……
果たして女を買う聖職者は「徳が高い」と言えるのだろうか?)
……私の、身の上では難しい、難しい事にございます。
元よりこちらの宗教観で「ケガレ」に近い身なれば、私は……。
(霊がいると思しき場所にそうっと手を伸ばす。
姿は見えない、そこに居るという情報を何も感じない。
しかし、何も取りこぼされず永遠に魂が循環し続ける世界から来た者としては、世界に溶ける散っていくという結末はひどく寂しいものに思えてならない)
してあげられることが、あればよかったのですが。

辛い事ですよ。「そうせねばならない」という事は。
(細めた目元には疲労の様な、堆積した何かがある)
先ほど「身の程」のお話のお話をしましたけれど、まさにその通りなのです。
届かないものに手を伸ばして、手を伸ばし続けて……それで手に入れられればいい。
如何なる努力も研鑽も、全て徒労で終わる事のなんと多い事か。
狂気とはそれでも夢見る事ができる力ですが……。
(小さく息を吐き)
いったいどれほどの可哀そうな彼らが、本物なのか。

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM