PandoraPartyProject

ギルドスレッド

シンリョウジョ

【RP】医者の不養生

【状況】
医者が風邪引いた。

【目的】
それでも働こうとする医者を全力で止めて休んで貰う。
そもそも風邪だと認めない彼に現実を突きつける。

【最終目標】
風邪の完治

そんなかんじのロールプレイです。

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んー……、
(間の抜けた声。自分の額に手を当ててうんうん唸っているのはご存知『ヤブ医者』だ。)
……んー?
(首をかしげる。この状況を一言で表す術を彼は知っている。が、『それを認めたくない』
どこかに、代わりに自分の状態を診てくれる人物はいないものか。)
2代目ー。2代目、ごはんの時間だよ。まったくお前は、無欲だねぇ。

(飯時に餌場に来ない我儘な猫を探して部屋の中へ。窓辺で丸くなっていた探し猫を抱え上げたが、ふと声の聞こえた方へ視線を滑らせ)

すみません、弥七が勝手に部屋に入ってきちゃってて。
松庭先生も一息いれませんか?平助君からいーいお茶っ葉勧めてもらったんですよ。
……んー?あぁ、弥七くんね、居たんだ?気付かなかったよ。
(言葉が脳に伝わって、それを理解するまでにほんの少し時間を要した。
二代目弥七と呼ばれるその猫を視界に認めると手をひらりひらりと翻しながら、気にしていないと告げた。元来、猫というものは気ままなものである。)
お茶?いいよー。ちょうどじゅーぞーくんに聞きたい……というか、見てもらいたいものがあったし?
こいつ、すーぐ闇に紛れちゃいますからねー。
弥七、ほらぁ。松庭先生にご挨拶は?「失礼しましたにゃん」って。
(抱えた猫の前足をちょいと持って、招き猫よろしく手を動かす。当の弥七は退屈そうで、手を振られると欠伸をした後、「ナーォ」と眠たげに鳴いた)
春摘みは味わい深くていいですよー。……?何ですか?(とりあえず、と弥七を抱えて餌場まで連れて行っては、茶葉の入った瓶を手に戻ってくる)
にゃんこって気ままだもんねぇ。だから怒ってもしたかないっていうか。
暖簾に腕押しってカンジ?
(そういいながら人為的に動かされた前足を人差し指でつつく。)
お茶のことはよくわからないなー、じゅーぞーくんにはお茶に詳しい知り合いがいるんだね。
(水分を取れるならば水で構わないというスタンスだ。
 とくにお茶やコーヒーは利尿作用があるため、水分には含まれないとか言い出す学会の重鎮もいるらしい。
 それはさておき、だ。)
うん、ちょっとね。キミの見解を聞きたくてねー。
発熱、倦怠感、関節の痛み。
他にもまぁ、いろいろあるけど以上から導き出される症例はなーんだ?
痛い目見たら学習はしますけど、そこまでするのも気がひけちゃいまして。
最近、ベルナルドっていう男を中心に、ローレットで「黒翼隊」なんてのが立ち上がってまして。有事の時に戦うための部隊なんですが、お茶屋がいたり、ぬいぐるみがいたり、まー騒がしいですよ。

…………。先生。
(最初はのんびりした態度で話を聞いていたが、途中からやや青ざめる)
なぞなぞしてる場合じゃあないでしょうよ!ほら、ベッドに寝て!熱はもうはかったんですか!?
にゃんことぼくにはやさしいよねー、じゅーぞーくん。
確かに痛みを与えれば学習はするけどそれはデメリットがあまりにも多い。なるべくならそういうのは減らしたいよね。
(その方が双方に利益がある。なによりこちらが無駄な労力をかけずにすむのがよい。)
お茶屋にぬいぐるみに絵描きと、医療助手かー。
なかなか濃いメンツだね?時間があれば覗いてみようかな。
(あわよくばその喧騒の中に飛び込んでみようか。なかなかの暇潰しになりそうだ。
 顔色がやや青ざめた彼を見て、何か面白いものを見ているかのように笑って)
やだなぁ、ぼくの話だとは一言もいってないじゃないか。
……まぁぼくのはなしなんだけど。大人しく寝るなんてつまんなーい。
距離感を勝手に読んでくれるから好きなんですよ、猫は。
でも松庭先生はそれ以上に特別だ。

