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文化保存ギルド

薄暗い書庫

ルーム #1
書庫は日光はあまり良くないから、ランプを使ってね。
それと、飲食はここでは禁止よ。本を汚さないようにね。
つまり、後は雑談をするだけの場所ということ。

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ココの本は私が来た当初からちょくちょく読んでるわね。古い地理関係とか、国の歴史とか、とにかく雑多に詰め込まれてるから基礎知識(世界観、マニュアル)を知るにはちょうどよかったわ。あとは玄関近くの本棚は私が回収とか買ってきた本ね。異世界の本が流れ着くこともあるから暇なら読むと良いわ。
最近のおすすめは「僕とおじいちゃんと魔法の塔」ね。ヤポンの短編小説らしいのだけれど。祖父が儀式魔術で建てた魔法の塔で芸術家として孫が生活する、というなかなか斬新な切り口の小説よ。
……っていうかこの紙質と印刷の質で数百イェンって、ヤポンの技術力と生産力は底なしなの?怖いのだけれど。

まぁビジネスであればなおさらうまく使うでしょうね。不要なところは黙殺し、必要なところは大げさに。それにここに持ち主が顔を出さないのがある意味すべてを物語っているわね。

……(腹を押さえて)ありがと。大分痛みも引いてきたわ。本当に、イレギュラーズの体って頑丈よね。
とりあえず力仕事とかはナシだし、外もそう出歩かないし、無理もしないわ。街角でおしゃべりするのは許してね?

――感傷だけれど。今回の依頼は正直負けるかと思ったわ。策の練り方が不十分だったし、敵に有利な環境が揃いすぎてたからね。
あれが救済を求めない、ただ終わるその時まで戦い続ける戦士だったとしたら。勝つために手段を選ばない者だったら、負けていたでしょう。
ただそうじゃなかった。あれは本当に、救われたいのに救われなかった。ただの被害者だったのよ。強引でも、暴力的でも、侮辱的でも、幕引きをしなくてはいけなかった。
豊かな草原は毒をまかれ、枯れ野原になった。それに火を放てばどこまでも燃え広がる。
それを止めなくてはならなかった――。あの子もわかってた。だから私に「生きたかった」と吠えたのよ(その下手人に刺された下腹部を撫でながら)

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