雨宿りの片隅にあった、古ぼけた木箱。
『番犬の剣』とのみ読み取れる、怪しげな桃色の木箱。
オーナーのレイニー曰く「昔客が忘れていった」というその木箱の中には、世にも恐ろしい怨念を放つ何万もの『木の板』。
否、かつては『木の板』と呼ばれていたと言ったほうが正しいか。
精霊種が混沌世界に許容され、形を為すようになった頃、それは『ドミノ』という名を得ていた。

ドミノ。それは宿命を意味する名。
ドミノ。それは一つ並べれば『何をしようと決して崩れない』呪いの板。
ドミノ。それは『1d100をすることで指定の個数並べる』ことができる呪いの板。
ドミノ。それはその隣に並べればマッチだろうと爆弾だろうと味噌汁だろうと『なんでもドミノになる』呪いの板。

ドミノ。そして――『100個並べようとすると崩れる、賽の河原』。


ルール
1.100面ダイスを振ります
2.100以外なら、その数だけドミノを並べます。
3.100が出れば一つも並べることができず、全部倒れます。(リカがやる気出た時に集計します)
4.倒した人は今日の夕食担当。