ここはチャット代わりに使っていい場所よ。
普段の書庫以外でも話したいときとかに適当に使って頂戴。

――ほんとはね、アランを保護するのを優先していたつもりだった。
そのための方策を立てていたのだけど。アランが最初に倒れた。ヘイトコントロールが失敗した証拠よ。
それでも各個撃破、分断戦術。それでもその維持のために、回復二人がかりで私を支える羽目になった。
これは確かに勝利であり、想定の範囲内よ。
けれど最善ではなかった。
しかし最良ではあった。
何故か――誰も死ななかったからよ。
手をかけるかもしれなかった人間たちは既に死んでいて。私達は未来と、誇りを背負って戦えられた。怪物に犠牲になる命を背負ってね。
なんて――心地よい。