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文化保存ギルド

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【知識の砦の日誌5の月、月齢25】

この世界に来てから一番の充足感に私は包まれていた。
狙いすましたかのような魔力で作られた路との感応、アトのダウジングの応用による路の発掘。すべてが噛み合った結果見つかった遺跡への入り口は、私を図書館遺跡に導いた時に近い感動で満たしていた。

発見の後の記憶は少々朧気だが、水を浴びるように飲んで夜まで寝て今に至る。
文字通り二人揃って頭を冷やした今、主な問題点を列挙する
・遺跡入り口が砂に埋没していたこと
 これは文字通りの問題点だ。砂漠は天候によっては一晩で山のような砂が移動する。もし明日以降遺跡にアタックする場合、入りましたが砂に入り口を埋められましたでは話にならない。よって入り口周辺をどうにか固める必要がある。
・入り口を固めるのに使う時間、維持
 これも大きな問題だ。極地法であればここに数名の仲間を置いていくのだが、今回は二人。そして時期的に今を逃すと、秋まで挑戦は難しい。
 さりとて戻ったところで、遺跡の入口だけでなく、確たる利益がないと地獄の釜のような砂漠に調査隊や商隊が手を貸してくれると思えない。

 私達はまた決断を迫られている。帰り道を別の場所にあるだろうとたかをくくれるほど、私は楽観主義ではない。
 アトと相談を再開する――

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