PandoraPartyProject

ギルドスレッド

シンリョウジョ

【RP】シンサツシツ

使い込まれた机と、所々穴の空いたパーテーション。
観葉植物は茶色い葉を萎びかせ日の光を受けている。

お世辞にも綺麗とは言えない診察室。
ここは患者と医者の信頼を深める場所(※本来なら)

□医者と患者のロールプレイ専用スレです。
□この城(診療所)の主は基本的にここにいます。必要なら門を叩いてください

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うんうん、それだけ叫べるなら大丈夫だよ。
(最初は冗談のつもりだったのだが、『マジでしでかしちゃった。てへぺろ』な状態に特に悪びれる様子もなくへらりと笑う)
あ、でもあんまり動かないでねー。むかーし点滴中に大暴れした人の針が折れちゃって、血に乗って針が心臓まで行っちゃったー。って事例があってねぇ。
あ、一応固定しておくからねー?
(まるでどこにでもある世間話のようにさらりと恐ろしいことを言ってのけながら針と管を固定するテープを腕に貼り。)

……さぁて、ディープシーのおにーさんはこのまま安静ねー。
その間に、ちょっと、付き添いのおにーさんに聞きたいことがあるんだけど。
おいこれ明らかな医療ミスじゃねーか……!
(ツッコミつつ、いい評判が聞けなかったことに納得した。)
……あ?俺に話?俺はあんたに聞かれたいことはないんだけど。
まーまー。すぐ終わるからさー。
(相手の都合など最初から頭に入っていないのだろう、そんな呑気さを漂わせてメスを手元で弄ぶ。)
……ねー、おにーさん。スズキさんってご存知?
そこのお宅のベルウッド君って子しらない?
(回答を聞くと特徴のある笑い方で笑って)
そっかぁ、わかったよ。
じゃ、お連れさんのオクスリ終わるまでしばらくのんびりしててよ。
ぼくは……あー、寝る。
(そう言い残しておくに引っ込んでいった)
だいじょばねぇよ!?やっぱりおかしいと思ったんだ。他に患者は一人もいねぇしーー……、……Oh.
(文句をつけるような言葉も、過去の話を聞けばピタリと止まる。
借りてきた猫のように大人しくなるが、二人のやり取りに眉間へ皺を寄せる。
松庭が去った後、リチャードを見上げて)
事情は帰ってから聞いた方がいいか?それとも……。
(今ここで始末しなければいけない人物か。暗に問うて様子を伺う)
……ん?どっちでもいいぞ。『あの人は敵には成り得ない』から。
(自信があるのか、さらりと言い切った。)
……まぁ、やや性格に難ありだけどな
(医者が去っていった扉を遠い目で見つめた)
……そうかい。まぁ、無駄な殺生はしたくない。生死にかかわらない相手ならいいんだ。
(ここのところトラブル続きで思考が極端になりすぎているかもしれない。軽く頭を押さえる)
坊ちゃんなんて呼ばれる頃の知り合いだろ?
聞いて見たかったね、リチャードの子供の頃の話。
おう、最近の晴明くんはそういうとこまぁるくなってきてくれて俺は嬉しいぞー。
……生死にかかわらないかどうかは割りとビミョーなとこだけどな。
(段々といつもの調子に戻ってきた気がする相手の頭をぽふぽふ撫でてやろうと手を伸ばし)

……聞いてたのかよ。恥ずかしい。
(医者に呼ばれた、『かつての愛称』を聞かれていた事実を知り片手で顔をおおう。)
聞きたきゃ聞けば?多分寝るとか言っといて扉のすぐ後ろにいるパターンだぞこれ。
ルベライトの時は誰が死んでもおかしくない状況だった。生きるためさリチャード。それに……組織に居た時代の黒歴史に比べればなぁ。
(そんなに不安にさせてしまっていたかと内心驚く。心穏やかに今年は過ごしたいと思った瞬間だった)

朦朧としてたんで聞き間違いかもとは思ったけどな。
(扉の方を見やる)医者と患者は信頼関係が第一って聞いた気がするんだが、やぁーな世の中だなぁ。
あー。いや、そうじゃなくてな。
もしあのセンセーがもし俺の知る人と同一人物だった場合、
──「何度か殺されかけた」(遠い目が更に遠くなる)