……。先生こそ、お優しい。
(自分もこうして大切にされているのだから、納得のいく理由だった。自然と口元が緩む)

覗いたら最後、同人作家に薄い本書かれちゃいますよ。この間、気づいたらネタにされてて本当にびっくりしたんですから。しかも先日、松庭先生と参加した依頼の調書からネタを引っ張ってきてやがりましてね。

(一瞬冗談めかした笑い方に安堵して)確かにそうですねー。松庭先生の話とは言っ……てなかった先からこれですかい!?
いや、つまんないって!子供じゃないんですから!あーもう。
(くしゃり後頭部を掻いた後、眉根を寄せて相手を見つめ)
それじゃあゲームなんていかがです?言う事を聞く権利をかけて。
ぼくが優しい?ないない。
(照れているのを隠そうとわざと茶化すように話す
 ツッコミをうけたのち、提案されたそれに首をかしげる)
ゲーム?……まー、いいかな。暇潰しにはなりそうだし。
ありますよ。でなきゃ俺はこんなに堕落してません。
家畜ってされるがまま自由に生きるもんでしょう?今の俺は炊事洗濯、諸々キリキリ働いてますからねぇ。すごい、まるで飼い主みたい!
(わー、などと緊張感のない驚きの声をあげた後、ポケットからゴロッと100面ダイスを取り出した)最近酒場で使うんですが、一発で勝負決まるから面白ぇんですよね。シンプルにでた目の高さで競います?
そこはきみのポテンシャルとかさ。あれ、言葉のセレクトがちょっと違う?
(やはり体調不良なのだろうか。そんな考えを否定するように首を振った)
いいよー、分かりやすいし。じゃー、……どっちから振る?
もー本当は全部たぬき君に押し付けたいんですけどねぇ。
自分の仕事キッチリやるだけやって、すぐ「豆狸達がうるせーから」って帰っちゃうんですよ。無駄に律儀なやつめ。

……先生、やっぱり何だかんだで重症じゃないですか?
それじゃあここは俺から。(ぽい、とダイスを適当に放る)
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かわいい我が子のような存在のとこに早く帰りたいって気持ちはすげー、よくわかるけどね。
っていうかじゅーぞーくんもせめて自分の仕事はしっかりやろーね?
(いままでお願いした仕事の何割かをサボってやっていないかもしれない不安感をほんの少し感じた。)
重症?ははは。例えば、じゅーぞーくんが三人に増えて見えるとかそういうのだったら重症かもだけど。
今、ぼくの視界はいたってクリアだよ。じゅーぞーくんが一人にー、二代目と初代がそこにいるでしょー?
(『いる』らしい)
(ダイスの目をみて難しい顔をした。平均的な値。ゆえに上を出すのは少し難しそうだ)
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松庭先生にも居たんですか?そういう……帰ってあげたくなる相手。
って、待ってください!俺はちゃんとやってるじゃないですか。先生がなるべく困らないように備品の整備とか、医療的な知識がないと分からない所は全般。
……もしかしてどっか、不都合ありました?俺の世界の医療技術と、こっちの技術は進歩のし方が違うから、不安なんですよね……時々。俺、ちゃんとやれてるのかなって。
(気にしている所だったようで、ふにゃと不安そうに眉を下げた)
待って。待ってください。初代って……。
(思わず周囲を見回す。しんと静まり返った部屋が不気味に感じて少し青ざめた)
とっ、とにかく出目は俺の勝ちですね!さぁ大人しく、自分の部屋のベッドに寝てください。見た感じ風邪の初期症状だと思いますが、念のために診察もさせてくださいね。……助手の俺が診る、なんておこがましい話ですけど。
……さぁね、忘れちゃった。
(相手が居たのか訊ねられると普段とは違う声色で短く答えた。)
まぁ、和一の心配くらいはしてたかもだけどね。
10は離れた弟だし、一応は。

