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ギルドスレッド

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水面にて。

散歩道

家を持たぬ艶蕗は、暇な時はその辺りをそぞろ歩く。
書籍の類を持っている場合はその辺に適当に座って読む。
ともかく屋外に居る事が多い。

宿代をケチるため。大小様々な悪さをしているので一所に長居するのは少々のリスクを伴うため。そこかしこにいる地縛霊や浮遊霊の類との語らいを無聊の慰めとするため。及び現世の住人とは全く違う視点と立場を持つ彼らの知見を独自の情報網の糧とするため。一人でじっとしているとどうにも暗くなってしまうから。など、と、理由は色々とある。
何にせよ、艶蕗はよく散歩をしている。
昼夜を問わず。国も地方も問わず。水辺なら河童の姿で、それ以外はたいてい人の姿で。

行き会うこともあるだろう。


・RPスレッド
・基本的には艶蕗が一人で上述の様なあれこれをしているだけです。
・もしも気が向いたなら、行き会って話しかけてやって下さい。

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犬猫がよく行き倒れます。偶にそこの街路樹を選んで首を吊る方も。
しかしながら、異常は見えても原因はわからぬもの。
偶然という言葉に縋ったり、ありもしない曰くを捏ねてみたりと……噂の場所なのですよ。
(少女の言葉は一定して平坦で丁寧だ。
謝罪にもいいえと軽く首を横に振るだけで気にした様子もなく受け流し)

……。
(餓死、未練、魂魄、怨霊、そのいずれもが少女にとっては遠く、はるか遠く未知であり――)
『私の世界』では人は飢え如きでは死ねません。
(しかし、この世界では隣人である。
ごく自然にそこにあり、時折自分自身にも手を伸ばしてくる存在。
だが、生まれ持った『常識』がそれを確固たる現実として認識させない。それ故の恐怖という中身のない好奇心)
人は定められた時まで死にません。死ねば魂は鳥となって空へと帰り、地上から約3000m上空をぐるりぐるりと螺旋に回りながら北極を目指すものです。
もっとも、魂無き私にはその様子は観測できませんけれど。

……不意に死ぬのは星から生まれなかった者たちだけです。
つまりは、私の様な。

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