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文化保存ギルド

雑多バインダー

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――吟遊詩人の真似事は苦手だけど、今宵ばかりは語りましょう。
私の知る限りのあの子の話を。

――ある日街角に現れた、妙ちくりんな詩人が一人。勝手に歌って何もねだらず、ぷかぷか笑って帰るのです。
おかしいね、そうかな。
でもそう思われるのも癪なので、旅人はお手紙一通送ったよ。詩人だって手紙が相手じゃ歌えない。
そんな詩人と旅人は、引潮満潮ずんどこずずず。北も南も砂漠も森も――ああ、もちろん海だって、行くよ進むよ星を見に。
だけど詩人と旅人は、お互い友達なんて思っちゃいなかったのです――。

「なんでだと思う?」
戦闘は老練→カリブルで削り、不条で確実に仕留める
縁に酒が飲めない子が多いからと、肴交換ということでジャーキーを差し出す
エマの話も聞きたい、ここ最近ご無沙汰してたんだから、積もる話は皆喜ぶでしょ
なるべく明るく、楽しく――
「それはね、お互いのことなんて見ちゃいなかったからよ」

――詩人と旅人は、竜が荒れ狂い、死病が満ちた海の上、初めて目と目を覗いたんだ。
お互いのことを見たら、なんてことない。お互いちっぽけな火を抱えた女の子でしかなかったのです。
二人はわんわん泣きました。怖いから、ううん、嬉しかったから。
流した涙が二人の心を満たす頃、二人はその海に挑んだのです。
そして一人は――今もうたわれる星となったのです。

「もう一人はどうなったかって? さぁ、旅人やってるんじゃない?」
案外勇者になったりしてたり、ね

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