(心配そうな顔をする助手を見て『まさか』と口角を上げる。)
よくやってくれてるじゃない、十三くんは。
いまのはただ、ちょっときみをいじりたかっただけだよ。
(言いながら手を伸ばす。許されるならばその猫のような癖っ毛をくしゃくしゃなでまわそうか。
 さて、『勝負』には負けてしまったわけだが。)
はぁい、勝者の言うことは聞くよー。
ほかでもない、きみが診てくれるなら願ってもないし。
しかしベッド……、ベッドかぁ。
ベッドで寝慣れてないから体がっちがちになりそうだなー。
(最後にベッドで寝たの、何年前だろう。などと呑気に呟く。)
(誤魔化した。付き合いが長いと流石に違和感に気づいて、眉を寄せる)
本当に……優しスギで、背負いすぎないでくださいね。
こういう時に俺が、複雑な気持ちを吹っ飛ばせるくらい景気のいい事言えればいいのかもしれませんが、そんな力もないもんで。

いじりっ!?せ、先生ぇ。日常の些細な事ならまだしも、医療については真面目にっ、……〜っ!
(撫で回されると何も言えなくなってしまい、借りてきた猫のように静かになった。頰をほんのり染めて、困ったように)
真面目に考えてるんですからねぇ!はーもう、頰が火照るじゃないですか!

埃かぶらないように、毎回使われてないベッドシーツをかけ直す俺の身にもなってくださいよぉ。寝やすいように色々準備はしてるのに……。
じゅーぞーくん、そんな顔してると老けてみえるよー?
(相手の眉間にシワがよるのを見るとなんともない、いつも通りの調子でそんな風に冷やかす。)
ぼくが何か背負ってるって?気負いしてるとでも?まっさかぁ、そんなのないない。
だから、ね。きみがそんなに気を使う必要はないさ。
(自分のことを誰にも明かさず、ひとりで抱え込むのは無意識の癖なのかもしれない。すくなくとも、本人は抱え込んでいる意識が今はない。)

うんうん、真面目に働いてくれるのはいいことだ。ありがたいよ。
(二人に共通した何事にも代えがたい大切な物、医療に関する物事全て。
 その点において彼には絶対的な信頼をおいている。ただ、時々、無性にからかいたくなるだけで)
(だから顔を赤らめた相手に、今度はわざとこんな投げ掛けをする。)
じゅーぞーくん、顔が赤いよ?だいじょーぶ?解熱剤飲む?

あはは。そこまで言うなら使用頻度を二年に一回から半年に一回くらいにしてあげようか。
(ただし、予定は未定である。
 布団にもそりと潜り込むと洗い立てのシーツが爽やかな石鹸の香りを漂わせている。気がした。)
老けて見えるくらいが丁度いいや。俺童顔なんですよねぇ。この無精髭だって、年相応に見られたいから残してるだけですし
(自分の顎に手を当て、微妙に剃り残された髭をさする。はぁとため息ひとつ)
無いと20代前半に見られたりして……。和にゃんの事笑えないんですよねぇ。

気を……使います!先生のかかりつけ医は俺だし、一番そばに居るのも俺です。
(嗚呼。フィーネ様の前ではあんなに甘さを出せたのに、この人の前ではどうにも上手い言葉が見つからないーー
新たにからかわれると、唇を尖らせた)
これが風邪だったら、うつした分、先生の治りも早くなるんでしょうけどねー。

はいはい。とりあえず、診るとこ診るんでそのまま大人しくしてくださいね。
(脈を測ったり、喉の腫れを調べたり。医学書のお手本を忠実に再現するような診察をやっていく。
独自の才というよりは、努力で積み上げた手際の良さで、「治すの飽きた」「助手でいい」なんて常々口にしている言葉とは真逆な、医療に真摯な眼差しがそこにあった)
んー……本当に普通の風邪っぽいなぁ。大した病じゃなくて良かったけど、これ完全にアレですよ。医者の不養生!
髭のひとつふたつで見た目に劇的な変化が現れるなら苦労しないけどねぇ
(きっと弟たる彼も同じ理由で中途半端に髭を剃り残しているのだろう。
涙ぐましい努力がどこか微笑ましく思えて小さく笑った。)
そういえば何だかんだで長い付き合いになってきたよね。
これだけ長く続くのは久しぶりかもだ。よくいてくれる。
(始まりは生き甲斐探しを手伝う名目だったか。昔馴染みの紹介で彼が初めてここを訪れたときを思い出した。)