いや、信頼はしてるぞ、俺は。ただあまり頼りすぎるとあの人は調子に乗る。
それに患者がいて、処置の途中で寝るとかそれこそ医者としてどーなんだって話にならねぇ?
よし、点滴が終わったらすぐ帰ろう。幸い俺はファーマシーだ。薬物投与には知識があるし針抜くのもなんとか出来る。
(本当に大丈夫なのかよ……と顔面蒼白になった)

つーかそこまで聞いてると他の患者も心配なんだが、見たところ助手の類もいなさそうだな?
面白がっていろいろな新薬の実験台にされたり、新しいワクチン作るからってそれを身体に入れられたりしたっけ。……ははは。
(思出話のあとにこぼれたのはそんな乾いた笑いだった。)
そういや昔から助手的な人はいなかったなぁ……親父が手伝ってはいたけど。
よし殺そう。今すぐ殺そう。その方が混沌のためになる。
(今の薬は大丈夫だろうなと点滴パックを見上げた)

リチャードの親父さんが?……へぇ。(どんな人だったのだろう。ますます興味が湧いて来た。顎に手をあて考え込む)
死者を出さないために、手伝いでも出来ないもんかね。
混沌のためになるかどうかはさておいて、手にかけるのは勘弁してほしいかなー。なんて。
あんなでも昔一緒に暮らしてた家族みたいな人なんだ。
(晴明がパックを見上げたのを見て、自分の視線もそちらに。)

ん?商人見習いから看護助手にジョブチェンジか?
(とりあえず中身に不審な薬品はないように見えた。……成分表示通りであれば、だ)
リチャードも色々と複雑なんだなぁ。

商人はやめねぇよ。ボスにはまだまだ奉公したりねぇし。たまに様子を見に来るだけだ。
そうか?俺なんてまだ分かりやすい方だと思うけど。
(もしかすると感覚が麻痺しているのかもしれない)

……どっちにしても心配だなぁ……
(ここにいるとおもちゃにされそうだし、あっちにいてもおもちゃにされそうだ。などと色々と考えてしまった)
(ぬっと背後から現れ)
何が心配?薬によくないものを混ぜてるとか思ったのかい?
…………。
(もしかしてここまでリチャードが超絶マイペースなのは薬のせいでは……とか思って切なげな表情になる)

大丈夫だって。何があっても俺は生き延びる。リチャードの元に帰るためにな。
……さって、そろそろ点滴も終わりそうだ。奴が戻って来る前にちゃちゃっと処理してーー…
どわあぁっ!?い、いつから部屋に戻ってたんだよ!?(唐突に現れた松庭にビックリして悲鳴をあげる。話してた事が筒抜けだったかと冷や汗をかきながら)
い……一応ファーマシストなもんで気になって。
なぁに?もしかして勝手に抜いて勝手に帰ろうとしてた?
帰るのはいいけど一言くらい声をかけてくれたっていいじゃないか。
(そういいながら手渡す止血用のセット。『君がその気なら自分で抜去よろしく』と言っているらしい)

(気になった、と言われて少しだけ眉間にシワを寄せた。頭をがしがしとかきながら)
……そう。一応説得力ないかもしれないけど、言っておくよ。
『医者(ぼく)が患者(きみ)に害を及ぼすことは決してない。』

きみが患者であり、医者であるぼくを頼ってきてくれる。ならばぼくは医者である誇りにかけて君を全力で治療する。
……一歩間違えれば死んでしまうかもしれない世界だから、
治療するその時間だけは、悪ふざけの行動はしない。絶対にだ。
……うん、やっぱり俺の知ってるセンセーだわ。
あの頃より大分ひねくれてるように見えるけど。
(でも医療ミスしてたよなー、って顔。)
人間はね、よくも悪くも変わっていく生き物なんだよ。ベル。
そして忘れてしまう生き物でもある 。

だからぼくが消毒しわすれたのは仕方のないことなのさ!
……ミスター松庭。アンタの診療所の道具は年季が入ってるものばかりだが、丁寧で清潔にされている。
ファーマシストの末席に座らして貰えてる身として、アンタの言葉に偽りはねぇと思ったよ。

