ギルドスレッド スレッドの一部のみを抽出して表示しています。 文化保存ギルド 【幕間】ココロ=Bliss=Solitude(p3p000323)へ 【流星の少女】 イーリン・ジョーンズ (p3p000854) [2023-03-11 16:33:31] ●2023年、3月上旬 オペに第一助手という人がいる。 執刀医の前に立ち、手術をサポートする医師のことだ。当然ながら、オペに対する知識、理解、技術、時には執刀医のミスを指摘し、チームの他のメンバーに指示を出すこともある。 その上で何よりも、執刀医が最大の能力を発揮できるように行動しなくてはならない。その役割の厳しさから、第二助手が居ることも不思議ではない。「貴方を私の副官として運用したい――」 騎兵隊において、副官という人がいる。 お師匠様の横に立ち、戦いをサポートする人のことだ。当然ながら「私へ助言と――」 作戦に対する知識、理解、技術、時には「入れ込んでいるときはたしなめストッパーとして動いて欲しい――」 チームの他のメンバーに「戦闘では当然治癒を。かなり忙しいしのはわかるけど――」 その上で何よりも――「頼めるかしら」 「お師匠様のため、なんでもいたしますよ」 第二副官を、この人は用意しない。 何よりも、私はそれを望まない。手抜かりなど、してあげませんから。 さあ、いつものように。ご機嫌伺いから始めさせて貰いますよ。――カルテなら読み慣れてるでしょって言って、全員分の資料を押し付けてくるのは、ちょっと困りますけど。<了> →詳細検索 キーワード キャラクターID 検索する キャラクターを選択してください。 « first ‹ prev 1 next › last » 戻る
オペに第一助手という人がいる。
執刀医の前に立ち、手術をサポートする医師のことだ。当然ながら、オペに対する知識、理解、技術、時には執刀医のミスを指摘し、チームの他のメンバーに指示を出すこともある。
その上で何よりも、執刀医が最大の能力を発揮できるように行動しなくてはならない。その役割の厳しさから、第二助手が居ることも不思議ではない。
「貴方を私の副官として運用したい――」
騎兵隊において、副官という人がいる。
お師匠様の横に立ち、戦いをサポートする人のことだ。当然ながら
「私へ助言と――」
作戦に対する知識、理解、技術、時には
「入れ込んでいるときはたしなめストッパーとして動いて欲しい――」
チームの他のメンバーに
「戦闘では当然治癒を。かなり忙しいしのはわかるけど――」
その上で何よりも――
「頼めるかしら」
「お師匠様のため、なんでもいたしますよ」
第二副官を、この人は用意しない。
何よりも、私はそれを望まない。手抜かりなど、してあげませんから。
さあ、いつものように。ご機嫌伺いから始めさせて貰いますよ。
――カルテなら読み慣れてるでしょって言って、全員分の資料を押し付けてくるのは、ちょっと困りますけど。
<了>