風邪……?風邪。風邪かー……。
(誠実な診察で導き出された妥当な診断にどこか不服そうな表情を見せる)
うん、まぁ、不養生っていうか、体に悪いことをしてる自覚はあるけど……あるけどさー、
風邪だなんて断固認めないよ、ぼくは。
(なんのプライドだ。ツッコミ役がこの場にいれば間違いなくそうつっこまれるのだろうが、頑なにそれを受け入れようとしなかった。)
逆に俺は、大人の色気を維持できる先生が羨ましいですけどねぇ
(やれやれと肩を落として溜息を吐きつつ、カルテに書き込みを終え。移り変わった話題に目を見開いた)
いてくれるというか、俺の方こそここまで根気よく付き合っていただいてる事に頭が上がりません。
……。不思議な気分です。俺は支配されないと生きていけないイキモノだったのに、今、自分の意思で松庭先生を診察しているんだから。
これじゃまるで、この世界の人間みたいだ。

いや何のプライドですか!頑固だなぁ!?
普段の何気ないワガママだったら折れますけど、主治医として診たものについては自分の診断結果に自信がありますから。
ただ、納得がいかないなら診察をやり直しますよ。先生が納得するまで、俺は付き合います。
(隻眼が真面目な熱を帯びる。患者が納得するまで根気よくやる気なようで、診察結果を眺めて考え込んだ)
結果を補完するにはどんな診察をしたらいいか……。俺のいた世界とはまた診る手段も違うし、でも練達で見かけたあの機材があれば……んん……。
色気?(そんなものある?ぼくに?自己評価は基本的に低めだが、それこそ今の自分には縁遠いと思い首を傾けた)
(まぁ、色気云々はさておいて。)
この世界に召喚されたなら、この世界から贈り物を受け取ったなら、もうこの世界の人間さ。
きみも、ぼくも、おんなじ。ね?
(彼を安心させるためだったのだろうか。無意識に彼の手に触れようと手を伸ばしていた)

病人は総じてワガママなものじゃないか。
それをどう言いくるめるかも医者の腕の見せ所だよねー
(この医者、自分の行為を正当化しようとしている。)(もしくは微塵も悪いと思っていないのか。)
んー?機械?ほしいものがあるの?
最近よく営業さんが来るようになったから、欲しいものがあるかどうかちょっと聞いてみる?
ありますよ。くたびれたシャツの隙間から溢れる鎖骨とか、白衣を捲った時の白い二の腕とか、前髪が少し崩れたオールバックとか……むしろ色気のない所がない、色気オブ色気だと思います。

(拳を握り、ブンブンと振りながらの力説はきっと気持ち悪いものだろう。しかし本人は手に汗握るほどに本気である。
ーー汗をかくほどの恐れを、隠しているのもあるが。)

受け取った力は、随分と皮肉がきいてるものでしたけどね。
……先生と、同じ。それは……先生にとって不幸な事じゃありませんか?よく、その……イレギュラーズが嫌いだと。
(二人の繋がりが、この世界からの贈り物なら。先生が嫌いなモノを無理に引き合いに出してないかと、申し訳なさで眉が下がった。触れた手を握りこむようにして温もりを求め)
俺は嫌な男ですね。先生が無理してるかもしれないのに、嬉しいだなんて。


言いくるめるのは諦めます。代わりに、先生が二度も同じミスする事もないでしょうから……この激レアな状況、心ゆくまで堪能させてもらいますよ。
(ゆっくりと隻眼を松庭から外して逸らし)
あ、あー……大丈夫です。大事な戦場では機械に頼れませんし、俺自身も、デカい機材は怖いっていうか……。
わー、べた褒めだぁ
(言動からかいま見える隠された本心に目をつむる。見て見ぬふりも、本心を隠すことも、慣れてしまったのはなんだか……)
……人間らしくない、かなぁ
(珍しく人間性を問うている自分がいるのに、熱におかされた精神は気づいていない)

うん、ぼくはイレギュラーズが嫌いだよ。それは覆らない。
でもきみのことは気に入ってるんだよ、十三くん。
『この世界に特異運命座標として召喚された、ぼくの助手の』きみのことは、ね。
だから大丈夫。それに苦手なものは時間を経てそうでもなくなってくるものだよ。
子供が苦手な野菜を食べられるようになるように、ね。
(努力をしているのだ。固定観念を取り除こうと。いつまでも助手である彼に形見の狭い思いはさせたくない)

あれー?言いくるめしないの?ざーんねーん。
まー、あれだ。じゃあお手並み拝見といこうかな。
あとはー、じゅーぞーくんも機械の苦手を直す努力をしよーねー。

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