ただ……アンタは医者として致命的な所がひとつある。それは『うっかり屋さん』なところだ!それを防止するために、頼むからちゃんとした医療助手を雇ってくれ、リチャードや俺の心身のためにも。
(身内みたいな存在がうっかり医療ミスでお縄になるのは忍びなかった。眉間に皺を寄せて訴える)
気を使わなくていいよ。自分自身、全盛期より堕落している自覚はある。
医者と名乗ったところで曲がった性格の方向性を修正できずにここまで着てしまった。
だからぼくを頼りにやってくる患者なんて一月に二人いればいい方なのさ。
(助手、という提案を聞いて少し考えるようなそぶりをしたあと)
……雇えるような人望も、資金もないからねぇ。
まぁ、貴重な意見として受けさせてもらうよ。
それじゃあ普段の生活もローレットの支給がなきゃままならねぇだろうよ。ミスターがイレギュラーズならって前提の話だがな。

……。(少し考え込んでみる。それから何やらニヤリと悪どい笑みになり)
アンタが今の状況を打破したいなら、俺がこの診療所をプロデュースしてもいいぜ。謝恩は儲かり始めてからでいい。月々の売り上げの3割だ。
悪い話じゃないと思うぜ?
特異運命座標?勘弁してよ。ぼくは救世主って柄じゃない。それに、
(そこまで言って口をつくんだ。さして親しくない相手にこれ以上自分の事を言うこともないだろう。)
(代わりに愛称で呼ぶ間柄の男にはちらり、と視線を向けた。『言わなくても分かるだろう?』と)

ふーん。……別にいいよ。
でもきみのプレゼンにぼくが納得したら、ね。
ぼくは現状でも生きていけてるし、特に不便はしてないのさ。
……まぁ、おもちゃ……んんっ(咳払い)患者がいないのは寂しいけど。
わぁ、すっげぇ。それらしいこといって自分のミスを正当化しようとしてる。
(自分の知る彼より何割り増しか図太くなっているようで思わず感嘆の声がこぼれた。)

……あー、そうでしたね。
(自分に投げ掛けられた視線の意味を汲み取りそんな返事。)
ってかすげぇ単語が聞こえてきたんだけど。
まさかアンタ俺以外の誰かで遊んでないよな?な?
それでもその反応、庭に呼ばれちまったと見受けるが。
いいじゃねぇか『救世主の診療所』なんて滅多にないネームバリューだろ。

リチャードが協力してくれんなら、タダ働き同然でこき使える助手を一人用意できる。
モグリらしいが医者は医者だ。最低限の知識くらいはあるだろうからよ。
(とてもとても悪い笑みだが、とてもとても楽しそうでもある。手伝ってくれるよな?とリチャードに視線を向けて)
こんなに胡散臭い医者相手に騙される奴もそう居ないだろう。
(なんて思わず真顔で言い切った)
いや、手伝うのは構わないけどさ。
……あたり煽らない方がいいと思うぞ、晴明。
(耳元で囁く。『あのひと、イレギュラーズ嫌いだから。』)
よしよし、いいぞ。上手く手伝えたらご褒美に飴ちゃんをあげよう……なんてな。
(耳打ちには、ちょっと意外そうな表情をした)
……まっ、俺がこさえられるのは潤滑油だ。助手がついても当人の技量次第だな。
ちょっと。勝手に話進めないでくれる?ぼくは納得したつもりはないんだけどぉ?
いくら坊っちゃんが手を貸すとか言われても……

……あー、もうどうでもいいや。
(中途半端なところで怠惰が発動した。合わなければ追い出せばいいし、おもちゃにすればいい。)
いいよ、試しに連れてきてご覧よ。
勿論、その人が此処に来たあとの処遇は好きにしていいんだよね?
わーい飴ちゃん。俺飴ちゃんだいすきー(棒読み)

(別に意外なことではないだろう。思わぬ形で召喚される者だって多い世の中だ。そういう意味で『本人が望まぬ召喚』だってありえるのだから。)

……わー、助手につく人は苦労しそうだな。
(なんとなく考えていることがわかってしまい失笑。)
ギフトで出しちまうくらい好きだもんなー?

