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【偽シナ】彼女に最後に残るもの【リプレイ】

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【偽シナ】彼女に最後に残るもの
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【第三章 第一節】

●一つの旅の終わり

 王都に宝剣は返り。
 英雄達は各々の役目を終えた。
 あまりに簡単な冒険だっただろうか。
 けれどそれは、過程を無視しすぎている。
 ここに居るはずだった者がいる。
 例えばそれは、翼を持つ誰かだったかもしれない。もし居たならば、イーリンと王都の空を舞って、あっという間にひっくり返ってしまった世界の事を語らったかもしれない。
 例えばそれは、彼女に縁深い女だったかもしれない。もし居たならば、旅路の終わりを一緒に見つめるために、力を失っても立っていたかもしれない。

 結末は、誰が決めるものなのか。
 誰かが問うたなら、彼女はこう答えるだろう。
 皆が望んだから、そうなった。

 いつかどこかで絶望の未来があったとしても。それでもと芽吹く種を、人は希望と呼ぶだろう。
 二流のハッピーエンドを求めて、死に物狂いになったのだ。
 たとえ傍観者であっても、彼女には幸せであってほしいと願ったのだ。
 だから彼女は流れ星のように輝いて。
 そして、人として地に落ちた。


●旅の始まり

 その日、王都のあちこちでパンを焼く煙が昇る頃。イーリンは朝日を眺めていた。
 空からの王都の景色を楽しむように。
 あるいは、また離れる故郷を目に焼き付けるように。
 昨日飲んだ酒の味を思い出す。並んでいた顔を思い出す。
 絹糸のような紫の髪が風になびく。今なら星へ手が届くような心地よさ。
 それは、神の身ではなく人の身だからこそ覚える思い違い。人をどこまでも運んでいく風。
 遠く遠く、彼女の夢に響く潮騒。
 
 ああ、と彼女は笑う。

 私は、生きている。



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●MSコメント
 混沌世界に帰る時間が来ました。
 シナリオ内で最後の一日が始まります。
 皆さん自由に、王都でイーリンと、皆と思い出を作ってください。
 混沌に戻れば、またそれぞれの道が始まるのですから。

【成功条件】
・帰還の時間まで、各々好きなように過ごす


【ロケーション】
・光の国、王都内に限定されます。
・花園にも移動可能ですが、マーリンは呆れるでしょう。

【イーリンの状態について】
 背負い続けたものをやっと降ろすことができました。文字通り憑き物が取れたように穏やかになっていますが、本質は変わっていません。ご安心ください。
 王都に移動するまでに神の力を制御できるようになりました。カンソン村のようなジャブジャブパラダイスなんてことは起きないでしょう。
 ただ、季節外れの雪を降らせるとかそれくらいならやっちゃうかもしれません。

【勇者パーティについて】
 三人とも皆さんと打ち解けました。また混沌世界に戻る時も、見送りに来てくれるでしょう。

【マーリンについて】
 だからこれ以上つついても何も出ないから。やめたまえよ君たち。

【余談】
 ルール上参加できなかった人に向けてのメッセージもちょっとだけファンサしました。ご了承ください。
 これ以上やることがない場合はプレイングなしでも大丈夫です。


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●プレイングの送付について
・ラリーシナリオですが基本300文字で、イーリン・ジョーンズに手紙を送って下さい。
ただし、偽シナですのである程度融通できます。多少の文字数オーバーは構いません「のびのびと」書いて下さい。

・今回の締切は『2月20日23:59まで』とします。
・今回が最終章になります。

それでは、残りの旅をどうぞお楽しみください。

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