よし、そうと決まれば早速準備だ。リチャード、お前さんの店にまずはターゲットを呼び出してもいいかい。

勿論処遇は松庭さんに任せるぜ。好きに使ってやりゃあいい。俺としちゃこないだ負けた恨みがあったりしてな……ふふふ。ツケを払わせる時がきたぜ。
ギフトと物の好き嫌いは関係なくね?
(思わず素で返す。実際、特別大好きというわけではなかった。)

店に?別にいいけどさ。……それって私怨じゃ……ふごふご
(言葉は途中で何者かに遮られた。犯人などわかっているのだが。)
『言わぬが花』って知ってるかい、ベル。
(その犯人は特に悪びれる様子もなく続ける)
なるほど、キミとしては恨みを晴らすことができてボクはおもちゃが増える。
互いに損はないねぇ。うんうん。
なんだ、好きじゃないのか?かく言う俺も香水には愛憎入り混じってるけどな。
(香水のようなギフトを持ち、命惜しさにその道を極めた。おもい出すと少し胸が苦しくて、咳払いをして気持ちを切り替えた)

折角だから同じ博打仲間の義兄弟やベルナルドも引っかけようと思ったが、アイツらは医学サッパリそうだからな。五月蝿い診療所になりそうだし。

納得いただけたようでなによりだ。それじゃあ早速用意するからさ……これ。(とまだ針を抜いていなかった腕を松庭に向け)最後まで処置を頼みしますよ“松庭先生”
別に阿鼻叫喚な賑やかさは嫌いじゃないよ。暇があれば連れてくるといい。お茶くらいだしてあげるよ。

(出された腕に目をぱちぱちとさせる。あぁ、そうだ。“治療”はまだおわっていなかった。)
……キミって他人(ぼく)の扱い上手いね。
(先生、など言われてしまっては真面目にやるしかないではないか。)
(空になったパック、その下に吊るされたクレンメを閉じる。針を固定していたテープを痛みを伴わないように剥がし、その下の針をゆっくりと抜く。
すかさずアルコール綿で抜針跡を押さえ、すこしの後ガーゼつきのテープで保護した)
はい、じゃあここ一分くらい押さえといてね。
念のため整腸剤とかそういう類いの飲み薬も渡しておくよ。
(白衣のポケットから取り出した紙袋にはフクロウの判子が捺されている。)
ブラザーはアメリカンとかいう異世界のノリで生きてるボクサーだ。いい奴だがギャンブル弱いのが残念なところだな。
ベルナルドはアル中で年中震えてるが、付き合いのいい奴さ。俺と儲け話に食いついては痛い目を見てる。
紹介する予定の奴は……まぁ、会ってみて貰うのが一番早いだろ。

(流れるようにしっかりと処置を終えて貰えば、薬を受け取りニッと笑う)
交渉は信頼関係があってこそだろう?ありがとう先生、また具合が悪かったら頼らせて貰うよ。
(ゆっくり立ち上がれば、普段以上に身体が軽くなった気がした。リチャードに手を差し伸べて)
それじゃあ行くか。
ん、あぁ、大丈夫か?
(多少回復とはいえ病み上がりである彼を心配しつつその手をとる)

えぇと、じゃあそういうことだから、
……またこんど、ゆっくりお話しましょうか、センセー
あー……ぼくそのベルナルドって子知ってる。既に彼には仕事を手伝ってもらうアポをとってるから……タイミング良ければ会えるんじゃない?
ボクサーの子はあまり知らないからもし暇そうにしてたら連れてきてよ。

(ディープシーの男の発言にやや複雑そうな顔をして)
……信頼するのは勝手だけど、信頼しすぎない方がいいと思うよ。こんなロクデナシを、さ。
まぁ頼ってくれるって言うのは悪いきはしないけど。

(そして昔馴染みの男の声に、さらに複雑そうな顔をした)
……そー、だね。『また今度があれば』ね。
体調でしり込みしてるようじゃ、儲け話は逃げてっちまうのさ。
もしこのまま体調が悪化して寝込んじまっても、リチャードが愛情たっぷりで看病してくれるだろうから問題なしだぜ。

……へぇ。連れて来る前にもう巻き込まれてたのか、ベルナルド。診察したらびっくりするぜ。なんせアイツは――……って、これは会ってからのオタノシミかな?
OK,ミスター・郷田とも会う機会があったら声かけとくよ。健康診断がタダで受けられるとでも言っておけばついて来ると思うぜ。気さくな奴なんで万が一はねぇと思うが、腕力強いんで怒らせない事だけはおススメしとく。

(ロクデナシと自称する松庭に、軽く肩を竦め)自分の欠点を忠告できる奴の方が、理由なく自信満々にしてる奴よかよっぽど信頼に足るぜ。
……裏切られたら、そん時考えりゃいい。簡単な話さ。

じゃあな先生。また今度。
(世話になったお礼に頭を下げてから、診療所をあとにしようと歩き出す)
(ひらりひらり手を振って二人を見送って)

坊っちゃんが何であんな男と居るかはわからないけど……彼も坊っちゃんも大概に人がいいよねぇ
(裏切られたらその時考えればいい。甘い甘い期待にくらくらする。)

……さぁて、よく耐えてくれる玩具(患者)だったらいいなー
(ペタペタ靴を鳴らしながら定位置に戻る。室内にはそんな呟きだけが残った)
おいおい、マジか。
(診療所の目の前で紙切れ一枚を頼りに訪れた男が、入るか入るまいかを迷って葛藤している。唇から零れるのは重たいため息ばかりで、憂鬱げに眉を寄せた)
白衣だっつーから来てはみたが“医者だけは絶対に戻りたくない”って前に言った筈なんだがねぇ。

このままばっくれちまうのもテだが……。
(何だかんだでお節介なあの男だ。自分のほぼ全財産のような私有地まで引き合いに出して自分をここへ呼び出したという事は、お節介で紹介したのだろう。
縁もゆかりもない相手との賭けなら何とでも言って煙に巻くが――)
あぁ、くそ。今度会ったら店主サンにある事ない事吹き込んでやる。……ほとんど無い事になりそうだけどな。
(と悪態をつきながら診療所の扉を開けた)
ごめんくださーい。
診療所、診療所……あった。ここか。
ーー……あン?(家主との約束を守るため診療所の前まで来ると、馴染みのある小さなポニーテールを見つけた。挨拶代わりに引っ張ろうと手を伸ばす)
よぅサーティーン。お前が風邪なんて珍しいな。世も末か。
にょわっ!?な、びっ‥…くりした。なんでお前さんここにいるんだい?(ポニーテールをひっぱられて後ろへのけぞる。ヴァンと診療所との関係性が思いつかず眉間に皺を寄せ)
風邪じゃなくて俺は見学。そっちこそ、金欲しさについにモグリの医者でも始めたわけ?
(入り口の方から元気な声が聞こえる。患者ではないなら気にかける必要は無さそうだが、『迎え入れねば自分の印象が悪くなる』と感じ、のろのろ重たい腰を上げた)
(ペタペタ足音をさせて声のある方へ往くと見覚えのある男とない男がいた。)
やぁ、ベルナルド。どうしたの?震える手を切り落とす覚悟でもできた?
(などと本人なりの冗談で語りかけてから見覚えのない男の方をちらり見て)
君はー、……ベルナルドくんのオトモダチかな?
いらっしゃい。どういったご用件?
ははは。お前さんここ弱いのな。毎回引っ張ると変な声あげるし。(ちょいちょいと倒れない程度に引っ張って遊び始めると、家主の登場でようやく解放した)

切り落としてたまるか!手の震え以上に諸々に支障をきたすじゃねーか!?
前に話してた被験者のバイトをしに来た訳だ。

(十三については頭を掻いて)こっちに来てからの飲み友だ。見学に来たみたいだが、お前さんアポなしで来たのかい?
(仕事の件だと言われれば心底残念そうに)
なんだ、そっちかぁ。
仕事(それ)はそれでしっかりやって貰うとして、おまけで手を切り落とすのもやってあげるけどどう?
(などといいながら白衣のポケットからノートを取り出してめくる。今行えそうな治験の一覧のようだ。)
……まぁ、まずは軽くメディカルチェックするんだけどね。

で、ベルナルドくんの飲み友のきみは……あー、
もしかしてディープシーのお兄さんにハメられた子?
(自分の古い知り合いのツレが言っていた『助手』だろうか)
そりゃ普段触られたいとこ触られたらビックリするでしょーよ。ヴァンのえっちぃ
(呑気に笑っていたが、松庭の処方の話を聞くとキョトンとする)
うわぁ、おまけが超絶豪華ぁ。切断は麻酔を適量上手くまわせるかが勝負だから、医者の腕の見せ所でワクワクするよねぇ。
(そして、あろう事か松庭の危ない処方に乗っかるのだった。ふんわり緩い笑みを浮かべてすらいる)
ヴァンの手がドクターに切り落とされたらぁー、俺が作って付けたげよっか?義手。
共同作業って素晴らしいよネー。

…………はっは。ドクターも面白い事言うね。ハマってあげたのさ。それに勝ったのは晴明じゃなくて酒場の店主さんだし……だから負けてないし……。

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